空の境界の魅力の一つである名言の数々!
そんなセリフをキャラクターごとにまとめました。
空の境界はあの鬼滅の刃の制作会社ユーフォーテーブルが作った超アニメにもなってる伝記小説です。
Fateと月姫の元ネタみたいなところがありますね。
『俯瞰風景』『殺人考察(前)』『痛覚残留』『伽藍の洞』『矛盾螺旋』『忘却録音」』『殺人考察(後)』『未来福音』の8つに分かれてますが、全部からこの記事では名言書いてます。
両儀 式
2年間の昏睡から目覚めた際に直死の魔眼に目覚めた主人公。
殺人衝動を抱えているが人を殺したことはない。
一人称がオレで男性口調の美人のお嬢。お嬢様じゃなくてお嬢。
十六歳まで和服しか着てこなかったが、黒桐幹也の一言で着物の上に革ジャンを羽織るSTYLEになった。
遠野志貴も直死の魔眼を持っているが、点を視ることはできない。
もともと昏睡前は両儀織という別人格がいた。
ニコニコのエイプリールフールネタでは首切りバニーとして路地裏さつきの前にめちゃツヨな刺客として立ちふさがった。
- 万物には綻びがある。人間は言うに及ばず、大気にも意志にも、時間にだってだ。始まりがあるのなら終わりがあるのも当然。オレの目はね、モノの死が視えるんだ。お前と同じ特別製でさ。だから―――生きているのなら、神様だって殺してみせる
- 痛かったら、痛いっていえばよかったんだ、おまえは
- 死んでいようがなんであろうが、アレは“生きてる”死体だろ。なら……なんであろうと、殺してみせる!
- 私は、弱い私を殺す。おまえなんかに両儀式は渡さない
- 死の塊が……!私の前に立つんじゃない!
- 黒桐幹也。フランスの詩人みたいだ。
- たしかにこいつは魔的だ。なら、殺さなくっちゃなあ!
- なんだ、一時間程度の遅刻で怒ってるのか。あんがい狭量だな、おまえ。
- そいつはオレと同類だ。だからきっと、出会った瞬間に殺しあう。
- 織の言葉で伝わらないのなら、私から言ってあげる。このままだと、きっと私はあなたを殺すわ。
- 君がいて、笑っているだけで、幸せだった…君がいて、歩いているだけで、嬉しかった…『いつか同じ場所に居られるよ』と、君は笑った…その言葉をずっと、誰かに言って欲しかった…
- 無知でいることは必要なんだよ、黒桐。例え勘違いだとしても、愛されてるって実感が経験になって、誰かに優しくできるようになるんだ。人は、自分が持っている感情しか表せないから
- それでも それでも私は、おまえを殺したこいつが許せない
- だいたいあいつは勝手だ!好きかってうちにやってくるかと思えば、オレに教えるのは電話番号だけときた。夏の時だって一ヶ月も寝込みやがって、何だってそんな事でオレが苛々しなくちゃいけないんだ!
- 絶対ってなに。オレにわからないコトが、どうしておまえにわかるんだ!コクトー!!
- なんだ、この不法侵入者!そんなレトルト、頼まれたっているもんか!
