掟上今日子の鑑札票とは?いつもと話の内容が違いすぎる!
これは掟上今日子さんのベッドの真上の天井にペンキで何者かに書かれたメッセージである。
「お前は」ということは明らかに誰かから命令されている。
寝てしまうと記憶を失う今日子さんはこのメッセージを見て自分が掟上今日子と理解するのである。
そして、掟上今日子――またの名を、忘却探偵。
すべてを一日で忘れてしまう彼女は、事件を(ほぼ)即日解決する。
それはこれまでの12冊も変わらなかった。
もうルールと言っていいのである。
この13冊目「掟上今日子の鑑札票」だけは、そのルールが壊れてしまった。
忘却探偵が死んだ!?
さらに冒頭に書いた、天井に書かれた謎の文字。それを書いた人物がついに登場する…!
掟上今日子を探偵にした、背が低いから書くの大変で字がど下手くそになった謎の人物は…一体何ラギさんなんだ…。
1冊目の「掟上今日子の備忘録」から登場しており、最近では相棒となりつつあった「隠館厄介」は、何もしてないのに冤罪をかけられる冤罪王である。
そんな彼は「探偵を呼んでください!」と探偵に冤罪を回避してもらうのが日課である。
今回も、最速の探偵を呼び出し、最速で解決するはずだった。
しかし、スナイパーの疑いをかけられた彼の疑いが晴れそうだった瞬間…掟上今日子の脳天がライフルでぶち抜かれる。
…ん?スナイパー!?
これまで比較的、西尾先生の作品の中じゃあ現実的な感じでやってきたのに、スナイパーこと殺し屋が登場!?
脳天ぶち抜かれてから始まるってあかんやろ。
今回の話は、別作品に登場する「アイツ」の疑惑がある男が登場するからか、展開がいつもと違いすぎる…。
前回は美術館を爆破するだけであんなに騒いでたのに…。
ライフルに地雷に、戦車でビルを破壊するとかメチャクチャだよ~!
これはもはやミステリーではない。
掟上今日子の鑑札票のあらすじネタバレ感想
「掟上今日子の狙撃手」あらすじネタバレ感想!忘却探偵は死んだ
【悲報】隠館厄介、スナイパーに転職
当然冤罪なのだが、いまだかつて無いスナイパー扱いである。
SWATみたいなのに取り押さえられてて草。
総合病院の一室で入院中だった大企業の重役は、窓越しに続けて三回銃撃され、再度意識不明の重体となっていた。
その狙撃ポイントに居たのが、ようやく転職に成功した、高層ビルの建築現場で働いていた「隠館厄介」である。
なお、この一件で首になった模様。
「探偵を呼ばせてください!」
いつもの様に最速の探偵に解決してもらえそうだった瞬間…。
すでに、隠館さんがやったんでしょの体だったのだが、掟上今日子が狙撃される!
脳を貫通した今日子さんだが、何故か生きていて速攻で入院した次の日には普通に話している不死身具合であった。
だが、何かがおかしい。
「不可能犯罪ってなに?」「探偵?あの猫とか探すやつでしょ?」「っていうかあなたが私狙撃したんでしょ!早く逮捕されろ」
なんか言ってることが…いつもの最速の探偵ではない。
脳を撃ち抜かれたことで、掟上今日子はミステリーに関わる意味を消失したのであった。
僕も探偵って猫とか探すとか浮気調査する職業だと思っているが、この小説シリーズで掟上今日子がそれを言ったら全て終わりなんだよ!
しかし、あの日に掟上今日子は推理をほぼ完了していた。
掟上今日子はその日にしか記憶が保てない、一日で綺麗さっぱり忘れることが忘却探偵の条件である。
「タバコを窓を開けて吸ってたのではないか」あの日に掟上今日子がそう考えていたことを、現在の掟上今日子は思い出したのである。
つまり、探偵として謎解きを失った代わりに、掟上今日子は記憶をリセットする特殊な状況じゃなくなった。
探偵をすることが絶対できない普通の人間になったのである。
つまり、忘却探偵は死んだのである。
「掟上今日子の地雷原」あらすじネタバレ感想!地雷を踏む隠館厄介
もはや今日子さんは探偵としては無理や!
この男、隠館厄介が冤罪探偵としてすべてを解決する…!!
今日子さんを狙撃するなんて…こいつはメチャ許さんよなぁ!!
そこで、まずは狙撃ポイントとして隠館厄介が働いていた現場に戻ったのである。
だが、彼は地雷を踏んだのだ!!
普通日常では、地雷を踏んだというのは言っちゃあいけないことを言った時に使用される。
しかし、彼は物理的に仕掛けられた地雷を本当に踏んだ。
ファ!?この平和な日本の建設現場に地雷ィ!!?
隠館厄介は身動きが取れなくなった。
翌朝まで動けなかった。翌朝まで立ちっぱなしでいられるとは意外と男気がある。
何故スマホで助けを求めないのか?
