呪術廻戦のナナミンこと七海健人は術式でゴリラを補助した吉良吉影風サラリーマンかっこいい

       
目次

呪術師界の常識人クォーター、七海健人ことナナミンとは

1級呪術師。27歳。五条の後輩の脱サラ呪術師。
虎杖からはナナミンと呼ばれており、読者も大体ナナミンと呼んでる。
過去に高校2年の際に2級呪霊に灰原というお友達を殺されており、呪術師はクソだと理解した。

その後、一般の証券会社に入社したが労働はクソだと理解し、同じクソなら適正のある方をということで戻ってきた。対象の長さを線分した時に7:3の比率の点に強制的に弱点を作り出す術式「十劃呪法」を使う。
さらに時間外労働になると縛りが解除されてパワーアップする社畜術師。
また、黒閃の連続発生記録の保持者だったが虎杖に抜かれた。渋谷事変ではサイドテール呪詛師を圧倒的なパワーでボッコボコにしてくれてスカッとジャパンさせてくれたが、その後大変なことになった。

[jujutsukaisen]

ナナミンの大人な外見と五条の嫌がらせ「ちんこ」との違い

ナナミンにしても家入さんにしてもまだ20代なのに子供をちゃんとフォローできてて素晴らしい大人である。
僕が27のときなんてツイッターで「ちんこ」とか書いてましたよ。ナナミンにいたってはスーツで決めてるし、言ってることも完全に常識人で素晴らしい。
五条が信頼するのもわかるね。
そんな目隠し馬鹿が「ちんこ」とか書いてナナミンに渡してるのを見てるとさらに大人に見えるね!
ちなみに今ではさすがに30も後半に差し掛かり息子までいる僕はツイッターで「ちんこ」とか書きません。
「ぽちん」と書いてます。
ナナミン…僕も大人になれたかな。
さて、そんなナナミンの大人な外見について書きましょう。

ナナミンの身長

実は190以上ある五条と並んでもそんなに変わらない。
それもそのはず約184cm。
ほほォ~~ 社畜にしては タッパあるっちゃ~~っ

七海建人ことナナミンの腕時計はタグホイヤーのカレラ・キャリバー16

金髪でオールバック。
腕が極太のムキムキ。
しかもサングラス。
サングラスしてるのに目つきのヤバさがわかる。
そしてスーツ。
これはヤクザ。まごうことなく反社。

いや、ヤクザ感がある反社会的勢力かっこいいナナミンについて話したいんじゃない。

腕時計はタグ・ホイヤーのカレラのキャリバー16である。
アクアレーサーしてるジョジョの空条承太郎よりもランクが上である。

そして、この表紙でなんでカタギじゃない顔してドス効かせてんのかと思ったけど、この腕時計よく見ると5時(定時)過ぎてる…。
そら、この視線の先にいるやつにブチ切れるわ。

でもこんな定時で帰ることに命かけてそうで、本当は人に感謝される仕事がしたかったんだぜ?
最高やな。

七海建人ことナナミンのサングラス…つる無しメガネってあれどうなってるの?

つる無し眼鏡は鼻筋しっかりした人ならそこで固定する奴が実は存在するらしい。

なんでわざわざこんな戦闘時に落ちてきそうなメガネをかけてるのかって?
それはしらん。しらんが、メガネを掛けてる理由は明かされている。

呪霊の中には見られていると感じると襲ってくるやつがいる。
それを防ぐために目隠しして無駄な戦闘を避けているらしい。

五条みたいに普通にグラサンでいいと思うんだけど…ひょっとして五条と一緒にされたくないのか!?

なんか七海建人ことナナミンって殺人鬼にならなかった吉良吉影ってイメージ

なんでナナミンがジョジョ4部のラスボス吉良吉影感あるんだろう?
俺しか思ってないのかこれ。
俺がなんらかの術式だかスタンド攻撃を食らってるのか?

いや、やっぱり似てるよ。共通点書くよ。

ナナミンと吉良吉影の共通点1:サラリーマンなのに金髪

サラリーマンなのに金髪ってなかなか目立つよね。
ちなみにナナミンはデンマーク人のクォーターだかららしい。

ナナミンと吉良吉影の共通点2:社畜感ある顔の線

なんか苦労してそうな顔してるよね

ナナミンと吉良吉影の共通点2:戦闘時でも常にスーツ

二人とも生死を賭けた戦いでも絶対スーツだよな

ナナミンと吉良吉影の共通点3:パンが好き

ナナミンといえばパン屋のシーンである。
吉良もサンジェルマンのサンドイッチをこよなく愛している。
ただ、ナナミンはパン屋のシーンで女性を救い、吉良はドドリアさんみたいなやつを始末しているのが決定的な違いである。

