劇場版Fate stay night Heaven’s Feel 3章感想 ・ナインライブズ・ブレイドワークスかっこいい!

       
   

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Last Updated on 2024年6月28日

桜だけの正義の味方になりに3章こと…長かった劇場版Fate stay night Heaven’s Feelのついに…最終章こと

「約束された勝利の映画」を見てきました。

はっきりいってHFは1章と2章は前座なんですよ。

映画見るまで、ヘブンズフィールの1章と2章の部分は…
セイバーが即効居なくなって、アーチャーの退場時に遠坂って言ってたなぁとかギル様…しか記憶になかったもん。
でも3章は面白い展開しかない。3章は映画見る前からだいぶ原作覚えてますよ。
もうワクワクが止まらない。ワクワクを100倍にしてパーティの主役になるしかない。

いつか冬が過ぎて新しい春になったら…二人で…桜を見に行こう…

HF3章は桜の季節になんとしてもufotableが映像化したいというプロ魂があったのに…。

まさかの延期…!!

エンディングにも合わせていたと思うのに、惜しいな。桜の季節にやれればよかったのに…。

まあ…この猛暑に桜を見に行ってもいいか…。

皆さんどうやら半年もお預け食らって我慢の限界だったらしく、初日の席争奪戦すごかったです。
TOHOのサイト全然繋がんねーんだもん。
初日見れないかと思ったけど…なんとか見に行けました。

助けた相手が女ならば殺すな目の前で死なれるのは中々に堪えるぞ

他のルートと違って言峰を嫌いになれないのはこのシーンのせいなんですよね。
自分の嫁のこと言ってるからな…。しかもホムンクルスでイリヤと同じだし。
つまり言峰にも人の心があったんやなぁ。昔は…。

と思っちゃうけどこいつ嫁が自殺した時「どうせ死ぬならば自分の手で殺したかった」とか思ってのだ。
けどこのシーンと最後のアレのせいでこのルートだけは嫌いになれない。やっぱりこの映画でも嫌いになれない。むしろすこ。

そしてついに「言峰VS真アサシン」の戦闘シーンが映像化されてしまった。
PSVITA版のオープニングだとちょっとだからな…。

イリヤをお姫様抱っこしながらの逃走からの戦闘シーンが完璧すぎる。

――――この魂に憐れみを(キリエ・エレイソン)

私が殺す。私が生かす。私が傷つけ私が癒す。
我が手を逃れうる者は一人もいない。我が目の届かぬ者は一人もいない。
打ち砕かれよ。
敗れた者、老いた者を私が招く。私に委ね、私に学び、私に従え。
休息を。唄を忘れず、祈りを忘れず、私を忘れず、私は軽く、あらゆる重みを忘れさせる。
装うなかれ。
許しには報復を、信頼には裏切りを、希望には絶望を、光あるものには闇を、生あるものには暗い死を。
休息は私の手に。貴方の罪に油を注ぎ印を記そう。
永遠の命は、死の中でこそ与えられる。
――――許しはここに。受肉した私が誓う
――――この魂に憐れみを(キリエ・エレイソン)
正直「無限の剣製」よりクソ長くて厨2感すごくてめちゃくちゃ好きなこの詠唱!
音声は聞いてたけど映像だとこんな感じなんだな。めっちゃ神父してるやん。十字架が神々しい。
このあと桜に始末されたとみせかけて、桜より先回りしてラスボスとして待機してた言峰に草。

―――ついてこれるか。

立っている。

この風の中であいつは立っている。
立って、向こう側へ行こうとしている。

―――当然のように。

赤い外套をはためかせ、鋼の風に圧される事なく、前へ。

「――――ついて来れるか」

このシーンの超作画を待ってた。
何故か退場してもとんでもない見せ場を持ってくるアーチャーマジアーチャー。士郎が追い抜いたときに微笑んでたところの演出完璧だわ。

このシーンに入る直前の

「イリヤ。アイツ倒してもいいな?」が、アーチャーがバーサーカーと闘う直前に言ってた

「別にアイツを倒してしまってもかまわんのだろう?」のリベンジになっててすごく燃える。

是・射殺す百頭(ナインライブズ・ブレイドワークス)

かっこいい…それしか言う言葉が見つからない…。
この超映像でナインライブズが見れて、腕士郎の背中が見れる…しかもBGMはエミヤ…。もう何も言うことがないわ。
ポップコーン食う手止まってたわ。ザ・ワールドだわ。

多分全士郎のシーンで一番好きなシーンだわここ。
UBWでアンリミテッドブレイドワークス展開したところより好き。

2章でペリって剥がしただけで死にかけてたの全部剥がす覚悟が血涙にも出てて最高。

最後「お前が守れ」ってバーサーカーが初めて喋った(ように聞こえた)ところもよかった。
なんかタイコロで聞いた気がするけどあれはギャグだからノーカンで。

ベルレフォーン & ロー・アイアス VS エクスカリバー・モルガン

今回の映画で一番やべえ戦闘シーン。
士郎の「ロー・アイアス」で補なってエクスカリバーに立ち向かう。
ちゃんと2章でアーチャーのアイアス見てるシーンがあったのも最高。

もっと最高なのは実質Fateで最初のサーヴァント対戦カード「セイバーVSライダー」を
今度は最後のサーヴァント対戦カードとして持ってくるところですわ。
しかも立ち位置が真逆になってるのが最高。