圏外だったからである。というか、圏外にされている。
なんだこの敵は…今までとはレベルが違いすぎる。
完全にメルヘンやファンタジーのような…出る小説間違えてるんじゃないの?ってレベルの敵じゃないか!厄介だけでこんなのどうしようもないやろ。
圏外ならスマホに文章書いて外にぶん投げることしか出来ない。
しかし、そこに現れたのはファッショナブルな掟上今日子とは正反対のクソダサいパジャマを来た掟上今日子だった。
ポンコツになった今日子さんが来てもどうしようもない…。
そう思われたが、何故か今日子さんは靴ごと生コンで固めるという、手際いい手段で厄介を救ったのだった。
まるで、地雷への対処が初めてではないかのように…。
ぶっちゃけ頭おかしくなるくらいピンチなんですが、厄介くんの脳内が騒がしくて悲壮感がないのはとても読みやすいような、読みにくいような…。
「掟上今日子の自走砲」あらすじネタバレ感想!ホワイトバーチ登場!
掟上ビルディングは完璧なセキュリティなのである。
とりあえず今日子さんを連れて籠城すればスナイパーも何もできないだろう。
掟上ビルディングは既に木っ端微塵だった。
どうやら深夜に戦車が急に現れてビルを砲撃してぶっ壊した模様。
もはやトリックとかクソもない状況なのだが、砲撃後にその戦車は幽霊みたいに消えたらしい。
戦車の時点でオーバーキルなのにトリックまで使いやがって!許さねえ…隠館厄介をついに怒らせたな!
だが、スナイパーの目的は大企業の重役の殺害ではないことがはっきりした。
これは「掟上今日子」を狙っている。
重役は餌にされたのである。
しょうがない…帰宅だ!
しかし、ボロアパートに戻った厄介の前に謎の人物が…。部屋がめちゃくちゃだぁ。
謎の日系アメリカ人が彼の帰宅を迎えてくれたのである。
謎の男「ホワイトバーチ」は彼に衝撃の事実を告げる。
お前は今日から掟上今日子。探偵として生きていく
今日子さんのベッドの天井に書かれた、掟上今日子の始まりの文字。
それを書いたのはこの男なのである。
なお、別にこの男が犯人ではない。この小説では厄介の部屋を荒しただけである。
なんなんだこの思わせぶりな登場は…。
「掟上今日子の防空壕」あらすじネタバレ感想!里井有次先生再び!
ホワイトバーチによると、掟上今日子の記憶をホワイトホースとかいう犯人が呼び戻そうとしてるらしい。
かつての掟上今日子は戦争に関わる人物であった。
ホワイトバーチの言いぐさからグルーンベレーとかではないっぽいが、戦車とか出してくる上にFBIまで出張ってくる状況じゃあ厄介ではもう無理ぽ。
というわけで、ホワイトバーチのアドバイス通り逃亡をはかるしかない。
沖縄に逃げろ!
しかし、そこで出会ったのは、第一作「掟上今日子の備忘録」の「紹介します、今日子さん」で知り合った天才漫画家・里井有次先生であった。
なんかそんな話もあったような気がするレベルの初期キャラじゃないか。
彼女の発言「大自然の産物であるガマを防空壕とか野戦病院に改造」で厄介はあることに気づく。
あの破壊された掟上ビルディングに、掟上今日子が戦車で砲撃されることを想定しないなんてありえないという謎の信頼感に思い至った。
地下に防空壕さながらに仕掛けがあるのではないか…?
日帰り!日帰りで死地に戻るしか無い。
実際地下はあったのだが…そこに居たのは死体!?
そ、そうか!親切守とかいうこのビルの警備員か!うそやろ…親切…あんなに乗車券とかで楽しそうだったじゃないか。
しかし、そこに居たのはこの一連の事件の犯人「ホワイトホース」が死体に扮していたのである。
ん?そういえば親切はどこにいったんだ?誰も触れないけど…。
「掟上今日子の徴兵制」あらすじネタバレ感想!ホワイトホース登場!
待ち受けていたのは掟上今日子を狙撃(シュートヒムッ)したその犯人であった。
マムと掟上今日子を呼ぶ、元掟上今日子を崇拝する女にして、影武者「ホワイト・ホース」だった。
ギリースーツに身を包んだ彼女が語る掟上今日子の過去とは…?
そして掟上今日子を戦場に連れ戻すことが彼女の目的ではなかった。
ホワイトホースの本当の目的は、自信が掟上今日子に成り代わることであった。
隠館厄介がこの世とグッバイしかけたそのとき、彼を救ったのは…?