ナナミンと吉良吉影の共通点4:平穏に暮らしたい

吉良吉影といえば殺人鬼のくせに常に植物のように平穏に暮らしたいと願っていた。
ナナミンも呪術師とかいう死と隣り合わせの仕事をしながらこんな台詞を言った。

なんでもない海辺に家を建てよう 買うだけ買って手をつけてない本が山程ある 一ページずつ今までの時間を取り戻すようにめくるんだ 疲れた 疲れたな そう疲れたんだ もう充分やったさ
(引用元:芥見下々著『呪術廻戦』(集英社))

これが最期に願った本心だったのだろう。
ナナミンも平穏に生きたかったのだ。

ナナミンと吉良吉影の共通点5:なかなかいい時計をしているな

吉良はカルティエのタンクをしてるのでタグホイヤーより高いけども、腕時計に関して言えば承太郎のほうが好みが近そう。
よく見たら趣味が悪い時計と判断されてオラオラされないだろう。

ナナミンこと七海健人の強さ!それはゴリラを補助するクリティカルな術式!

何気に一級の中でも上位に来るレベルのゴリラであるナナミン。

多分顔がゴリラの日下部よりゴリラ。
ゴリラであるナナミンは相手が1級レベルの呪霊ならばもう無双状態である。
相手が規格外の自然呪霊で特級じゃなければ…。
領域展開がなぁずるいんだよ。
ナナミンだけ1級で領域対策の簡易領域が使えないのが痛い。(冥冥は弟のおかげだけど)

ただそんな特級相手に領域展開を二度も生き延びてるヤバい男でもある。
さらに特級呪霊3連戦までしてるからね!
3連戦もして生きれるのは五条とか乙骨だけだよ…。

誇れ。ナナミンは強い。

ナナミンの術式!十劃呪法

ナナミンの術式は73(ななみ)とかいうダジャレを効かせてくる術式である。
簡単に言うと7:3の位置に強制的に弱点を作り出す術式。
その分割した点に攻撃するとクリティカル攻撃となる。
ちゃんと線も10個に区切られてて親切である。

身体の部位ごとに効果を発揮することができ、腕のみとかを対象にもできる。
ナナミンの武器は鉈というか刀みたいな呪具を使う。
クリティカルヒットすれば自身より格上であってもダメージを与えられる。(真人みたいなのは例外)

ちなみに鉈を使わないでパンチをクリティカルヒットさせることもでき、並の呪詛師なら壁にめり込むくらいの威力。

ナナミンの奥の手 拡張術式 十劃呪法 瓦落瓦落

拡張術式で登場したのは伏黒の不知井底とこのガラガラだけである。
拡張術式ってなんやねん?って思うかもしれないけど解説されてないから知らん。
多分術式の応用みたいな感じだろ多分。

瓦落瓦落は真人戦ラウンド1の際に使った技。
下水道トンネルの壁と天井を破壊してその全てに呪力を込めたナナミン。
破壊した壁の全てに7:3の線があることから瓦礫それぞれの七三ポイントに触れたら大ダメージのクリティカルヒットになると思われる。

ナナミンの縛り 時間外労働

ナナミンは18時を過ぎると時間外労働への怒りで呪力の量が増える。
別に世の社畜達の残業に向けた呪いのパワーとかそういうんじゃない。

これは呪いでも術式ではなく、「縛り」による効果。
縛りは何かを制限することで何か恩恵を得るギブアンドテイク。
『時間外労働』は18時までの呪力を制限する代わりにそれ以降の呪力を通常より増やすのだ。
つまり定時までは普段のパワー、残業はとっとと終わらせてとっとと帰るのだ。

多分首に巻いたネクタイを外して手に巻き直すことが発動条件と思われる。
ネクタイって窮屈だからね。

黒閃の連続記録保持者こと七海健人

対象を7:3に分ける点への攻撃って実は難易度高い。
動かないならまだしも、動く対象へのピンポイント攻撃は難易度高い。
そんな術式を扱うナナミンのテクニシャンっぷりからか彼は黒閃の連続記録保持者である。

黒閃(こくせん)は、打撃との誤差0.000001秒以内に呪力をぶつける会心の一撃で、威力は通常の2.5乗。
なお作者は倍より条のほうが強い!と言ってこの設定にしたが「1の2条は1ですよ?」というツッコミにブチギレて呪力は2からにしてしまった。
2倍どころじゃない威力という雰囲気の技なんだ。

黒閃を繰り出すと今までとは違う高みに立つことができる。
作品中で黒閃の発動に成功した描写は以下の人たち。

七海、虎杖、釘崎、東堂、真人、五条、宿儺、乙骨(映画)

これに東堂の黒閃の説明のときに成功した人の例で五条がいるので五条も黒閃経験者と思われる。
(歌姫とイノタクは使ったことがない)

七海は4回連続で黒閃を決めた記録を持っており、運が良かっただけですよと謙虚な姿勢を見せた。
それと同時にこの回想の後、虎杖が雑草に1日5回連続で4回黒閃を出すことに成功してナナミンといきなり並んでしまい、ナナミンの回想はなんかアレな感じになった。(後に宿儺戦の虎杖にめちゃくちゃ抜かれる。)

ちなみに漫道コバヤシで黒閃の説明はバキのような感じで書いたことが明らかになった。
いや、どう考えても花山VSスペックの片平巡査のアレだったよ!

