掟上今日子の旅行記のネタバレ感想と羽川翼の関係について考察しよう!

       

Last Updated on 2024年7月7日

私は掟上今日子。怪盗。一日ごとに記憶がリセットされる。

「さあ。エッフェル塔を盗みましょう、最速で!」

(引用元:西尾維新著『掟上今日子の旅行記』(講談社))

今回の掟上今日子さんは探偵から怪盗にジョブチェンジである。
どうしてこうなったのか。

時は遡り、例のごとく隠館厄介は首になっていた。
例のごとく冤罪だったので、旅行会社から退職金がわりにもらったフランス行きのチケット。
海外旅行である。

だが、厄介はフランスのはずだが、日本でよく見た白髪の女性を見かけてしまう。
いや、そうはならんやろ。
なんでここに今日子さんがいるのか?
別に実はこの2人が出来てて新婚旅行に来たとかではない。

あまりにも気になってストーカーする厄介は当然今日子さんに見つかってしまう。
そして、彼女は依頼で来たことを告げる。

その依頼内容は「怪盗淑女」なる人物が、あの「エッフェル塔」を盗むと予告状が出たためである。
エッフェル塔を盗む?馬鹿なことを言ってるんじゃあないよ。
ルパン三世でも無理だよ。

何故か例のごとくワトソン君のように助手に任命される厄介。
今日子さんはすでに飛行機の中でも全然寝ていない。
寝たら記憶がリセットされるからである。

前にもあった今日子さんを寝かさないようにするための仕事を任命された厄介だが…。
ホテルの部屋に戻った今日子さんが、ロビーに1時間も戻ってこない。
「既に」なのか?

ベッドですやすやで草。

記憶リセット確定!まあ、まだ推理開始してないしええか…。
一応今日子さんの腹に隠館厄介は忠実なる下僕みたいな文章が残ってるので、厄介を不審者と思うことはないだろう。
そう思った厄介だったが…?
スーツに着替えた今日子さんが再度厄介の前に現れた時、とんでもないことを口走ったのだった。

初めまして、怪盗の掟上今日子です

(引用元:西尾維新著『掟上今日子の旅行記』(講談社))

怪盗になってるーー!?

彼女の腕に本来書かれているのは以下である。

私は掟上今日子。

探偵。一日ごとに記憶がリセットされる。

しかし、こうなっていた。

私は掟上今日子。

怪盗。一日ごとに記憶がリセットされる。

自分のメモ絶対主義の今日子さんは自分が怪盗だと思いこんでしまったのである。
もう終わりだよこの名探偵。

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隠館厄介は掟上今日子を寝かさない。

どうやら今日子さんがスヤスヤの間に何者かに眠らされ、文字を書き換えられた模様。
筆跡を真似ても二文字だけならセーフという風習。
二文字だけ変えるという小賢しい手段だったのだ。

ぶっちゃけ、今日子さんが前にもやってた犯人の気持ちになって考えるってので自らやったと思われるだろうが、ガチで他に犯人がいる。
最後まで自分でやったんでしょ?どうせ。と思っていたがはずれだった。

おかげで完全に自分を怪盗だと思ってる精神異常者みたいになってしまった…。
まあ、どうやって忍び込んだとか、今日子さんを欺く筆跡をなんで書けるのかとか色々あるが…。
怪盗というのは便利な言葉で、怪盗というだけで怪盗ならそのくらいお茶の子さいさいや!という気にさせられてしまう。
犯人が怪盗って便利だなぁ。

なお、エッフェル塔を盗むに当たって、彼女には疑問があった。
なんでエッフェル塔を盗むことにしたのか?
その動機である。

そりゃあ、もともとアンタが盗むとか言い出したわけじゃあないんだからわかるわけがない。
そもそもあんなデカいエッフェル塔を盗むとか頭おかしい。
だが、これは逆に真犯人の怪盗の動機にも繋がるのである。

なお、このままではクライアントからファーストクラスの飛行機から、旅費、食事代をもらい至れり尽くせりの旅行が破綻する!
そもそもクライアント=怪盗なのでは?
そんな疑念が厄介に生まれる中、1日目が終了し…ついに盗むことになるのだが…?

なお、最終日はネギリジェの今日子さんの怪盗っぷりが見られる。

「今日は厄介さんが寝かさないんですよね?」

これをベッドでネグリジェで言われて1日目が終わってしまう。
この後誰も何もこのことに触れない。
ぶっちゃけ怪盗の正体とかよりも、この後何をしたのかを教えてほしいんですけどぉ。
この巻が終わったらそのことに触れない可能性が高すぎるじゃあないですか。

でも次の日はどう考えても厄介は何も変わってない。
あいつ童の者に違いないので、心の声ですら昨夜はお楽しみでしたね展開に触れないのはおかしい。
やったのか?やってないのか?どっちなんだい!