- 臙条、おまえは自分の日常を守るべきだったんだ。
- ハーゲンダッツのストロベリー。おまえの分がそのままだ。始末してけ。
- 白状するとさ、オレは式の破壊衝動みたいなもんなんだ。それが一番やりたい感情。
- 私は、おまえを犯(ころ)したい。
- でもさ、でも、オレには良識なんて上等なものはないよ。そういうやつを野放しにしていいの。
- 式はね、ずっと根源の渦と呼ばれる場所に浮いていたのよ。ただ独り、式というカタチを持って。
- カタチのないものは視えにくいんだけどな。おまえ、乱発しすぎなんだよ。おかげでやっと視れた。おまえの力は緑と赤の螺旋でさ。本当に、すごく、綺麗だ。
- いいぜ、刺激がほしいんだろ?望みどおり気持ち良くしてやるよ。
- 気をつけなさい黒桐くん。厭な予感は、厭な現実を引き寄せるものだから。
- ——さようなら、黒桐くん。——ばかね。また、明日会えるのに。
- 人間は一人一人がまったく違った意味の生き物。ただ種が同じというコトを頼りに寄りそって、解り合えない隔たりを無くすために生きている。――そんな日が来ない事を知っていながら、それを夢見て生きてゆく。
- ――私を許せないといったな。確かにその一点だけ私達は似ているよ、白純。
- 境界は不確かだ。定めるのは自分だというのに、決めるのは外側になっている。なら初めから境界なんて存在しない。世界は全て空っぽの境界でしきられている。だから、異常と正常を隔てる壁なんて社会にはない。───隔たりを作るのはあくまでも私達だ。
- ここは私の居たかった場所じゃないんだ。―早く、帰らなくっちゃ。自分の家、私の帰るべきあの場所へ。でも、不思議なことに。そう思う私が思い描いたのは両儀の屋敷じゃなくて、黒桐幹也が待つ、なんでもない平凡なアパートだったんだ――
- ―――それは ほんとうに 夢のような 日々の名残。
- ほんの少し、ほんの少しだけ、おまえよりの殺人衝動。
- お前を消せないのなら────雨にうたれて、ただ一度、儚げに笑って。────わたしが、消えるしかない
- …たとえ手に入らないものでも、どんなに痛くて苦しいものでも。ユメというものは、それだけで大切な、生きていく目的なんだから。
- あたりまえように生きて、あたりまえように死ぬのね ああ、それは―――なんて、孤独―――
- ここは私の居たかった場所じゃないんだ。早く、帰らなくっちゃ。自分の家、私の帰るべきあの場所へ。でも、不思議なことに。そう思う私が心に描いたものは 両儀の屋敷じゃなくて、黒桐幹也が待つ、なんでもない平凡なアパートだったんだ。
- …そう。全部あいつのせいなんだ。あいつのせいでこうなった。あいつのせいで弱くなった。あいつがいなければこんなわたしじゃなかった。だから、――あいつがいないと、わたしは、生きてさえいけないんだ
黒桐 幹也
両儀式と高校時代からの友人でイカれた主要人物の中で唯一の「普通」の人。
平凡であり、目立った特徴は特にない、特徴がないのが特徴だが、特別である事を拒絶し、自ら進んで普通でいる事を望むという吉良吉影みたいな考え方を持ってるのである意味一番異常。
そもそも、あのやべーメンツの中で普通を保ってるのがヤバい。
どう見ても容姿は『月姫』の主人公遠野志貴にそっくりであり、ぶっちゃけ志貴の元ネタ。
モノを探すことに関しては常軌を逸した才能を持っており、コナンくんである。
そのコナンくんな才能を見た橙子に探偵になれって言われた。
- …ああ、もっと早く気がつけば良かった。殺すとまで言われた事なんか笑い飛ばせるぐらい、黒桐幹也は両儀式が好きなんだっていうことに
- いくら正しくても立派でも、死を選ぶのは愚かなんだ。僕らは、たぶん、どんなに無様でも間違っていても、その過ちを正す為に生き抜かないといけない。生き抜いて、自分の行ないの結末を受け入れなくてはいけない。
- いいかい?傷は耐えるものじゃない、痛みは訴えるものなんだよ。
- …ああ、今だって楽しいからね。それで十分だって、思えるんだ。
- 式。君を一生、許(はな)さない
- そっか。じゃあ仕方ない。式の罰は、僕が代わりに背負ってやるよ
- …そう、夏の終りに、初めて笑ってくれた君に誓った。君のかわりに罪を背負うって。だから――――――僕が君を殺そう