黒閃回数記録

ちなみに黒閃を1日で連続で決めた最高記録は雑草戦の虎杖だが、作中の黒閃記録はこんな感じ。

乙骨憂太

百鬼夜行(映画):黒閃1回

虎杖悠仁

花御戦:黒閃5回(連続4回)
壊相、血濡戦:黒閃1回
渋谷事変・真人戦:黒閃3回
宿儺戦:黒閃7回(フーガ撃たれるまで)
宿儺戦:黒閃1回(フーガ後)

七海健人

回想:黒閃連続4回(百鬼夜行映画)

釘崎野薔薇

壊相、血濡戦:黒閃1回

東堂葵

渋谷事変・真人戦:黒閃1回

真人

渋谷事変・黒閃アミーゴ戦:黒閃2回

五条悟

宿儺戦:黒閃1回

宿儺

真希:黒閃2回
ラルゥ:黒閃1回
脹相:黒閃1回

最高にスカッとしたナナミンのシーン。仲間の数と配置は?

やはりナナミン関連で一番スカっとしたのはサイドテールとの対峙シーンですね。
人の命をゴミにしか思ってないゲス野郎が圧倒的な力の差を見せられて泣きそうになりながら「ゴメンなさい」するのはやはりスカっとする…。
七三エフェクトは強制的に弱点作るのでただぶん殴るだけでもめっちゃ有効なことがサイドテールのおかげでわかってしまった。
壁にめり込むブン殴り…黒閃記録持ちかつ、術式も強制クリティカル…サラリーマン風で真面目な風貌に騙されがちだがナナミンは相当なゴリラであることを再認識させてくれた。
「仲間の数と配置は?」しか言わないところが相当にブチギレてることを教えてくれるし、もはやカタギじゃない。
普通のサラリーマンはケリ入れたら岩と間違われない。
もはやグラップラーな漫画に出てもおかしくないのだ。

七海建人の過去。絶望した高専時代とサラリーマンとかいう社畜時代。

呪術高専時代は五条悟と夏油傑の1つ下の後輩だった。
先輩2人がめんそーれ!してる間に空港防衛作戦に参加させられ「どう考えても1年に務まる任務じゃない」とぼやいていた。
これが七海の過去編初登場だが、普通にイケメンすぎて新キャラかと思った。

そのとき一緒に警護していた同期の灰原が2級呪霊の討伐任務にあたった際に死亡した。
七海の「呪術師はクソ」という本音はここで確定したと思われる。
七海の内面が二十代半ばのそれではない大人っぷり、「大人は子供守るのに命はって当然」という信念をもっているのもこの件が原因と思う。
学生時代に同期の仲間を亡くした原因が1級呪霊を2級呪霊と判断ミスした大人のせいってのがでかいんだろう。

さらに七海建人は一般企業に就職していたのに出戻り呪術師となった。
もともとは呪術高専の卒業生だが、呪術師を辞めて証券会社に勤めていた。

まあ、その会社の上司が昨今ここまでクソな上司いるか?ってレベルのやつだったのがあれだけど、クソ上司の甲斐もあって、生きがいの得られない仕事に嫌気が指してしまった。

『金さえあれば呪いや他人と無縁でいられる』

七海は金があれば呪いにも他人にも関わらなくて済むと考えたのだ。
が、パン屋の女の子を助けた際に人に感謝され、本当は人に感謝される仕事がしたかったことに気づいて呪術師に出戻ったのだった。

「虎杖君。後は頼みます。」ナナミン死亡と呪い。七海健人はマレーシア クアンタンで静かに暮らしたい

渋谷事変でのナナミンの圧倒的パゥワーが発揮されたのはサイドテール戦だけだった。
他の戦闘ははっきり言って相手が悪すぎた。

これからの戦いは1級で最低レベル 足手纏い 邪魔です ここで待機を
(引用元:芥見下々著『呪術廻戦』(集英社))

