ジョジョの奇妙な冒険「地球の歩き方JOJO」の感想

ジョジョの奇妙な冒険「地球の歩き方JOJO」の感想!まさかのサマーシーズン到来だと…

ジョジョの奇妙な冒険「地球の歩き方JOJO」の感想

Last Updated on 2024年3月17日

ジョジョの奇妙な冒険「地球の歩き方JOJO」の裏表紙がまさかのサマーシーズン到来おじさん!?

ついに発売してしまった地球の歩き方(ジョジョ)!
表紙には歴代の主人公が…!


この本には杜王町を始めとして、イタリアやらアメリカやらアラブ首長国連邦やらが載っているだァーーッ!
食屍鬼街(オーガーストリート)はさすがにないやろとおもったら載ってた。
性格な場所は記されていなかったですが「紳士の入り込むところではない暗黒街」という説明がありました。
僕は紳士じゃないので入り込んで刺青を倒したいと思ってます。

そして、裏を見ると…そこに鎮座していたのは!
ま、まさかおまえは!!

サマーシーズン到来おじさん!!?
サマーシーズン到来おじさんがジョジョ史上初の表紙(裏)に!!
これはジョジョの奇妙なモブキャラとしては初なのではないだろうか!!
いや、全漫画でもこんな堂々と表紙に載ったモブのおっさんはいないのではいだろうか。

しかも表紙は歴代主人公8人である。
歴代主人公とサマーシーズン到来おじさんなのである。
これがブチャラティとかDIOとかが混じっているならわかるが、何故かサマーシーズン到来おじさんが紛れ込んでいる!
地球の歩き方の本なのに!
ただイカれた格好でポーズを取ってサマーシーズンの到来をお知らせしただけのおっさんが紛れ込んでいるのだッ!!まったく歩く気配がない!!杜王町から絶対出ないよこのおっさん!!

こんな素敵な本…すでに見る前からワクワクがいっぱいなのである。

というわけでざっくりみどころを書いてみましょう。

地球の歩き方JOJOにの初回限定特典はリバーシブル帯としおり

なんとこの本のカバー裏返すと石仮面である。
裏返したら石仮面をかぶったサマーシーズン到来おじさんだったらどうしようかと思った。
なお、しおりには表紙のジョジョ達が反転している。

サマーシーズン到来おじさんのほうを期待したが、さすがにそれはなかった。
サマーシーズン到来おじさんのしおり欲しい。

地球の歩き方JOJOには荒木飛呂彦先生のロングインタビューが掲載ッ!

ロングだぜ?あの荒木先生が旅についてお書きになられている。
3部でエジプト~?行くの?マジかよみたいなテンションだったことは有名である。
しかし、3部に出てきた土地すべてに行ったわけではないのである。
アラブ首長国連邦は行ったらしい。

アラブ首長国連邦なんて出てきたか?とおもったら花京院がノォホホノホォとか言ってた土地だった。
間違いなくリアリティを追求した荒木先生はこの土地でノォホホノホォな出来事があったのだろうか。
そのことを思いながらロングなインタビューにときめいてほしいですね。

地球の歩き方JOJOには杜王町の見どころが満載である。でも大体行ったことある

大体見たことある。
行き過ぎた。
最近は行ってないけど、なんか知ってる。

ごま蜜団子やいたがきフルーツパーラー、支倉焼き…当然食ったわけですが、何故か喜久福も載っていた。
確かに喜久福は全お菓子でも最高ランクのうまさである。
でもジョジョに出てきてなくない?呪術廻戦とかには出てきたけどジョジョに出てきてない。
ジョジョに出てきてないのに載ってしまう喜久福は最高なのだ。
何故か荒木先生がジョジョ展に設置されてた映像で行ってた竹竹がないのに喜久福が載っていたということは記録しておきたい。

当然土地も花京院を始めとして色々載ってる。
大念寺山やらミラグロマンの苦竹くんや、アー君の岩切や糞女の作並には実は行ってないので死ぬまでには行こうと思いました。
当然この本を持って闊歩する。

ん?愛子がないな。ドルチに出てくる変な髪型の男がないぞ!
愛子は嫁のおばあちゃんの葬式に一人で向かったら仙石線と間違えて仙山線に乗った苦い思い出の駅である。
嫁にドチャクソ切れ散らかされた苦い思い出があるので、僕に忖度してくれたのだろうか?