- …罰っていうのは、その人が勝手に背負うものなんだと思うんだ。その人が犯した罪に応じて、その人の価値観が自らに負わせる重荷。それが罪だ。良識があればあるほど自身にかける罰は重くなる。常識の中に生きれば生きるほど、その罰は重くなる。
- どうか…君と、君を囲むこの世界が、これからも幸せでありますように。
- うん。泣きたくても泣けないんだ―――――それは、特別な事だからね
蒼崎 橙子
最高位の人形師として封印指定を受けた魔術師。
出会って5秒でバトル(殺し合い)しちゃう、めちゃくちゃ仲が悪い妹(蒼崎青子)がいる。
妹はぶっ壊すことに関しては化け物だが、姉のほうは逆にそれ以外が超一流。
その実力は魔術協会から最高位の魔術師の称号として歴史的にも殆ど存在しない『冠位(グランド)』の座を授けられるほど。
その際に送られる色の称号は『青』を希望していたが、青どころか三原色の『赤』ですらなく『橙』だった。
そのため『傷んだ赤色(スカー・レッド)』と煽られることがある。
だが、この名で呼んだものは例外なくぶち殺されるのでファンの間でよくネタにされる。
眼鏡によって仕事のオンオフを切り替えるスピード狂のヘビースモーカーである。
なお、魔法使いの夜ではラスボスだったが、青子の第5魔法に敗北した。
FateではHFで士郎の体を人形で作ってあげたりしてる。
- 学院時代からの決まりでね。私を”傷んだ赤色(スカー・レッド)”と呼んだ者は、例外なくブチ殺している。
- ええ。本業は魔法使いなの。
- おまえは死んだはずだ、なんてお決まりの台詞はよしてくれよコルネリウス 器が知れるぞ。あまり、私を失望させないでくれ。
- 自殺に理由はない。たんに、今日は飛べなかっただけだろう
- えっ!?知らないのか……?ロケットペンシル。
- 少女達は当たり前のように飛ぼうとして、当然のように落ちた
- 直死の魔眼か!それを無くすのはもったいないぞ式。第一、潰したところで視えてしまうものは視えてしまうんだ。
- そうだ…いいかげん目を醒ませ。両儀式。おまえはもともと私側の人間だろ?
- 私達は常識に対して脅威となるが、式は非常識に対しての死神なのだと、おまえは体験している筈なのになぁ!
- おいおい、痛みを悪いものみたいに扱うな。痛みはいいものだ。悪いのはあくまで傷。前後を間違えてはいけない。私達には痛みが必要なんだ。それがどんなに苦しいものだとしてもね。
- 報われないね。永遠なんて何処にでもあるっていうのに
- さて、嵐が来るのが先か、嵐が起こるのが先か、式ひとりでは返り討ちにあうかもしれないぞ、両義。
- 生者と死者の違いなんてのは、そう。煙草が旨いかどうかの違いだろ
- でもさ。織君は本当に無駄死になのかい?両儀式。
- …そうか。逃走には二種類ある。目的の無い逃走と、目的のある逃走だ。一般に前者を浮遊と呼び、後者を飛行と呼ぶ。君の俯瞰風景がどちらであるかは、君自身が決めることだ。だがもしきみが罪の意識でどちらかを選ぶのなら、それは間違いだぞ。我々は背負った罪によって道を選ぶのではなく、選んだ道で罪を背負うべきだからだ
- おまえもホラーというものが解っていない。人を恐怖させる物の条件は三つ必要だって知っているか?一つ、怪物は言葉を喋ってはならない。二つ、怪物は正体不明でなければいけない。三つ怪物は、不死身でなければ意味がない
- アレはね、運転技術を習得しましたっていう契約書なの。大事なのは学んだことなのに、目的が入れ替わっちゃってるでしょ、この国って。
- 学んだ結果で資格を得るんじゃなくて、資格を得るために学んでいる。だから資格を手に入れた時点で、学んだ事の意味が消えちゃうの。これだけ学びましたっていう証拠に成り下がった資格なんて、契約書みたいなものでしょう。意味による堂々巡りの鬩ぎ合いよね。
- いいか?感覚がないということはね、何も得られないということなんだよ、黒桐。そうだ。乱暴に言えば、体が無いに等しい、生の実感さえ得るのが難しいだろうな。
- 黒桐。魔術師という輩はね、弟子や身内には親身になるんだ。自分の分身みたいなものだから、必死になって守りもする。……まあそんなわけだから、きみは安心して待っていろ 今夜には式を連れて帰る。