まさか野薔薇に言ったこの台詞は自分を理解してるナナミンかっけーではなく…本当に死亡フラグだったとは…。
ナナミンはその辺の特級くらいまでならそのゴリラパワーでなんとでもなるだろう。
問題は渋谷事変に自然の特級呪霊がゴロゴロ居て、その中でも一番弱いっぽい脹相お兄ちゃんにすら勝てなそうなところだった。
何故なら領域展開には手も足も出ないから
領域展開できない場合、必中を回避するための策が必要だが1級で唯一ナナミンだけない。
それでも持ち前の防御力でダゴンの領域展開から目を片方失ったレベルで生還できた。
その直後の火山さんとの連戦。
連戦どころかワンパンされてしまった。
五条にとっては雑魚な富士山は七海にとっては格上どころの騒ぎじゃなかった。
だが、それでも生き残るタフネス!さすが1級!

そしてマレーシアのクアンタンで平穏に生きようと願ったが…。
さらに特級呪霊の真人が現れ上半身を木っ端微塵にされてしまうのだった…。

1級という最低ラインじゃ処理しきれない「自然の特級呪霊」。
これとの連戦はさすがに七海では無理だったんや。
同時にアニメではナナミンの回想でパン屋さんで人に感謝されることの素晴らしさに気づくナナミン。
もうここにナナミンが来ることもないんやなぁと思うと悲しくなっちゃうね!
多分ナナミンに簡易領域があってもダゴン戦まではダメージ少なめでワンチャンあるが…どう考えても富士山からの真人は無理。
多分五条と乙骨くらいしか無理。
アニメ爺ちゃんでも2パンで富士山で始末されちゃったので、ナナミン本人が言ってた「五条が封印されたらもうおしめーだ」ってのも大当たりなんだよなぁ。
ここまで状況を理解できてたナナミンが死ぬとはね…渋谷の状況が最悪過ぎぃぃ!
しかし、七海は最後に後を託せる後輩に出会えた…七海は呪いを残せたのだった。
漫道コバヤシによると、実は1回目の真人戦で死ぬ予定だったナナミン。
最悪でも腕1本なくなる予定だったとか…。

灰原からナナミンへかけられたの呪い、虎杖の呪いになってしまう。

虎杖にとって五条先生は呪術の基礎を教えてくれた人、呪術でどう戦うかを教えてくれたブラザー、そして七海は呪術師とは何かを教えてくれた二人目の師匠だったのだ。

真人により目の前で爆散させられたナナミン…これにより虎杖に呪いがかけられてしまった。

灰原が目の前で死んだことで呪いをかけられていた七海。

灰原 私は結局何がしたかったんだろうな 逃げて 逃げたくせにやり甲斐なんて曖昧な理由で戻ってきて
(引用元:芥見下々著『呪術廻戦』(集英社))

同期の灰原のことを死ぬ前に思い出すナナミン。

駄目だ灰原 それは違う 言ってはいけない それは彼にとって呪いになる
(引用元:芥見下々著『呪術廻戦』(集英社))

そして幻の灰原は駆けつけた虎杖を指差した。
指差しただけでナナミンはなんでイマジナリー灰原が何を言いたいのかわかったのか。
何故灰原やねんと思ったが、流れ的にナナミンの目の前で死んだ灰原は七海に

「呪いの言葉」を残したのでは?
その呪いの言葉は…

後は頼みます
(引用元:芥見下々著『呪術廻戦』(集英社))

こうして灰原から七海に受け継がれていた呪いは虎杖に移ったのだった…。

ナナミンのおかげで虎杖は死ぬまで呪いを殺し続ける呪霊スレイヤーになってしまった…。
だが、直前に宿儺に体を乗っ取られ、大量虐殺した虎杖にとっては逆に救いになったのだった。

「悪いけどまだ死ぬわけにはいかねえんだわ」。虎杖へかけられた七海の呪い。ナナミンは死んでない。

渋谷事変が終わり、140話でついに始まる新・旧主人公対決!
なんでこうなった…。
いきなりポケモン金銀におけるレッド戦みたいなの始まっちゃった!!

乙骨の五条以上の呪力量と一発でも喰らえば致命傷の規格外の特級パワー。
しかも顔が怖い。
そんな兄弟子乙骨が自分を死刑執行して来ようとしても心が折れないのはナナミンのあの言葉のおかげだった!

後は頼みます
(引用元:芥見下々著『呪術廻戦』(集英社))

虎杖は呪霊を殺し尽くすまでパイセンなんかに殺されてやるわけにはいかんのだ!
明らかに顔がガン決まりしてる兄弟子に対して、まったく心が折れてない理由がナナミンの最期の言葉なの胸が熱くなるな!!
しかし、アニメで生きてるナナミン見るたびに俺結構ナナミン好きだったんだな…ってなる…。

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