掟上今日子の設計図のネタバレ感想と羽川翼の関係について考察しよう!

       

Last Updated on 2024年7月7日

掟上今日子の設計図の序章あらすじ感想!『學藝員9010』の目的は掟上今日子!?

今日、町村市現代美術館を爆破する。タイムリミットは閉館時間の午後8時

頼む、警察でも探偵でもいい。この動画を見ているあなたでもいい、だれか私を止めてくれ。

(引用元:西尾維新著『掟上今日子の設計図』(講談社))

『學藝員9010』なる謎のユーチューバーからの爆破予告ッ!
いや、なんか撮り方雑だからユーチューバーではないのかもしれない。

都内の「何の変哲もない」立体駐車場が爆破されたのである。
さらに、「町村市現代美術館」を爆破するぞ!僕を止めてくれ!とのこと。
勝手にやめればいいやろがい!という気持ちになるが、『學藝員9010』の動機と心境を思うに、悲しく、そしてふつくしいエンドへと向かうことになる。

優良警部と原木巡査が監視カメラを見ても怪しい人物が写り込まない…。
ひょっとして車の持ち主なのではないか。
爆破した対象の車の持ち主なら監視カメラに爆弾を取り付ける図なんかいらない。
これは100%この猫背の巨人が犯人だね!

巨人…?
巨人というと2人思い当たるフシがあるが…やはりここはあの男の出番である。
冤罪王にオレはなるッ!!
ここは隠館厄介容疑者の出番なのだ。

探偵を呼ばせてください!

ここまではお約束であるが…?
実はこの『學藝員9010』は、掟上今日子を読んでもらうことは、設計図の序章にすぎなかった。
計画通り…冤罪王の車を爆破すれば呼ぶと思っていたよ。
最速の探偵を…!!

内心今日子さんを呼ぶかドキドキしてた『學藝員9010』なのだった。
呼んでくれなかったら、そこで試合終了だったのだから…。

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扉井あざな警部補こと「両犬あざな」登場!

厄介を完全に犯人と決めている優良警部。
こいつが犯人に違いない。僕でもそう思う。
これまでの話を読んでなければ、大統領の息子と思うことしか出来ない逮捕されては釈放される、圧倒的な巨人が犯人にしか見えないのである。

だが、今日子さんはすぐに厄介でないことは見抜いた。
明らかに予告動画のスキーウェアが汚れていたことから、車の下を這うように近づき爆弾をセットしたと見抜いた。
わからないのは、何故厄介の車に?この冤罪王に?
掟上今日子は報酬の延長にとして白バイをゲットする。白バイの限界速度を出しながら思考する。

ひょっとして、掟上今日子を呼び出すために厄介をねらったのではないか。

報酬が白バイ借りて白バイの限界速度を高速で出すという最速っぷりが素敵ですね。
後ろにいるラッキーと思わせて厄介は災難ですね。

そして、出会ったのは扉井あざな警部補。
別名「両犬あざな」。
盲導犬と火薬探査の専門犬であるゴールデンリトリバーのエクステとドーベルマンのマニキュアを相棒にする盲目の爆弾処理のエースであった。

一方、『學藝員9010』は困っていた。
爆発で死傷者を出す気はないのに、名物館長が美術館に立てこもり、警察と揉めていて全く避難しないのである。
扉井警部補も、現在展示中の動物剥製を目玉にした特別展のおかげで、愛犬が剥製に噛み付いたらどうするんや!と、館長から入場を拒絶されて入れなかった。

しかし、この後館長室に爆弾の偽物が仕掛けられているのが発見される。
このことから、美術館の関係者か、警察関係者以外に犯人はいないことになる。
そして、爆弾に書かれていた『9010』。

警察関係者のみが犯人を『9010』と呼んでいることから、警察関係者に違いない。
そして、扉井警部補が美術館の入り口で見張っていたため、これは「密室」と同義なのだ。

なお、學藝員9010が「9010」って書いたのは學藝員って書きづらいからである。
偶然、警察関係者であることがバレたのである。
過程は違うが、結果は警察関係者が犯人だった!

この時点で、今日子さんの推理が怪しいが、今回珍しく犯人に出し抜かれまくるのである。
例えば、今日子さんが犯人ではないと呼び出した4人。
隠館厄介、扉井警部補、優良警部、原木巡査…

犯人はこの中にいるのだから…。

掟上今日子の設計図の犯人は中盤で判明!爆弾の場所は?

犯人は、爆弾処理班のエース「両犬あざな」である。

彼女は見事、今日子さんを出し抜いた。
こんなのは初めて…でもないが、完膚なきまでに敗北と言っていい。

原木巡査が犯人で館長と姉弟だった!
そんな嘘に騙され、人気のない爆弾の隠し場所と今日子さんが予想した収蔵庫に向かったとき。
厄介は今日子さんを一人にしてしまう。
眠らされていた。厄介も同じく…。

2人は眠らされてそのままドカーンと始末されてしまうのか!?
しかし、男、隠館厄介は眠らない。
睡眠薬の量を間違えたのか?果たして真相は…?

なんとかスマホをゲットした厄介は、リセットされた今日子さんとともに脱出に成功するのだった。

なお、ここまでで後半に差し掛かったくらい。
犯人はわかったが、絶賛逃走中なのである。
しかも爆弾は見つからない!!