「掟上今日子の終戦日」あらすじネタバレ感想!忘却探偵の帰還
隠館厄介を救ったのは掟上今日子だった。
実は、彼女が好きなよく出てくるあの作者の小説をこっそり紺藤さんを通じて渡していた厄介。
地下室が本で埋まっていたように、掟上今日子は戦争ではなく、本で構成されていた。
忘れることを思い出した掟上今日子は忘却探偵として帰還したのだった。
あの場面から隠館厄介を救い、ホワイトホースを倒した裏技とは…?
ヒントはジョジョ6部の最後である。
ちょっと逆なところもあるが、時を加速しても無駄な攻撃をしかけちゃう今日子さんの正体はやはりあの人なのか?
それともただの似た人なのか?
例のごとく、かっこよかった厄介は今日子さんにアレしてもらっちゃうのだった。
ホワイト・バーチが阿良々木暦である疑惑とその理由!
この掟上今日子の鑑札票に出てくるホワイトバーチ捜査官が誰かに似てる。
物語シリーズの主人公である阿良々木暦に似てる。
ホワイトバーチは阿良々木暦の未来の姿なのでは疑惑である。
その理由は物語シリーズ「ファミリーシーズン戦物語」までで語ることができるのである。
ホワイトバーチは小男である
「ウェルカムホーム、ミスター・ヤッカイ」
白いスーツを纏った、ブロンドの小男が待ち構えていた
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 P106】
もうこの時点で無理やりアメリカンな雰囲気を出してるところがアホっぽい。
正直、戦車で「掟上ビルディングを破壊したのはコイツ!?」っていう疑惑があるから、逆に恐怖を感じる。
でも、破壊したのはこの男ではないとなると、急にアホっぽく見える。
このアホっぽい感じといえば阿良々木暦さんである。
そして、小男らしい。
阿良々木暦の身長は「165cm」である。
とても大きいとは言えない。
隠館厄介が2m近いこともあるだろうが、阿良々木暦であったら十分に小男である。
そして、終始、厄介をヤッカイ扱いするのもなんとなく阿良々木暦だとするとわかる。
何でコイツもう関係ないのに首突っ込んでくるんだ。
もう帰れよ…厄介なやつだなぁ。もうヤッカイって呼んでやるわ。みたいな内心が見える。
阿良々木暦が高校生のときに自らトラブルに、しかも女性関係、特に羽川翼関係は首突っ込みまくっていた。
これは同族嫌悪もあるのでは?
戦物語と掟上今日子の鑑札票の繋がり「FBI」
F・B・I。「C・I・Aじゃなくてがっかりさせたかな?ミスター・ヤッカイ」
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 P109】
阿良々木暦はFBIなのかというと、答えは正解である。
実はファミリーシーズン第一話の「戦物語」で彼はFBIになっている。
警察官になった阿良々木暦はFBIの研修に出向き、そこでヒットハンティングされている。
ホワイトバーチの意味は白樺派で阿良々木暦のアララギ派と対になっている?
Federal Bureau of Investigation。連邦捜査局のエージェント、ホワイトバーチだ
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 P110】
バーチ→樺
ホワイト・バーチ→白樺
白樺は木という意味以外に、20世紀初頭の日本における文学と思想の流派で「白樺派」という言葉がある。
この白樺派に対立していた流派が「アララギ派」となる。
つまり、ホワイトバーチの逆がアララギ(阿良々木)と読み取ることもできる。
なんでFBIに入って偽名使ってんだよ。
そもそも戦物語でFBIになったのに、阿良々木暦の名前で通してたジャマイカ。
という疑問もあるが、戦物語の最後で証人保護プログラムが阿良々木暦ファミリーに襲いかかると予告されている。
これにより身元の変更をしている可能性が高い。
がらりと名前を変えて、祭りの後の嵐が過ぎ去るのを気長に待たねばならない。
――だから今の僕達は、阿良々木暦でもなければ、戦場ヶ原ひたぎでも、阿良々木ひたぎでもない。
忍野忍でも、阿良々木忍でもない。
別姓であり、別名だ
(引用元:西尾維新著(講談社))【戦物語 P264】
このエピソードから見るにガラリとホワイト・バーチに名前を変えていてもおかしくないのである。
チャイルドマレスターといえば阿良々木暦ですよね
冤罪はつらいものだ。私もかつては友人からチャイルドマレスター扱いされたから、きみの気持ちはわかる
「それと一緒にされたくないな…」
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 P115】
チャイルドマレスター=子どもに性的虐待を行う大人。
冤罪王に同情しつつ、自分のかつての体験を語るホワイトバーチ。
彼はかつて性犯罪者な上に、ロリコンの冤罪を着せられていたのだ!しかも友人に!
