「恥知らずのパープルヘイズ」をネタバレありでラストまで感想書いた

”裏切り者”(フーゴ)が辿る運命とは。

ついに…!発売日(2011年9月16日)がきました!
“VS JOJO”第1弾!!
上遠野浩平vsGIOGIO
『恥知らずのパープルヘイズ』ージョジョの奇妙な冒険よりー

そう…。「たまたま」休暇を取得していた私。
駅前の本屋に買いにいったのですが、なんといきなりないッ!ば、馬鹿なッ!!売り切れだとォ!?

『買い物して来い』って、命令…………『未』完了…………

と思い再起不能(リタイア)しかけましたが、
黄金の精神によりなんとか堪えました。
そして、『自由が丘』のブックファーストまで自転車を走らせました。

何よりも『困難で』…………
『幸運』なくしては、近づけない道のりだった………
この小説に近づくという道のりがな……。

画像

3冊だけあったぜ!今日休みじゃなかったら買えなかったんじゃあないのか?
ブルっちまう現実だぜッ!
ついでにマックで購読も完了!

というわけで、今回もレビューというか感想というかを書きなぐります。
ネタバレ注意ッ!

これは、一歩を踏み出すことができない者たちの物語――。

あのとき、仲間と決別したとき、フーゴは何を考えていたのか。
あのときのナランチャが叫んでいたのはどういうことなのか。
モヤモヤした感じで生きてきた「パンナコッタ・フーゴ」

ついに、半年ぶりに奴が彼の前に現れてしまう。

パッショーネのNo3ッ!!ミスター・ワキガ!!
…間違えた。

イルーゾォと戦っていたら恐ろしいことになっていたであろう「グイード・ミスタ」登場!

「4」キチガイは未だ健在です。
No2は「ポルナレフ」でいいよ。2と2を掛けあわせたら「4」になるだろ?とか言ってた。こいつ頭おかしい。

彼の言いたいことは一つ。

「なあフーゴ、おまえ今、どう思っているんだ?」

組織に戻るのか、戻らないのか。戻らなければ死。
パープルヘイズの射程距離の外から問いかけるミスタ。

「ぼくは<パッショーネ>を裏切ったことは一度もない。違うかい、ミスタ」

こうして、パッショーネに従う形になったフーゴは、
現在のパッショーネのボスである「ジョルノ・ジョバァーナ」に従い、
ジョルノともう一人。今は亡き、最高のイケメンオカッパ幹部である「ブローノ・ブチャラティ」の仇敵。
麻薬チームと対立することになりました。

ブチャラティは死んだ!もういない!
彼は別れ際に、何故元ボス…。もはや最強のネタキャラと化した「ディアボロ」の娘。「トリッシュ・ウナ」のためにパッショーネを裏切ったのか。
なんで世間一般ではフーゴが裏切った空気になっているのか。
あのとき、「ナランチャ・ギルガ」が言っていた「トリッシュは俺」の意味を知ることができるのか。

そして、麻薬チームの目的…「石仮面」とはなんなのか。

これはそんなフーゴが、影キャラから「覚悟」を持ったメインキャラに昇格するための物語――!!

ん?

は?石仮面!?
石仮面がでてきたぞおい!!

麻薬チームの目的である「ルドルフォン・シュトロハイム」率いるナチスが研究していた石仮面。
まさかの1部or2部ネタだとッ!

これを手に入れることで、麻薬チームでジョルノに超要注意人物扱いされてるスタンド使い。
「マッシモ・ヴォルヴペ」
のスタンド「マニック・デプレッション」を強化できるらしい。
このスタンド能力は「麻薬を生み出す」スタンド。

ディアボロはかつて、この男を使って無限の麻薬精製していたらしいです。
ディアボロとは関係ないところで「麻薬」を作らせる。
「リゾット・ネエロ」たちは麻薬の謎を知るためボスを追う。
つまり…「暗殺チーム」は無駄足の形になるな…。

さらに生み出した麻薬で自身をチート強化できるスタンド。
持続性がないので石仮面で完全体となるのだッ!まさに「世界を支配する」スタンドッ!!

いや、劣化「DIO様」じゃねえか。

ちなみに石仮面はこの男は手にできないまま、ジョルノの刺客。「ムーロロ」に阻止される形になります。

53人のトランプを操るスタンド「オール・アロング・ウォッチタワー」に為す術がない麻薬チーム。
ジョルノが直接破壊すると…因縁がありすぎて「スピードワゴン財団」とか「空条承太郎」にいらぬ警戒をされていまうとか。

ジョルノはもうジョースター家と親父の因縁を知ってるのか。
確かにその辺、「ジョセフジョースター」から聞いたポルナレフが教えてるかもしれん。
その辺の話も見たかったですね。

そして、マッシモvsフーゴの超決戦!