今日子さんの収蔵庫が怪しい推理の宛もハズれ…。
眠らされ…。
打つ手なしなのか!?

動機は掟上今日子への復讐?嘘だらけの状況に何が真実なのか…

両犬あざなの狙いは掟上今日子への復讐だった。
かつて、高校生による爆破事件で女子生徒をかばったことで失明した「両犬あざな」。
そのとき探偵として協力したのが掟上今日子であった。

そんな仮初の動機に全員が騙されていた。
あの掟上今日子ですら気づかなかった真相を隠館厄介が暴く。
なぜなら、この男は日常的に探偵を呼び出すのである。
両犬あざなですら、こんな短時間にバレるとは思ってなかった真相は…その事件の日は!この冤罪王が今日子さんを呼び出してたのだ!

悲しい話ではあるが、冤罪王が役に立った瞬間である。
じゃあ真の動機は…?

彼女の父は建築家であった。
最初に爆破した立体駐車場を設計したのは彼女の父である。
そして、その頑丈さは爆弾ごときでは崩れないことを証明していた。

一方、美術館は彼女の父が設計するはずだった建物。
バリアフリーもなってない迷路みたいなカス設計の美術館が同じ爆弾で木っ端微塵になったとしたら…?
この美術館の仕事を取れなくて、首になったアル中と化した父の仕事が正しいことの証明になる!

今日、町村市現代美術館を爆破する。タイムリミットは閉館時間の午後8時

つまり、彼女の目的は最初から美術品を盗むことでも、掟上今日子でもなかった。

そのまんま、町村市現代美術館を爆破することが目的だったのである。

そして、両犬あざなには強力者が警察内部にいたのである。
しかし、彼女は犯罪の協力していたことを知らない。
ただ、親友に状況を伝えてあげただけである。
爆弾処理のエースに教えていただけ。

そんな友人に最後に連絡を取った両犬あざなは、掟上今日子に最大のヒントを渡してしまう。

爆弾なんて美術館にはない。

嘘で塗り固められて、何が真実で何が嘘なのかわからないこの状況…。
掟上今日子はこの両犬あざなの言葉を戯言ではなく、真実と受け取ったのである。

爆弾は美術館に本当にないのですが、果たして両犬あざなはどうやって爆破するのか!?

掟上今日子敗北!?最後は運ゲーしかない

打つ手なしである。
残り時間はもう10分。
ついに真相に掟上今日子が気づいた。

だが、時すでに遅し。
もう彼女を止める時間は残されてない。

最後に掟上今日子は「運」に頼ったのである。
そして、人間の良心に頼った。
掟上今日子、隠館厄介、警察関係者が爆破寸前の美術館に残る中、両犬あざなは爆破のカウントダウンを開始する。

だが、爆破はしなかったのである。
彼女はかつて自分が視力とともに救った女子高生に、逆に思い留ませられた。
今回、確率を上げることしかなすすべなかった掟上今日子は運で勝利したのだった。

果たして両犬あざなはどう爆破しようとして、掟上今日子が人間の良心に期待した内容とは…?

掟上今日子の設計図のネタバレ感想のまとめ!

正直今までの話で一番おもしろかったですね。
ぼくは次の巻の話が一番見たいので、もうこの巻飛ばしてしまおうかと思ったのですが、一番おもしろかったですね。
飛ばさなくてよかったです。

これまでは、今日子さんは頭脳で犯人になんだかんだ勝ってきたわけです。
初めて、何度も敗北している。
最後なんて運ゲーで勝利を納めたものの、犯人が本気で殺しに来てたらジエンドだったのです。

色見本のときに敵認定したり、旅行記で怪盗にさせられたりということはありましが…。
なんだかんだで無敵の今日子さんでした。
しかし、今回ばかりはマジで負けてもおかしくなかったハラハラ感はかなりよかったですね。

そして、この話の結末はなんだかんだハッピーエンドとなっている。
例のごとく、大立ち回りして、厄介さん呼びまで今日子さんにさせるかっこよさを披露した隠館厄介は、冤罪にかけられて終わったのですが…。
今回は結構かっこよかったですね。

ひょっとして、かっこいい一面を見せた時に厄介さん呼びになってるな?
そして、ちょっとラブロマンス展開が起きてるな…。
今回も、厄介さん呼びになったらラブな感じの展開ありましたしね。

掟上今日子の設計図から見る羽川翼の疑惑要素

今回はもうこれ決まりでいいんじゃないの?
一番ヤバい次巻を前に確定シたくなっちゃう情報である。

「同じ服を着てるところを見たことがないどころじゃない」という発現を隠館厄介がする。
しかし、今日子さんの答えは

「その昔、一着も私服を持っていなかった」ことを教えるのである。
つまり、今二度同じ服を着ないのは、その頃の埋め合わせである。

その昔ということは、まだ記憶がある頃の話になる。
色見本で、ティーンエイジャーで考えていた暗号は覚えていたことが明らかになっている。
つまり、10代までは私服を持っていなかった。常に制服だったと言い換えることもできる。

一着も私服を持ってないと言えば羽川翼である。
物語シリーズのアニメを見てるとマジで制服しか着てない。
強いて言うならブラック羽川のときにパジャマか下着だったが、私服じゃない。

どう考えても羽川翼にしか聞こえない発言だが、「なんちゃって」みたいにごまかしていた。
逆に真実っぽいけどどうなんですかねぇ。

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