あの冤罪王もかなりドン引きして一緒にされたくないほどの酷さである。
何故か正体が確定してないのに、冤罪じゃねーよあれは…とツッコミを入れたくなるのである。
かつて、阿良々木暦は幼女と童女と少女を引き連れていた。
幼女は相棒だし、童女は殺されるのでチャイルドマレスターしないだろう。
でもこの時点でチャイルドマレスター扱いされてもおかしくない。
むしろこの2人からロリコン扱いされている。斧乃木余接に至ってはロリコンのお兄ちゃんと言ってたことすらある。
というか、彼女、恩人、ド変態な後輩と様々な方からロリコン扱いである。
なお、なんでも知ってる完全無敵な上司には、上司そっくりな女優のエロ本を購入し、メチャクチャ引かれてるだけなのでセーフである。
やはり問題は少女のほうである。
八九寺真宵への壮絶なセクハラは有罪以外の何者でもない。
逮捕されろ。
その壮絶なセクハラにより、八九寺真宵も頭がおかしくなったのか、阿良々木暦が普通に話しかけてみたら以下のようなお言葉を投げかけている。
阿良々木さんからセクハラを取ったらミジンコしか残らない
これが一番阿良々木暦っぽいというか、こんなヤツあいつしかいないだろ。
なお、余物語では「児童虐待の専門家」という不名誉な冤罪称号を与えられている。
阿良々木くんは児童虐待の専門家だって……、そう老倉さんに聞いたんだけど、間違いないわよね?
(引用元:西尾維新著(講談社))【余物語 家住 羽衣】
大学の教授「家住 羽衣」にあることないこと阿良々木暦の悪口を言いまくってた老倉育とかいう幼馴染のせいである。
確かに化物語のヒロインはみんな大なり小なり虐待的なものはあったので、大体合ってる。
これにより、斧乃木余接から「児童虐待の専門家」扱いされてるので、ホワイトバーチが阿良々木暦だとすると、このセリフは合ってるのである。
なお、本編では戦場ヶ原ひたぎさんと赤ちゃんプレイをしてたり、忍野忍の肋骨で遊ぶのをやめるのに恋人と別れ話に発展したなど、羽川翼さんの三つ編みを隠しもてってクンカクンカしてたことを差し置いても、もう言い訳不可能である。
ホワイトバーチのワイフはツンデレ。阿良々木暦の嫁は戦場ヶ原ひたぎ(ツンデレ娘)
私のワイフなら、『勘違いしないでよね』と言うところだ
「既婚者とは意外である。しかも、ワイフはツンデレなのか?」
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 P119】
どうやら、ホワイトバーチは既婚者らしい。
そしてツンデレらしい。
忍野忍のあだ名として「ツンデレ娘」という愛称が存在する。
「戦場ヶ原ひたぎ」さんである。
そして、戦物語のラストで阿良々木暦は戦場ヶ原ひたぎをワイフにもらうのである。
わざわざツンデレ娘が嫁にいるキャラがいるのに、ホワイトバーチのワイフがツンデレ設定は、何か意味があるというか、もう段々隠す気なくなってきてるのである。
ホワイトバーチの娘は8歳。阿良々木暦の娘「忍野忍」も8歳(600歳)
八歳の娘だっているよ。
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 P119】
忍野忍の年齢は8歳である。
嘘である。本当は600歳超えである。
でも見た目は8歳である。
六歳未満の子供をクルマに乗せるときには、チャイルドシートの設置は必須だったはず――
ちなみに忍の外見は八歳児だ。
(引用元:西尾維新著(講談社))【余物語 阿良々木暦】
どうでもいいが、阿良々木暦は別に忍にチャイルドシートいらないのに、ギチギチで座ってる忍が見たいがために設置してる変態である。
でも阿良々木暦の娘じゃねえだろ忍は!
そう思われるかもしれないが、戦物語を読めばわかる。
あれは忍が阿良々木暦とファミリーになり、暦とひたぎの娘になるまでの小説なのだ。
戦物語のせいでもうこれ阿良々木暦=ホワイトバーチで確定でいいんじゃないか感がすごい。
ホワイトバーチは掟上今日子のファンクラブ会員
私は掟上今日子のことを知っている。彼女が掟上今日子になる以前からね。
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 P119】
掟上今日子が羽川翼で、ホワイトバーチが阿良々木暦ならそりゃあ知ってるだろう。
言うならば私は彼女のウォッチャーだ。ファンクラブの会員と言ってもいいね。
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 P119】
そして阿良々木暦は羽川翼に返せない恩を持っている。
『傷物語』で自殺しそうな状態だった阿良々木暦を救ったのは羽川翼である。
命の恩人なのは何年経っても変わらないはずである。
ガハラさん取って羽川を振ったけど彼女は高嶺の花なのだ。
ファンクラブ会員を名乗ってもおかしくないのである。
彼女を敬愛するファンクラブの会員が、誰しもホワイトを名乗るんだよ。
誰に言われたわけでもなく、自然にだ。
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 P119】
このエピソードは不明である。
適当なこと言ってる可能性もある。
もしかしたら、結物語以降のツバサ・ハネカワのファンクラブ会員というか同士はみんなホワイトを勝手に名乗っているのかもしれない。
ホワイトを名乗ってるのは髪の色だが、結局いつ真っ白になったんですかね?