「どう猛」!それは……
『爆発するかのように襲い…そして消える時は、嵐のように立ち去る』……

あのディアボロをも余裕で葬り去れそうなチートスタンド「パープルヘイズ」のウイルスが成長する!!

「パープル・ヘイズ・ディストーション」

破壊力A
スピードB
射程距離C→E
持続力E
精密動作性E→C
成長性B→?

任務完了!

と、まあ終始本当に主人公していたフーゴ。
彼はただのゲス野郎の心をしていない。ダイヤモンドのように固い決意をもつ「気高さ」を持つ、覚悟を持った目に成長しました。

ド低脳のナランチャでもわかっていたことを彼は半年遅れて理解した。

「シーラEは……ぼくだ。彼女の怒りは、ぼくの怒りだ……!」

か、かっけー!
え?「シーラE」って誰だよ腐れ脳みそが!って?それは実際に読んでください。

ちなみに、フーゴの成長を語るにあたって、ジョジョの奇妙な冒険第5部本編では語られなかった補足の内容が結構語られてましたのでそれについてもちょっぴり語ります。

1.ジョルノがパッショーネのボス。

引きこもりのコミュ障だったディアボロがヘタレたので、パッショーネ乗っ取ってます。
いきなり顔出して、「俺がパッショーネだ」とか世間に公開してました。
こ、こいつ…。こいつには、やると言ったらやる………
『スゴ味』があったッ!

すごいよ。
みんな「ジョルノ様」って敬ってるからね。
親父の再来ですな。ある意味悪の救世主だし。

ジョルノのその後は見たかったので普通にうれしいです。

2.暗殺チームの補足

新キャラの「カンノーロ・ムーロロ」。
実は5部の裏で超暗躍してました。

「輪切りのソルベ」「ジェラート」のホモコンビに情報渡した。

・変態野郎の「メローネ」が取得し、根堀葉堀キチガイ「ギアッチョ」が手にした写真を復元した。
ミスタ「あのときはまいったぜ」

こいつできるな。

3.フーゴとブチャラティ

そう言われて見れば語られてなかったフーゴとブチャラティの出会い。
わけわからんところで切れるフーゴは、殺人に戸惑わないことをブチャラティは見抜いていた。
自分の味方であるおばあちゃんが死んだことを「侮辱」された際、
百科事典で大学教授をブチのめしたフーゴに同じ匂いを感じたそうな。

ミスタと同じパターンだな。

4.フーゴとアバッキオ

「レオーネ・アバッキオ」をチームに引きこむ役を担ったのはフーゴ。
フーゴのおかげでジョルノはアバ茶を飲めたのだ!
アバッキオのチーム入りの理由は、フーゴが自分と同じ目をしてるのに自信満々だから。
その理由を知るために入団したそうな。

5.フーゴとナランチャ

「こいつにスパゲティを食わしてやりたいんですが、かまいませんね!!」
のその後。

「甘ったれた事言ってんじゃあねーぞッ!このクソガキがッ!
もう一ペン同じ事をぬかしやがったら、てめーをブン殴るッ!」

とブチャラティに説教されたナランチャは、フーゴにお願いするハメに。

初っ端から馬鹿扱いされるナランチャ。
このコンビは結構好きです。

6.マッシモの兄

麻薬を生み出し健康を害するスタンド使い「マッシモ」。
実は兄がいたそうな。
兄のスタンドは弟の逆で健康にするスタンド。
その兄は地球の裏側の日本のド田舎でレストランを開いています。
しかも今度フィギュア化されるらしいです。そりゃすごい。

しかし…。敬語じゃない「トニオさん」には違和感を感じますね。

7.ペリーコロ―その誇り高き血統―

ペリーコロさんきたああああああああああ!!
いや、実際にはその息子ですが。
ボスに忠誠を誓う心は健在です。
親父はヘタレに忠誠を。息子はコロネに忠誠を。

8.トリッシュのその後

なんか歌手になってた。

9.ジョルノとフーゴ

ジョルノはラストでやっと登場!(一応ペリーコロjrと喋ってたっけどセリフ無し)

敬語じゃねえ!
フーゴは敬語。

瞬時にフーゴを直す「ゴールドエクスペリエンス」の能力は健在。

ノトーリアスBIGのように死後の念…じゃなくて発動するスタンドのように、パープルヘイズがなってしまったら人類が滅亡する。危惧したジョルノはフーゴの成長に掛けたらしい。
パープルヘイズすげえ。世界を支配する能力はパープルヘイズじゃないのか…。

こいつ、なんて呼べばいいんだよ。と困惑するフーゴに一言。

「ああ、それなんだが――ぼくのことは、これから”ジョジョ”って呼んでくれないか」

おまえジオジオじゃないのかよ。

「ぼくはあなたのものです。我等が”ジョジョ”――」

こうしてフーゴは第3の人生を歩み始めたのでした。

グッド なかなかおもしろい小説だ…

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