「駄目だ。僕はやっぱり 羽川のことが好きだ」
言葉にせずにはいられない。
形にせずにいられない。
「好き過ぎて、とてもじゃねえけど触れねえ」
猫物語(黒)ネタバレ感想!
というわけで、いつまで経っても語られなかった
前に感想書いた次の物語『猫物語 黒』(二回目)を読みました。
傷物語で変態主人公の阿良々木さんに「気持ち悪い」ほどの優等生扱いされた『羽川翼』の話。
たぶん。
なんでたぶんかというと…まとめるとわかります。
変態が妹にセクハラして、エロネコミミ委員長に殺されたくなっちゃいます。
まず、冒頭で妹とのやり取りで1/3費やします。
話的には2話目なのですが、6冊目であるこの『つばさファミリー』では
作者がかなりやりたい放題ぎみ。
この時点ではしゃべらない設定の「忍野忍」が空耳扱いでしゃべりまくってるし。
冒頭の妹とのやり取りみたいな流れるようなボケとつっこみがこのシリーズの好きな所以なのかもしれません。
俺は自分の妹とあんな会話できないわ。
アニメでも『化物語下』でもオチまでなんとなく書かれてたこの話。
解決してしまったときの主人公は無駄に毎回かっこいいな。
不幸な故に完璧になってしまった『羽川翼』。
この次に出る『猫物語 白』が彼女の解決編なので、今回はそこまで面白くなかったかもって感想です。
まあ、話の流れ知ってたし。