結物語の挿絵だと黒と白がまばらになってますけど…。
掟上今日子の鑑札票のCMの声が阿良々木暦役の神谷浩史さん
掟上今日子のCMの声が羽川翼役の堀江由衣さんなのは知れ渡っている。
このせいで、掟上今日子=羽化翼疑惑が生まれたと言っても過言ではない。
しかし、掟上今日子の鑑札票のCMは堀江由衣さんバージョンだけではない。
阿良々木暦役の神谷浩史さんのバージョンがある。
このホワイトバーチ登場のタイミングでこのキャスティングはそういうことにしか見えない…。
掟上今日子の鑑札票から見る掟上今日子=羽川翼疑惑
なぜ忘れることを忘れたらファッションセンスがクソダサくなったのか?
なんか忘却探偵じゃなくなったら厄介なんかにダッセーと言われるくらいダサくなった今日子さん。
なぜそうなるのか?
ファッションセンスまで失われるってどういうことなのか。
掟上今日子は今までの本を読んでると、記憶がなくても経験が体に染み付いている点がある。
ファッションセンスも掟上今日子が培ってきた体験なんだろう。
しかし、探偵にまつわる部分を消失したのでその体験がなくなってしまった。
もし掟上今日子さんが、羽川翼だと仮定すると、私服を一着も持ってなかった頃に巻き戻るのではないですかね。
あの頃でもパジャマは一応持ってたので、パジャマを私服で着るという暴挙に出たと思われる。
地雷を初めて見た気がしない
掟上今日子はポンコツになった。
糞の役にも立たない。かわいいだけである。
そういう認識だった隠館厄介だが、何故か地雷の解決法を速攻で実施してくれた。
地雷を踏んで、もう万事休すなのを救ったのは元忘却探偵だったのである。
なんでこのポンコツが、こんな迅速に対処できたのか?
地雷を初めて見た気がしないという今日子さんは、かつて、戦争に関係していた人物であることに他ならないのである。
戦争に関係していた人物と言えば、直江津高校を卒業後のツバサ・ハネカワなのである。
そして、彼女がそう名乗るよりも前の時系列で、平和のために活動を行いNGOに参加して、地雷原を軍用車で走り回ったりしている情報がかつての同級生に知られている。
さらに余物語では地雷に特化していることもよくわかる。
私は今も委員長だよ。国際地雷撤去U-20委員会の
(引用元:西尾維新著(講談社))【余物語 羽川翼】
19歳の時点で地雷委員長と呼ばれていたらしい。
掟上今日子は忘却が制限なのではなく、探偵が制限なのだ。
掟上今日子は忘却が制限なのではなく、探偵が制限なのだ。
ホワイトバーチのセリフである。
一種の「証人保護プログラム」で保護されている。
つまり、戦物語の最後で語られた阿良々木ファミリーと同じ状態である。
そして、なぜ忘却は制限ではないのか?
1日で忘れることなどあの羽川翼が正体であればさほど問題ではないということだろう。
他の人間なら掟上今日子のような状態には絶対にならない。
あの頭脳があれば1日しか記憶力がもたないくらいで足かせにならないと言いたいと思われる。
むしろ制限をかけたのは「探偵」であるというのは、そうでもなければ「戦争の救済」に世界中飛び回ってた頃の羽川翼に戻りかねないからだろう。
目的が「戦争の救済」だったのを「探偵」に変えたのである。
知っていることを、知っているだけ―ついにあのセリフまで登場する
それは彼女にとって、謎でさえない自明なのだから――
ホワイトバーチは、掟上ビルディングを戦車でぶっ壊して、そのまま戦車は幽霊のように消え去った現象は、今日子さんに聞けば解決できるという。
記憶がない上に、推理もできないあのポンコツ状態で何ができるっていうのか?
しかし、謎を解くことはできなくても、最初っから知ってることを話すだけならどうだろうか?