- 伽藍洞だという事はいくらでも詰め込めると言う事だろう。この幸せ者め、これ以上の未来が一体どこにあるというんだ。
- 認めろ荒耶。私達は誰よりも弱いから、魔術師なんていう超越者である事を選んだんだ
- 人が死んでも観測者(おぼえているもの)がいるかぎり、突然無にはならない。火を消しても煙が突然消失しないように。
- 買ったんじゃない。出会ってしまったんだよぉ。
- 危ない危ない。一分で失業するところだったわ。
- 人が死ねばその者の記録は消えるのか?消えないだろう?観測者が残っているかぎり、あらゆる物は無へと突然に消失するわけではない。無へと薄れていくんだ。
- どんなにつまらない物でも、そこに魔術の痕跡と長い年月があれば付加価値が生まれる。ま、それでも役立たずには変わりない。分類するなら趣味の一品というヤツかな。
- 偶然というのは神秘の隠語だ。知りえない法則を隠す為に偶然性という言葉が駆り出される
- おいおい、痛みを悪いものみたいに扱うな。痛みはいいものだ。悪いのはあくまで傷。前後を間違えてはいけない。私達には痛みが必要なんだ。それがどんなに苦しいものだとしてもね。
- 君の俯瞰風景がどちらであるかは君自身が決めることだ。だがもし君が罪の意識でどちらかを選ぶなら、それは間違いだぞ。我々は背負った罪によって道を選ぶのではなく、選んだ道で罪を背負うべきだからだ
- 今の私は、この生活も気に入っていたんだ…いくつもの奇跡と偶然によって積み重ねられた、日常という名の螺旋をね…だから、守れるのならば、守ろうと思っただけさ。
- 空いた穴は、何かで埋めるしかない。記憶ではなく、今を積み重ねて、新しい自分を形成していくしかない。
- 行ってらっしゃい、黒桐。縁が続けばまた明日。
黒桐 鮮花
黒桐幹也の妹で重度のブラコンで蒼崎橙子の弟子。かわいい。
ガチで実の兄に惚れてるので、悪い虫だと思ってる式を敵視している。
ちなみに起源は「禁忌」。
「発火」の魔術を使い、対象自体に発火してもらうという攻撃をする。
将来はカリスマ派遣社員となっており、姪っ子の母親を倒す目標を応援している。
- どこの魔術師だか知らないけど、こてんぱんにしてやる!泣いたって謝ったって、絶対に許さないんだから!
- それでは、一つだけ伝えてください。「兄さん早くこんな女と手を切ってください」って。
- 白状するとね、私って禁忌とか呼ばれるものに惹かれる質みたいなんだ。だから好きな相手が近親なんて、むしろ幸運なことだって思ってる。
- あなたの復讐は、あなたが望んだだけの、都合のいい空想だって!
- 私こと黒桐鮮花は、魔術師見習いの16歳。黒桐幹也を兄に持ち、蒼崎橙子を師匠に持ち、両儀式を恋敵とする、悩める乙女と言うやつだ。
- あなたは全て後付けなの。復讐の動機も、魔術も。
- あなたの復讐は、あなたが望んだだけの、都合のいい空想だって!
- 星空の下、兄弟で星を見上げた。それが、わたしにとっての原風景。ずっと思い出してはいけない、遠い日のゆめだった。
- この時、わたしにとって黒桐幹也は、大切な人に、絶対失ってはいけないモノになったんだと思う。
- 同じ焼身自殺させるにしても、クラス全員はやり過ぎじゃないんですか。先輩。
- その強さに、胸を打たれた。どこまでも普通で、誰よりも人を傷付けない、誰とでも解りあえるのに、誰にも気付いてもらえない、空っぽの孤独。
浅上 藤乃
黒桐鮮花の友人の女学生にして、荒耶宗蓮が式のために用意した3つの駒の一人であだ名はふじのん。
死に接触して快楽する存在不適合者。
無痛症であり痛みがわからないドMでありながら、どこまでが痛いのかわからないので最強のドS。
第三章「痛覚残留」のボスキャラで式と殺し合い、式に一番有名なセリフを言わせた人。
式が直死の魔眼なのに対して、物を捻じ曲げる「歪曲」の魔眼を使う。
攻撃力だけなら作中トップクラスにヤバく、式の腕を破壊した。
式との戦闘後は橋をぶっ壊したりしたので目がほとんど見えなくなっているが、その代わり千里眼が使えるようになった。
橙子や鮮花を差し置いてFGOにでちゃった。
FGOの宝具の凶(まが)れっつってんのよではどこに居ても毎回橋がぶっ壊される。
- 凶れーーーーーーー!!