約束された勝利の剣が流れたらなおよかったがそんなのどうでもいいくらい映像すごかった。

おれの記憶だとカリバーとベルレ撃ち合ってるとこしか記憶になかったけど、ライダー姉さんの鎖みたいなやつの戦闘シーンすごい。
石化の魔眼も駆使しまくってるし。
さらには「士郎は信頼してくれてるので…あ。あなたは…」とか煽りまで使ってるし…。

なによりこのときのベルレフォーンでペガサスに乗ってるの初めて知った。乗ってないのかと思ってた。

桜を救うためならばセイバーすら邪魔という士郎。
一番士郎してないんだけどこのルートの士郎がダントツで一番かっこいい。

ゲームのときは大変だったよな。ステイナイトとUBWでセイバーに愛着湧きすぎたところで殺させるんだもんよ。
多分ゲームの方ではプレイヤー全員BADエンドいったと思っている。

そんな中、この映画の士郎マジで躊躇なかったな。覚悟決まってる感あった。

オルタの

「あ。士郎?」の声が反則でした。完全に青のときの声やん。

地上最強の姉妹喧嘩

宝石剣かっこいいいいい!!

しょっぱなの「アンタを殺すわ」からの超戦闘が直前の対軍VS対場宝具に引けを取ってなかったぞ。

でも結局凛はトドメを刺せないんだけど、もうそこが主人公みたいだよね。漢だよ。

最後の最後で昔ポーカーで9のワンペア揃えたニッコニコの妹に、フルハウスを叩きつけれなかったのを思い出してしまったのが敗因か…。
あれフルハウスどころか何を捨てても、キングのスリーカード、ジャックのワンペアとかできちゃってたから凛がどう切り抜けたのかを知りたい。
この過去話ほんといい改変や。

UBWもヒロインじゃなくて主人公というか主人公の相棒みたいになっててアーチャーがヒロインみたいになってたし。
最後にどれだけ間違っていようと妹は倒せないあたり士郎と立ち位置一緒だよね。

最大トーナメントファイナル!!殴り愛ッッッ

剣と一体化し始めてる士郎ってこんな感じになるんだな。
そんな士郎の前に立ちふさがるのはやはりこの男。真のラスボスはAUOでも桜でもない。

言峰なのだ。

しかもグラップラー刃牙さながらのこの漢の殴り合いで決着をつける感じ嫌いじゃあない。途中ほんとに花山さんみたいな顔になってたし。
嫌いじゃあないどころじゃあない。正直3章で一番楽しみにしてたのはこのシーンだった。

最後に主人公とラスボスの殴り合いとか熱くないわけないじゃあないか。
この映画で盛り上げに盛り上げてこれはもう神映画としかいいようがないんだが?

言ったよね、兄貴は妹を守るもんなんだって。―――ええ。私はお姉ちゃんだもん。なら、弟を守らなくっちゃ

もうゲームやってて毎回画面が何故か見えないよね。
そんなシーンを映画館で見せられたら…
映画館で泣いたの生まれて初めてかもしれん。このシーンだけはだめや…。
イリヤが最後に最高に姉して死亡してしまう…もうイリヤルートでいいんじゃないだろうかこれ。

士郎がイリヤの名前忘れてるところの絶望感すごい感じからの
聖杯になったイリヤからの問いかけに「生きたい」って泣きながら答えるところがよかった。
自分より他人な士郎っぽくないんだけど、生きてないと桜と一緒にいれないからなぁ。

イリヤも最後にアイリに会えたっぽいちょっと救われたシーンもあったのがよかった。

イリヤについての不満は「ローレライ」が一回も流れなかったことだけや…。オルゴールまで出して期待させやがって…。

グランドフィナーレ!どっちのエンディング?

どっちのルートでくんのかな…TRUEかな?って思ってたらやっぱりトゥルーでしたね。

一瞬え?ノーマルなの?って思ったけど。

あと蒼崎橙子さんも後ろ姿だけ出てくれた。空の境界のまんまだったな。
ついでに眼鏡作った方の妹も出てほしかった。

あれは原作やってればなんとなくわかるけど初見は意味不明なんじゃないんかな。

①イリヤが第3魔法使って士郎の魂だけ体から取り出してなんか(イリヤの体?)にいれる。

②凛と桜が世界各地回って凄腕人形師探す。

③橙子さんとかいう封印指定に人形作ってもらう

④人形ゲット

⑤人形に士郎の魂入れる。

⑥士郎復活ッ!!

多分こういう流れだと思うけど特にセリフもないから説明ないとぜってーわかんねえぞ。
空の境界見てないとそもそも人形が普通に生活できるイメージがわかないし。

姉妹が手をつないでたのと姉妹の瞳の色がおなじになってたのがよかったです。
原作の最後の絵も欲しかったけどなぁ。

やっぱりこの最後を見るに桜の時期に見たかったな。コロナめ…。

余談:円盤でいいからスパークスライナーハイ見たい

有名なBADエンドの一つで

「スパークスライナーハイ」ってのがあるんですよ。
セイバーオルタと士郎が一騎打ちするんですけど。
それが見たかったなぁ。BADエンドだからやるわけないんだけど。

士郎が「あのアーチャーなら干将莫耶の奥義くらい持ってんだろ!」って見せる「鶴翼三連」が見たい。
ufoの作画で「鶴翼三連」が見たい。

あと最後に黒王が

「強くなりましたね」って言う時の顔が見たい。

頼む。やらなかった方のエンディングもだけど、これも見せてくれ!

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