知っていることを、知っているだけ
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 p131】
知ってることを知ってるだけ1ページ半くらい語りだす掟上今日子がそこにいた。
そう、これは推理でもなんでもない。
知っていることを知っているだけ話しただけなのである。
上記は隠館厄介のセリフだが…。
なんでもは知らないわよ。知っていることだけ。
明らかに阿良々木暦にだけ言う、この羽川翼のセリフにそっくりすぎる状況なのである。
セリフも絶対被せてきてる感ある。
ホワイトホースが語る掟上今日子の過去は戦争をなくそうとした女の子の話
ホワイトホースが語るマムの半生。
彼女が語った内容はどっかで聞いたことがある感じだった。
殺人事件を解決するように。戦争を解決しようと挑んだんだから。
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 p197】世界から戦争なんてなくなればいいと、心から祈る女の子だった。
そして祈るだけでなく、それを実行に移した。十八歳のときに
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 p201】当時世界にあった戦争の約半分を、わずか数年で、マムは相殺させた
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 p202】
結物語で語られている内容として、23歳になる頃の羽川翼は、革命家「ツバサ・ハネカワ」として世界的に知られていた。
現代のジャンヌ・ダルクとまで言われている。
彼女は、世界中の紛争地域にふらっと現れては片っ端から和平協定を結ばせ、何十本もの国境線を消している。
まるで探偵が殺人事件を掟上今日子の乗車券みたいに、営業に行って解決するように戦争を解決している。
そのため、世界の救世主と呼ばれていたのである。
そして、これを実行に移したのは高校卒業後に世界に飛び立ってからである。
つまり18歳から。
だが、ホワイトホースの話では、戦争は金になるので敵も多かったと語られている。
国際犯罪者のような扱いを受けているとも結物語にかかれているので話の内容は合っている。
もうなんか、結物語の補足みたいに見えてきた。
掟上今日子の鑑札票の『伝書鳩のレース』の意味と裏表紙の伝書鳩
そして付録のこの厄介のオチ。
半年後、里井有次先生の新作『伝書鳩のレース』が発表された。
言っていた通り、嫌なことが何ひとつ起こらない、ゆるふわな学園コメディだった―ただし、学園の外では百年以上戦争が続いているという世界観だ。
目を背けたくなるような虐殺と空爆の中、嫌なことが何ひとつ起こらず、笑顔を絶やさず、平和に暮らす子供達。
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 p246】
なぜこれを書いたのか。
この『伝書鳩のレース』は嫌なことから目をそらしているキャラの話らしい。
特にその嫌なことは百年以上戦争が続いているという世界観。
つまり、掟上今日子は忘却探偵になることによって、戦争から目を逸している。
逸らさせられていることの比喩なのでは?
特に伝書鳩は誰かを連想させる。
川→鳩は川が好き
翼→鳩には翼がある
しかも裏表紙に白い伝書鳩がいる。
白といえば掟上今日子と羽川翼の髪の色なのである。
ホワイト・ホースは掟上今日子こと羽川翼の影武者!?
赤の他人だぜ。白の他人かね。いわばそっくりさんだ。
それを買われて、俺はありし日、マムの影武者をやってた――
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 p188】
ホワイトホースは掟上今日子と瓜二つらしい。
その昔、地図にない国に居た彼女はその影武者っぷりを買われたのである。
さすがに羽川翼に影武者なんてしないだろう。
ブラック羽川はあれは本人に取り憑いてるのでノーカンである。
だが、実は居たとも考えられる。主人公がそう言ってるエピソードが存在する。
結物語では、過去を消すために阿良々木暦の前にツバサ・ハネカワが姿を表す。
ついでに勧誘までされるがお断りしている。
そして阿良々木暦は、あの羽川翼は偽物だと予想している。
正直この掟上今日子の鑑札票を見るまで、いや、話の感じからあれは本人やろ。阿良々木くんは羽川さんが決別してくるなんて思いたくないんだろうなぁと思ってたのですが…。
あれ、ホワイトホースかもな?
相変わらず、余計な真似をしてくれるFBI捜査官だ
ホワイトバーチの方は、ホワイトホースなんて会ったこともないらしい。
でも上記のセリフから、ホワイトホースさんサイドはものすごく知ってそうなんですが。
影武者をするということは、羽川翼を知る必要がある。
掟上今日子になりきるために、隠館厄介に今日子さんの事件を聞いたように、物語シリーズの話を羽川翼から聞かされてる可能性は高い。
ってことは、当然登場人物の中心は阿良々木暦になる。
そして結物語では、やはり本人が行こうとしたんじゃないだろうか?
そもそも阿良々木暦と決別しようとするまでに本物と影武者で色々あったんじゃないだろうか?
その阿良々木暦との思い出が「余計な真似」と表現している気がする。
明らかに結物語の時点では強い執着を阿良々木暦に持っていた。
なので本人に見えるのだが…。
影武者だとしたら、逆にマムの気持ちを理解しているのと、阿良々木暦への嫉妬からの強い執着を阿良々木暦に語っていたとも見えなくはない。
そして、向こうは会ったこと無いと思ってることが「おめでたい」と言ってる。
やはり、結物語のツバサ・ハネカワはホワイトホースなんじゃないですかね?