- ―――もっと生きて、いたい。―――もっと話して、いたい。―――もっと思って、いたい。―――もっと ここに いたい―――
- とても…とても痛いです。わたし、泣いてしまいそうで 泣いて、いいですか
- 綺麗なひとでしたね。でもわたし、あのひと嫌いです。
- なんて、出鱈目な人なんでしょう。でも、わたしのほうが、強い。
- ごめんなさい。でも、わたし、こうしないといけないから。こうしてやっと、わたしは人並みになれる。本当は、人殺しだってしたくないんです
- 痛みが分からないなんて、誰にも気付かせたくなかった。藤乃は普通なんだと思わせなければ、わたしはきっと潰れてしまうから。
- 肉片だなんて言わないでください。このひとは人間です。
巫条 霧絵
荒耶宗蓮が両儀式に用意した駒の一人。
空の境界の最初のボスキャラ。
巫条ビルの上でふわふわして、近くを通った人に飛べると錯覚させて自殺させまくった。
黒桐幹也の魂を奪ってしまったのが運の尽きで、取り戻しに来た式に霊体を殺されてしまい、本体も飛び降り自殺した。
- あの時、心臓を貫かれた瞬間に感じた閃光……。圧倒的なまでの死の奔流と、生の鼓動。
- 彼はいつでも夢を見てる。いつでも真っ直ぐにしてる。だからその気になれば何処へだって飛んでいけるんだわ。
- あの子たちは、わたしのまわりを飛んでた……友達になれると思ったの。けれど、あの子たちはわたしに気付いてくれなかった。
荒耶 宗蓮
空の境界におけるジョージが声してるおっさん。
常に黒いコートを羽織った顔が怖いおっさんである。
蒼崎橙子とは同期のおっさん。
5章で事実上のラスボスとして両儀式達の前に立ちはだかったが敗北を認めないまま式に倒された。
- その闇を見ろ。そして、己が名を思い出せ。
- 醜く、救われない存在こそが人間なのだと、私は安心できるのだ
- 人形風情が悟ったつもりか。そんなものは魔境にすぎぬ。明鏡を得ようと止水に至ろうと、所詮その身が作り物である事実は変わりはしない
- りお―――おしいな。一文字違えば、君は獅子だったのに
- 「アラヤ、何を求める」「真の叡智を」「アラヤ、何処に求める」「ただ、己が内にのみ」「アラヤ、何処を目指す」「知れた事。この矛盾した螺旋の果てを」
- たわけ、お前は何もなし得ない。何故なら、お前の起源は無価値だからだ。
- 語るまでもない。私が幾度となく争ってきた想念、荒耶が敵とみなすモノは、救いきれぬ人間の性である
赤雑魚(コルネリウス・アルバ)
空の境界におけるシンジとかの立ち位置の噛ませ犬のヘタレである。
あだ名は敬意を称され、赤いし、一流のはずなのにヘタレすぎたので赤雑魚と呼ばれている。
ただ、橙子にボッコボコにされたので雑魚っぽく見えるだけで人形師として高い技術を持っており結構強い。
実はFate/Zeroにも出ており、その際は赤雑魚っぽくなかった。
- アオザキぃーーー!!!
- アオザキーどうするー?私はこれから君の可愛い坊やを殺す!困ったねぇ。悔しいねぇ。だって君はもう手も足も出せないんだからねー!!
- アラヤ!約束が違うぞ!君はアオザキを殺させてやると言った筈だ!