でも今日子さんが羽川さんなんだとしたら、なんか複雑な心境だね。
あの羽川さんを厄介なんかにアレをアレさせていいのだろうか?否。頃す。

エッフェル塔を盗み出す3つの方法

全ては仕組まれていた。
そもそも今日子さんと厄介がおフランスで偶然出会うなんてのがおかしい。
そうはならんやろと思ったのでは正解なのである。

そこから仕組まれていた。
なお、厄介が旅行会社を首になったのは仕組まれてない。
アイツのいつものアレである。

ついに、今日子さんの口から「エッフェル塔」を怪盗しちゃうぞ作戦が語られる。
それも3つの手段があるという。

  1. バラバラにして持ち出す
  2. イリュージョンで消す。

①エッフェル塔をポッケに入れれるくらいに解体して、こっそり持ち出していく作戦である。
当然、そのまんま持ち出したらいつか、なんかエッフェル塔少なくなってない?という疑問が生まれる。
なので、別のパーツに入れ替えることで、あたかも何も起こってないが怪盗してる作戦である。

なお、200年かかる模様。
却下…!!却下だ…!!!

②忘却怪盗の動機は未だに不明だが、盗んで何をしたいのか?
目的がないなら消しちゃえばいいじゃない。
手品みたいに消しちゃうって手段である。

これが厄介の心を打った!
みんなびっくりするけど、盗むに比べれば大分犯罪性は減る!これや!!

というわけで3つ目の「一人二役第三の大作戦」は不明になったのだ。
大声ではしゃいだことがまず、厄介の失敗。
そして、店で話してた2人だったが、この直後、今日子さんは店員にワインをぶっかけられてしまう。
ここで着替えるため、ブティックに行くことになる。

そこで番犬のごとく今日子さんの着替える前に陣取ってた厄介は消失するのだった。
彼に話しかけてきた日本人の爺さん…。
道を聞いただけかと思ったら、こいつが…怪盗淑女…!!

厄介の記憶は消失し、ジジイと食事をするという形に…。
この爺さんが厄介と今日子さんをフランスに引き合わせ、今日子さんのメモを怪盗に書き換え、今日子さんに賄賂でワインをぶっかけさせることで、ブティックにおびき寄せた…。

怪盗淑女こと「矍鑠(かくしゃく)伯爵」である。

矍鑠(かくしゃく)伯爵と一人二役第三の大作戦

こうして爺さんとお食事会することになった厄介。
矍鑠(かくしゃく)伯爵は、今日子さんを使ってエッフェル塔を盗み出す方法をご教授願いたかったのである。
紳士な風貌を見せる爺さんだが、女性を眠らせて、おいしいところだけ持ってくってのは紳士ではない。

だが、怪盗紳士はアイデアですら盗み出すとかそれっぽいことを言ってくる。
厄介ではレスバに勝てない…。
じゃあせめて動機を聞き出そうとする厄介。
爺さんのエッフェル塔が欲しい動機がわからなければ、そもそもバラバラにして持ち出すとか、消すとかでは解決しないのでは?

思った通りの結果になってしまった。
彼はエッフェル塔よりも、そのエッフェル塔を作った人物の想いに興味があった。
エッフェル塔は万博でのみ使用し、その後ぶっ壊す予定だったのだ。
しかし、これ電波塔で使えんじゃね?と、残すことになり、今ではフランスの代名詞になっている。

いや、そうはならんやろ…が爺さんの主張である。

そんな偶然はない。
僕はエッフェルのために盗むんやで~!!と主張する爺さん。
じゃあバラバラにして200年かけて怪盗するとか、イリュージョンでは解決しない。
このままでは激昂したジジイが今日子さんをしまつしたりしかねないのでは…?

そう思ったら、何故か横で第三案を提示する人物が…?
今日子さんがなぜここに要る!?

彼女が語る「一人二役第三の大作戦」とは!?
そして、彼女がフランスに来る気になった動機は、全部おごりとか、金払がいいとかではなく、本当に過去の自分をしる人物からの依頼だったからなのか?

自分以上に自分の過去に興味がない人はいない

そう語る今日子さんがエッフェル塔を消した(しょーもない)手段とは?

その辺が落ちですが、全部書くのもアレなのでこの辺までにします。

掟上今日子の旅行記から見る羽川翼の疑惑要素

  1. 掟上今日子はフランス語がペラペラである。
    これは天才委員長羽川さんなら造作もないことである。
  2. 自分以上に自分の過去に興味がない人はいない。
    そう語る今日子さんだが、なぜそう思うのか。
    矍鑠(かくしゃく)伯爵によると、今日子さんは厄介をパートナーにするのが、記憶がなくてもくせになってるらしい。
    記憶がなくても、あまり知りたいと思えない過去があることをしっているのでは?
    どこから記憶にあるのかは明確ではないが、羽川さんは家族構成が異常である。
    さらに失恋のアレとか、その後の海外の話とか、革命家になった件とか、自分の経歴を消すためにあの男の家でパンティを始末したりとか…。
    ろくな過去がないので、知りたくないと無意識に思ってるのでは?自分の経歴一回消してるってことも、記憶を知りたいと思えない一員になってるのかも。
    良い記憶もあると思うんですけどねぇ。
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