あいつまだあのときのツバサハネカワは俺だって特定してねえのかよ…と思ってるので「おめでたい」と思っているのかもしれない。
まあ、どのみち護衛されてたハネカワと、パンティ回収隊のハネカワ両方来日してたのは確実なので、どっちかはホワイトホースだったってことですかね。
ホワイトホースが尾道に行った理由
隠館厄介の沖縄での戦争体験へのダメ出しをするホワイトホース。
自分は広島の平和記念公園にまで行ってるマウントである。
それはいいが、何故か尾道にまで行ったらしい。
尾道になんで行ったのか。
尾道といえばアレである。
猫の街。「猫の細道」
猫といえば羽川翼。
そしてホワイトホースは影武者で脳の構造までそっくりさんなのである。
猫好きってところも一緒なのかもしれないし、掟上今日子の影武者というよりも、羽川翼の影武者感が強い。
でも、掟上今日子もネコ好きなエピソードがいくつかあるので断定はできないですねぇ。
掟上今日子が羽川翼なら胸の大きさがおかしいやろがい
おっぱいは重要だぞ…。
あのおっぱいは羽川さんのトレードマークじゃないか。
表紙の掟上今日子さんはどう見ても足りない。
じゃあちゃうかー。ここまで書いてきておいて最大の難問なのか?
だが、結物語ではおっぱいが縮んだと言われている…。
下手したら阿良々木暦が「僕が羽川を見間違えるはず無いからアイツ影武者!」とか言ってたのはおっぱいのせいなんじゃないだろな。
しかし、本当に羽川翼の胸が縮んでたのなら、逆に縮んでから、ホワイトホースを影武者にしたのだろう。
だって掟上今日子とうり二つってことは、大きさもそういうことだろう。
ジョジョリオンでも東方家の女は16をすぎると段々縮むらしいしな。
掟上今日子の鑑札票の帯から見る「100%趣味で忘れた小説です」の意味
『化物語』は趣味で書かれている。
化物語下巻ではこう書かれている。
この『化物語』は百パーセント趣味で書かれた小説です。仕事的要素は微塵もありません。
そして、今回の忘却探偵シリーズの帯にだけこう書かれている。
100%趣味で忘れた小説です(猫の手マーク)
物語シリーズでは表紙に書かれるお決まりのこの文言と猫の手マークをわざわざ書いてる時点で、物語シリーズの延長として趣味で書いたと言っているとも取れる。
物語シリーズの延長で「忘れた」という文言を足すことで、忘却探偵シリーズ+物語シリーズになってることをさり気なく示唆してるように見える。
猫の手ついてるし…。
逆に言うと、それっぽいことしか書かれないので、掟上今日子=羽川翼を明言する気はないのかもしれない。
掟上今日子の鑑札票の西尾維新先生のあとがきに書かれた「あの人」って誰?
そんなつもりはなかったのに、まさかあの人が登場することになるなんて……
結果的には、原点に立ち帰る、より特別な長編を書き下ろせた
そんな感じで本書は百パーセント趣味で忘れた小説です。
ベッドの上の文字を久々に思い出したとか言っている。
このことから1巻の「掟上今日子の備忘録」に戻ってみると取れますね。
「あの人」はその1巻に載ってる第二話「紹介します、今日子さん」以来の登場である「里井有次先生」のことを指している。
でも、百パーセント趣味で忘れた小説の部分が気になる。
前述したように、これは物語シリーズの文言である。
「里井有次先生」と見せかけて「ホワイトバーチ」のことを言ってる気もする。
「里井有次先生」だと、まさかあの人が登場することになるなんて……がもう二度と登場しないと自分でも思ってたという意味合いだし。
「ホワイトバーチ」だと、あの阿良々木暦を忘却探偵シリーズに出すことにまさかなるなんてね…とも取れるのである。
僕としては後者であってほしいですけど、絶対答えはわからないですね。
掟上今日子の鑑札票で未解決の謎
掟上今日子の鑑札票でもよくわかってない謎は残っていますね。
誰が掟上今日子を撃って忘却探偵にしたのか?
今回ライフルで狙撃された今日子さん。
実はこれはニ回目の狙撃であった。
1回目は忘却探偵にさせられたとき。
そもそも射撃されて、記憶を失うとか、同じ箇所を撃ったら忘却探偵じゃなくなって探偵関連を思考停止させられるとか、脳をなんだと思ってんだと言う感じではあるが、一体1回目は誰が撃ったのか?
まずホワイトバーチが撃ったわけではないらしい。
そりゃあ阿良々木暦の腕じゃあそんなことはできないだろう。
そもそも阿良々木暦が羽川翼を撃てるわけがない。
じゃあホワイトホースかと言えばそれも違う。
むしろ影武者として死ぬはずが、マムが撃たれてしまったらしい。
戦争を潰していたマムを恨んだ戦争をカネにする奴らに殺られたとのこと。
だがホワイトホースの言い草だと、その場にいなかったっぽい。
そして、厄介は自分で撃ったんじゃねーの?と予想している。
結局誰が忘却探偵を産んだのかは経緯不明である。
いつから忘却探偵は25歳なのか?