- 安く評価しないでくれたまえ。人形共の体を用意し、脳髄だけを生かしておけるのは、私の技術だ。
- そうだ!いつもそうだ!学院の時だって、名誉は全て私にだけあったんだ!なのに!おまえの態度に上の連中は誑かされた!私を下だと扱うおまえの傲慢さが、連中に私が劣っていると認識させたのだ!アオザキぃーーー!!!
- あぁ、痛かった。どのくらい痛かったのかというと、涙が出るくらい痛かった。
- 酷いことを……するなぁ。君は。……痛いだろぉおお!!!
- 人を刺すなんて、危ないなぁ。危ないなぁ!危ないなぁ!危ないなぁ!危ないなぁ!危ないなぁ!
- フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフーンフフーン♪
- おまえは死んだ筈だぁーーー!!なぜここにいる?!
- 代わり?貴様、人形か?!い、いや。確かにおまえは本物。じゃあ……い、いや。私が殺したおまえは、間違いなく……。だが、それでは矛盾する。どういうことだ!?
臙条 巴
第5章「矛盾螺旋」のメインキャラクター。
黒桐幹也の代わりにヒロインしており、式に執着していた。
だが、実は「臙条巴」は人形であり、式に対する執着心も荒耶が与えたものだった。
しかし、最後はニセモノでは終わらず自分自身のために荒耶と戦い死亡した。
- ―――そりゃあ、うちの家族はろくな連中じゃなかった でも、こんな風に殺されるほど、悪いヤツラじゃなかった こんな風に死んじまうほど、罪深くはなかったんだ………!
- ああ。―――それでも、この心は本物なんだよ。
- ―――ああ。この螺旋が、矛盾していたらよかったのに
- ―風は止んだし、合図も鳴った。さあ そろそろ本気で走りはじめなくちゃ
白純 里緒
ホモで女装する式と幹也のストーカーのラスボス。
ラスボスだが荒耶 宗蓮のほうがラスボスしている。
荒耶宗蓮が両儀式のために用意した3つの駒の一人。
「食べる」という起源を覚醒してしまい、死体を喰らう殺人鬼となった。
どう見ても唾液出過ぎである。
- あんたは最高だ!完璧な殺人鬼だ!!
- いくらイラついてたからって四回はやりすぎだろう。
- 黒桐君。僕の起源はね、「食べる」という事柄だったんだ。その起源を覚醒させられた僕は、食べるしかない。僕は人を喰らう殺人鬼なんだ。
- いいから続きを話させてくれよ。まっとうな会話なんてこれが最後かもしれないんだから。
- どうして誰も教えてくれなかったんだ…誰かを殺すということは…自分も一緒に殺すんだっていう、単純な現実を…
- 普通なままで死ぬのと特別なままで生きるのと、どっちが素晴らしいか考えるまでもないだろう!
- そうかそれでもおまえは戻れないって言うんだな。なら原因を殺すしかないなあ!今の両儀式を繋ぎとめてるヤツをさあ。そうすれば全てが解決だ!!
- なんで……本気でやらないんだ。四年前とは別人じゃないか……。今だってオレを殺そうと思えば殺せたのに、一線を越えようとはしていない。
- そう・・・殺人鬼だよ!名前の無かった俺に世間の与えたこの名前ェ!実に的を射てるじゃないかァ!!