海外のジョジョの聖地!イギリスとかいうゲロ以下と紳士の聖地!

これを書いたヤツはちょっと頭奇妙な冒険なのか?
ウィンドナイツロットに似てる町とか存在したんやな…。
この本面白いな。知らないジョジョネタが無駄に増えていくのはとてもおもしろいぞ!!

第1部のイギリスではジョースター邸の元ネタみたいな建物が載っている。
なんとイギリスの子供は「あしたやるのあしたとは今のことである」と学んでいるのだそう。
本当かよ。イギリス人は頭ポコだったのか。

海外のジョジョの聖地!イタリアとかいうギャングいそうな聖地!

1ページ目から度肝を抜かされた。
まさかの涙目のルカの秘密である。
涙目のルカとかいうギリギリのラインでモブじゃない男のトレードマークのスコップ!
これがジョジョの地球の歩き方に関係するというのだ!

「S.P.Q.R」と書かれているこの文字。
実はイタリアのそこら中に書かれていた!イタリア人は涙目のルカ推しだったのか?あんなヤツを…?
というわけではなく、古代ローマの国号なのだという。
なんでそんなものがスコップに書かれてるのかは結局謎だが、「頭にぶっこまれた」とか解説されててちょっとワロタ。

しかし、ネアポリスの時点でクソどうでもいいコマだと思ってたコマに、実は聖地が隠されていたとは。
一生イタリアに行かなそうだからあんまり気にしたことはなかったけど…もう一回5部読んだら見る目が変わりそうですよ。
この本のおかげでジョジョがまだまだ楽しめそうですやん。

とりあえずサルディニア島がきれいすぎて行ってみたいな。
テンション上がってこっちこっちオアアーーー!とか言ってしまいそうだ。

海外のジョジョの聖地!3部の聖地!多すぎ問題

正直多すぎるのでもう何書けばいいかわからない。
とにかくこれだけは言いたい。
久美子の家が載っててさすがすぎる。
結構マニアックだと思うんですよ。スループジョンBについて24時間熱く語るくらいのジョジョラーじゃないと久美子の家を普通取り入れないよ。

ネーナがクソどうでもいいコマでポルナレフに対して「あれはクミコさんという日本人が経営してるホテルね」とかここがあの女のハウスねみたいなことを言ってたシーンである。
もうこの時点でわかると思うけど、当初の想定を遥かに上回るボリュームでこの本ガチでヤバい。

あとインドに行った編集長が究極生物倒しておいてインドに心配するジョセフに突っ込んでて草。

海外のジョジョの聖地!アメリカとかいう刑務所とレースの舞台

悪魔の手のひらにまで元ネタがあったというのか。
チリカワ国定公園とかいうちいかわみてえな名前してる公園が存在してるなんて。
宝くじ当たったらラスベガスではしゃぎまわるのが夢だったが、そんなくだらねえことを言ってる場合ではなくなった。
チリカワ国定公園にまず行くべきなのである。

あとは当然アルカトラズ島でしょう。
この本で見るとどう見てもグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所でワクワクするね。

ジョジョに学ぶ旅の準備と技術とかいうジョジョネタ書きたいだけなんじゃないのかと思わせるコーナーワロタ

ちゃんと書いてあるんだけど、すべての項目にジョジョネタがあって草。
怪我に気をつけようとか言ってるのだが、下水の中をジョルノが気絶してる絵が貼られてて、怪我ってレベルじゃないんだが。
まさかのラヂオガガ事件からスリを撃退するシーンを抜き出してるのは、もう最高すぎて何も言えねえ。

と、正直1/100くらいしか書けてませんがそのくらいボリューミーで、ライトなジョジョラーもコアなジョジョラーも楽しめる本になってると思いました。
これは久々におすすめな本ですわ。