THEMATTEKUDASAI(ザ・マッテクダサイ)のスタンド名の歴史的凄まじさを解説する
新入りのホットドッグパイセンの名前がジョジョランズ2話で明らかに!
その名はウサギ・アロハオエである。
まずこの名前だけでスデにちょっとアレなのだが…スタンド名はもっと凄い。
THEMATTEKUDASAI(ザ・マッテクダサイ)である。
この凄まじさがわかるだろうか?
まず、ローマ字で書かれているスタンドってあんまりないんですよ。
- THE WORLD
- C-MOON
- D4C(Dirty Deeds Done Dirt Cheap)
- TATOO YOU!
多分このくらい。
まあ④は置いておいても、基本ラスボスのスタンドなんですよね。
①は正確には違うのだが3部ではラスボスだったからね。
これだけでTHEMATTEKUDASAIの凄まじさがわかるだろう。
そして、次にTHEとMATTEKUDASAIに間が空いてない。
????
なんで?
THEMATTEKUDASAIってもうなんかそういう英単語があるのかと勘違いしたもん。
フリガナで「ザ・マッテクダサイ」って書かれてなかったら、3分くらいこれなんて読むの?ひょっとしてオレって馬鹿なんじゃ…って卑屈になりかねない凄みがあるのだ。
これはもはや読者へのスタンド攻撃と言っても過言ではない。
今までそんなスタンドあっただろうか?
そして、完全に日本語!
日本語のスタンドなんて今まであっただろうか?一応ある。
- 取り立て人マリリン・マンソン
- カリフォルニア・キング・ベッドちゃん
- ボクのリズムを聴いてくれ
- 涙の乗車券(チケット・ゥ・ライド)
- ソフト&ウェット(柔らかくてそして濡れている)
- ノーベンバー・レイン(11月の雨)
- スタープラチナ(星の白金)とか
①と②は日本語との合わせ技である。
④は日本語が先に来てる珍しいパターン。
逆に英語と日本語読みが別にあるのは⑤~⑦みたいなのがいっぱいある。
正確には全て日本語読みは③のオエコモバの伝説のスタンド名くらいのものなのである。
さらに、ウサギパイセンのスタンド「THEMATTEKUDASAI」の凄まじいところは…。
ローマ字で日本語な上に、「THE」は英語なのだ。カオス。
しかもルビは「ザ・マッテクダサイ」で片言なのである。
こんな凄まじいスタンド名は長いジョジョの歴史どころか宇宙が一巡するくらいの気の遠くなる時間の中でも初なのである。
THEMATTEKUDASAI。
このカオスなスタンド名に果たして元ネタがあるというのだろうか?
実はあるのだ。
THEMATTEKUDASAI(ザ・マッテクダサイ)の元ネタ「キングクリムゾン」のヤバさ
なんだこの名前!?ということは理解いただけただろう。
誰もがビビるであろうこの名前…実はちゃんと元ネタが存在するのだ!!
キングクリムゾンの「Matte Kudasai」という曲である。
1981年に発表された、キング・クリムゾンのアルバム「ディシプリン」に収録されている。
スポティファイとかのサブスクにもあるのでぜひ聴いていただきたい。
邦題は『待ってください』でそのまんま。
そして、気になるのは歌っているのが「キングクリムゾン」であること。
そう、あの時をぶっ飛ばすかつて一巡前でギャングのボスをしていたディアボロのスタンド名である。
時をぶっとばすあのキングクリムゾンである。
ここで注目すべきなのは、5部のラスボスからウサギパイセンまでキンクリが元ネタのスタンドは存在しない。
強いて言うなら、ジョジョリオンでごま密カフェに飾ってあったのが「キングクリムゾンのDISCIPLINE」である。
マジでそのくらいしかない。
ちょっと5部感あるジョジョランズにキンクリが元ネタ…。
ウサギアロハオエは実はただのトンチキではないのではないか…。
ひょっとしたら何かとんでもないスタンドなのか…!!?
まさか二重人格で裏人格はキングクリムゾンを使えるとか…はないかな…。
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THEMATTEKUDASAI(ザ・マッテクダサイ)の能力とは?ウサギアロハオエのスタンドを解説!
その能力は物に擬態する能力ッ!!
「在るもので誰かが欲しいと思うもの」に変身するのである。
例えばこういうことである。
ウサギ「なんか欲しいのない?」
僕「エロ本」
ウサギパイセン「オレのスタンド!THEMATTEKUDASAI(ザマッテクダサイ)は在るもので誰かが欲しいと思うものに変身するッ!!これがエロ本だッ!!だが、オレがほしいと思ったのではない!
オレが欲しい物には変身できない!お前の欲望が具現化されるのだッ!!ヘイッ!お待ち!!」
僕「やったぜ」
こういうことなのである。
ウサギパイセン良い奴じゃん。
こんなスタンドが発現するってことはさぁ!
奉仕の精神がなきゃ発現しないよな!
…いや、でも似たような能力あったな。
3部のジャッジメントだ!
あいつマジでカスすぎて、ポルナレフが死ぬ時走馬灯に出てくるくらいカスだったな…。
やっぱりウサギは良い奴じゃないのかもしれない。
2話では監視カメラに擬態して2つになったぞ!
その時はウサギが言うのでは駄目らしいのでピンクちゃんことドラゴナが願ったのである。
つまり「THEMATTEKUDASAI」はこういう能力だ!
- 機械のような鳥の容姿のスタンドでありキモかわいい。
- 「ニュゥゥゥン」とか鳴く。
- 壁に激突するくらいドジっ子というか精密動作性が低い。
- ウサギ以外の誰かが欲しいと思うモノに姿を変える事ができる。
- 変身したモノと同じように機能する。
この⑤により、監視カメラは偽物と本物の両方が録画されることになったのだ!
これでどっかの漫画家の別荘に侵入できるぜ!!
……
…?いや、待てよ?おかしくねーか?
ジョジョランズ!THEMATTEKKUDASAI(ザマッテクダサイ)の謎!監視カメラ2つにした理由って何?
そう。ウサギパイセンは第二話で監視カメラを2つにしている。
これ意味在るのだろうか?
だって、結局監視カメラが2台あるだけで、両方録画されてるじゃん。
確かに偽物のほうはキレイなウサギになっている。
でも本物のほうはちょっと不細工な本物のウサギが写ってるじゃん。
ウサギ曰く、どっちが本物かわからないから証拠にならないらしいけど。
本当にそうか?
何故かパコとドラゴナが覆面するって言って全然顔隠してないし、ドラゴナに至っては頭のお花しか隠れてないのはともかくとして…。
結局本物の監視カメラは動いてるじゃないか。
本物の映像を消さなきゃ意味ないのではないだろうか?
なんかウサギに騙されてるんじゃ…。
後でウサギだけが写ってない偽物の監視カメラを警察に渡すことで、ジョディオ達を嵌めようとしてるとか…勘ぐっちゃうなぁ。
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