玄霧 皐月
礼園女学院の教員で6章「忘却録音」における事態の黒幕。
封印指定を受けているアトラス院出身の魔術師。
能力はバベルの塔で神々に言葉を乱された以前に使われていた統一言語を話すことができる。
そこから神話時代を再現出来る、現在最も魔法使いに近い魔術師。
- つまるところ、自分さえ生まれなければ、世界(ワタシ)はこんなにも平和だった
- 生きていく為には娯楽がいる。ただ生きるだけでは、機械と同じですから。
瀬尾 静音
礼園女学院高等部に通う黒桐鮮花のルームメイト。
集めた情報を無意識に再構成して未来を視る「未来予測」と呼ばれる擬似未来視の力を持っている。
未来福音にて登場する。
「式に関わっているといつか命を落とす」と予言して第7章のネタバレを黒桐幹也にした。
- 今の自分を信じていなくちゃ、幸福な未来なんて、やってこない。
瓶倉 光溜
未来福音で登場。かつては「倉密メルカ」という名前で爆弾魔をしてた。
しかし、式に追い詰められてしまい敗北を知った。
当時まだ14歳の子供であったこともあってか、式は殺る気を失くして帰宅した。
その後売れない絵本作家をしていたが、借金で首が回らなくなってしまいヤクザに身売りされそうになってしまう。
そのヤクザのボスの娘が彼の絵本のファンであることをきっかけに直下の興信所所長となることで命を救われるのだった。
というかヤクザのボスは式であり、式の娘の両儀 未那は彼の事務所に入り浸ってしまうのだった。
- ……私は、かつてある少女に人生を変えられた。そのおかげで、定められた未来から解放された。代わりに得たものは失敗だらけの人生だったが、それでも残るものはあったのだ。
- 終わりは万物に訪れる。どのような見解をもってしても、それが根本的に悲しいものである事は覆らない。その中で新たに生まれたものがあったのなら、後に続く我々にも、頭痛薬ほどではあるが、ささやかな励みとなるだろう。
- 死ぬよ。貴方は死ぬ。爆風に飲まれて死ぬ。これは決定事項だ。私にはね、全ての未来が視えるんだ。こうして視えている未来は、決して変わるコトはない
- 未来を知る者に人生の悦びはない。失敗のない者に成功の充実はない。私が視る結末は、決して覆る事はない。
- もう未来を視る事も、未来を悲観する事もない。過去も未来も、現在からすれば遠い彼岸の話にすぎない。神ならざる身としては、せめて、それらに思いを馳せるだけで精一杯だ
- もしかして、自分は死なない、と思ってる?未来は自分に味方していると?
- この少女は私の命の恩人にして、親分の一人娘だ。なので、嫌っている訳ではないが、必要以上に親しくなるのも問題がある。
- かつて、私の世界は二つあった。錯覚でも比喩でもない。机に二つのモニターを載せたように、まったく同じ風景を、違う世界として同時に見ていた。左の視界は現在を。右の視界は結末を。私は私の目的とする結末を望む事で、一切の希望を見失う。
- 一瞬、まぶしさに目を疑う。ある意味、この少女は魔的だった。少女の前では、誰もがその将来を楽しみにしながら、永遠にこのままで在り続けてほしいと願うに違いない━━という表現はどうだろう。君の小悪魔っぷりを隠しながらも如実に表していると思うんだが
両儀 未那
式と幹也の娘でファザコン。
ファザコンすぎて母親をぶっ倒してパパをゲットしようと目論んでいる。
未来福音にて登場。
おばの黒桐鮮花とは仲がいいらしい。
- はい。いつかお母様を倒して、パパを取り戻すのがわたしの目標ですから
- ありがとうございます。それでは、わたしとパパとの恋愛運を占っていだだけますか?
- おどろいた。オトナってみんな夜更かしなんですね
- ーこれは命令なんだけど。初対面の時みたいに、マナ君って呼んでもよくてよ?
- 分かっている事を聞き返すのはミツルさんの悪いクセね。ーそれでも、言葉にして言ってほしい?
- 未那。両儀未那です、素敵な占い師さん。お母様ーいえ、お父様がお世話になりました
- 待って。ひとつおかしなコトを聞いた気がするの。おばあさまは、自分のコトを死んだも同然って言ってたわ。もう観布子の母はいないんだって、なのに、どうして占いを続けるの?未来を視なくなって、ようやく楽になれたのに
- はい!はいはいはい!はじめまして占い師さん!あの、未成年でもお相手してくださいますか?
- なにってミツルさんはパパに似てるもの。地味なところとか、右目が利かないところとか、女の人に弱いところとか。わたし、そういう人を使うのは得意よ?
- 即興にしてはいい出来ですね。でも最後のは余計かな。聞く人によっては、ミツルさんの性癖を疑っちゃうわ
- そちらこそお元気で。どうか健やかに、おばさまらしくお過ごしください
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