腕のメモにはいつも「25歳」と書かれている。
親切守も、あれって絶対25歳から更新されてないだろと思っている。
そして物語シリーズでは、結物語の時点で阿良々木暦は23歳、戦物語時点で、高校生の時忍と会ってから6年見てないと戦場ヶ原さんが言ってるので、24、5歳。
羽川翼が掟上今日子になったのは、おそらく25歳。
居つ書かれたメモかもわからないのに、年齢が更新されないだろう。
つまり羽川翼が掟上今日子だった場合、戦物語の直後に忘却探偵が生まれる事件が発生するんじゃないですかね。
でも今の今日子さんが何歳かは不明である。
でも厄介が25歳でホワイトバーチとも、掟上今日子とも年齢変わらなそうということは…。
あんまり忘却探偵になってから年齢は変わってないというかまだ25歳なのかもしれない。
あの…親切守ってどうなったんですかね?あいつ戦車にぶち殺されてない?
凄く気になっているんですけど親切守ってどうなったんですかね?
誰も触れないんですけど?
隠館厄介に次ぐ登場回数なんですけど!?
掟上ビルディングは木っ端微塵に焼け野原にされたんですが…。
親切くんは、今日子さんの警備員としてあのビルディングで住み込みで働いているのだ。
いや、働いていたのだ。
住居木っ端微塵にされてるんですけど?
っていうかその砲撃時に居たのでは?
なんで厄介は微塵も触れないんだ…。あの檻の中で交わした熱い会話を忘れたか!まあその会話の小説はお蔵入りっぽいが。
ぶっちゃけ地下室でぶっ倒れてた死体はホワイトホースじゃなくて親切くんかと思っちゃった。
ホワイトバーチの髪の色がブロンド(金髪)の謎
ブロンドだから阿良々木暦じゃないというよりも、ブロンドせざるを得なかった阿良々木暦という可能性も高い。
つばさスリーピングでは、囮物語とかいうラスボスのせいで阿良々木暦は吸血鬼に近くなっていた。
その影響で、傷物語で阿良々木暦(吸血鬼の姿)に治療してもらった羽川翼は金髪、金眼の吸血鬼状態になったことがある。
そして戦物語では、妻の会社が恐慌の影響を受けた際に、何か禁じ手を使ったらしい。
この時点の阿良々木暦の禁じ手というと、吸血鬼化である。
吸血鬼化したら臥煙さんやら影縫さんやらにぶっ殺されかねない。
アイツやったんじゃないですかね?
それで、つばさスリーピングの如く、金髪になったのでは。
もしかしたらグラサンをかけてるのでわからないが、金眼なのかも?
ファミリーシーズンに翼物語がありそう
これはホワイトホースのセリフである。
名探偵……、はっ。こんなものに、マムはなりたかったのかね?よくわからん。
ファミリーを見捨てて、俺にすべてを押し付けて、世界平和をないがしろにしてまでなりたかったのは、こんな安っぽいヒーローなのかよ?
(引用元:西尾維新著(講談社))【掟上今日子の鑑札票 p192】
なんで名探偵になりたかったんだよマムはと意味不明なホースさん。
かつてのファミリーを捨ててまでなることかよとおっしゃられているのである。
ファミリーがあった頃のエピソードは忘却探偵シリーズではメインにならないだろう。
今後も語られはするだろうけど、探偵してない頃の話をするのは忘却探偵シリーズになってない気がする。
なので、もし掟上今日子=羽川翼だとすると、そのホワイトホースのファミリーが物語シリーズで語られるのではないか。
実は物語シリーズでは何冊か登場人物のキャラクター名がタイトルになってる。
- 暦物語
阿良々木暦(ファイナルシーズン2作目) - 撫物語
千石撫子(オフシーズン3作目) - 忍物語
忍野忍(モンスターシーズン1作目) - 宵物語
八九寺真宵(モンスターシーズン2作目) - 余物語
斧乃木余接(モンスターシーズン3作目) - 扇物語
忍野扇(モンスターシーズン4作目) - 死物語(上)
デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスター(モンスターシーズン5作目) - 戦物語
戦場ヶ原ひたぎ(ファミリーシーズン1作目)
予定では次は「接物語」らしい。
ガン無視される可能性がいつもどおりあるが、そうらしい。
なんで余物語があるのに、斧乃木余接ちゃんだけ2冊目なのかはよくわからんが、そうらしい。
こうなると残りは…
- 翼物語?
羽川翼 - 神物語?
神原駿河 - 育物語?
老倉育 - 火物語?
阿良々木火憐 - 月物語?
阿良々木月火
影縫さんは余接とタイトル被るし、臥煙さんはまあええやろ。
このあたりになる気がする。
もし翼物語or羽物語があるとしたら、最終巻かファミリーシーズンの最終巻に持って来る気がしますね。
内容は、掟上今日子さんになるまでの「ツバサ・ハネカワ」で、ホワイトバーチも出てくるとかの可能性すらあるかもしれない。
掟上今日子の鑑札票とは?もうあの頃には戻れないだろ常識的に考えて…これまでと違う点…。いきなり海外である。それもニューヨーク。かつておフランスに行ったことはあるが、あれは旅行である。拠点が移ってる…!!まあ前回爆破されて木っ端微[…]