ジョジョ6部ストーンオーシャンの第31話「ヘビー・ウェザー その②」の感想です。
君は引力を信じるか?わたしにネタバレされた事に意味がある事を?
ネタバレ注意!
ジョジョ6部アニメ第31話あらすじ感想!衝撃(ショック)!!これぞ「運命力(うんめいパワー)」!!
1972年6月5日の深夜のことだった。
アメリカ深南部にある産院で生を受けた赤ん坊がそこにいた…のだが生まれてすぐに亡くなっていた。
その母親は子供の死を受け入れられない。
そこで彼女はサザエさんみたいな髪型でママとして殺ってはいけないことをしてしまったのだ。
別室で同じ日に生まれた二卵性の双子の一人と「すりかえ」をしてしまった!
これが後に悲劇を生み出す要因となってしまったのだ。
プッチは自分が生まれた日に死んでしまった双子の弟がいた事実を母から告げられていた。
名前は「ドメニコ・プッチ」。
弟ではなく自分を「選んだ」運命の不思議に惹かれ、神父になる道を志したのだ。
子供の頃のプッチかわいい。
ペルラは微妙。
時は経ち、若き日のプッチ修道士は納骨堂で何かに躓いて派手に転んでいた。
よく見ると棺の下から「足」が出ている。
なんだコイツは!?ダーティなところで足をだしてやがる!神よ!アンタはこの俺をくせーところへやるのがお好きなようだ!
プッチが覗き込むとその足の主は…すでに背後に回りこんでいた!?
まるで時を止めたかのような素早い動きだなぁ!?
その男はプッチが転んで落とした本を拾いあげ読んでいた。
「聖職者なのに人妻と不倫して画家になった男の伝記を読んだりするのか?」
(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
フレンドリーに話しかける太陽の光のアレルギーだと自称するその男は日が沈むまで家に帰れずここで休んでいたらしい。
しかし、日が沈んだら出てってくれとだけ言うプッチに男は興味を持った。
「太陽アレルギーだなんてウソは泥棒はつかないだろう。
たとえ悪魔だってそんなウソはつかない」
(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
悪魔というか吸血鬼なら嘘はつく気がするが、男はプッチが右足を引きずって歩いてるのを見て自分のせいで怪我をした
のではないかと心配した。
…この男が心配!?
だがそれは右足がねじれて生まれてきたせいで、別に気にしないでくれと言うプッチ。
「君は引力を信じるか?わたしに躓いて転んだ事に意味がある事を?」
(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
脈絡もなくそう言った男の手の中で…「矢」のような物が狂ったコンパスの針のように「回転」しているッ !!
これは黄金長方形の回転エネルギーか!?部がちげーぞ!!
男はアレルギーの事を信じてくれたお礼にこの矢をプレゼントしたいと言う。
「出会いというものは『引力』ではないのか?
わたしは『出会い』を求めて旅をしている。
いつかわたしに会いたいと思ったらこの矢に念じて呼んでみてくれ…」(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
その男は数年後に頭が電柱みたいなやつと立ち会って、爺が安心するんじゃ!とか言ってたときと同じ消え方をしてどっか行ってしまった。
男は闇に姿を消すとねじれていた右足が真っ直ぐに!?
こうして運命の歯車が回りだしてしまった。
あの謎の男と出会って1年が経った頃、「懺悔室」の掃除をしていたところ、不意に現われた病魔に冒されているという一人のサザエさんの告白を聞くことになる。
16年前、自分の死んでしまった赤ん坊と他人の子をすり替えたのだという。
申し訳なく思いながらも大事に育てた男の子に本当の兄弟がいた事を自分が死ぬ前に教えねばならない。
だが打ち明ければ息子を失う事になるのではないか。
「えと…あなたは相手のかたをご存知なのですか?」
「となりの町の大きな屋敷に住んでいる方です。プッチさんという夫婦です。」
(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
すり替えた子供はプッチの弟だった…!!
これがビバ引力!
ジョジョ6部アニメ第31話あらすじ感想!この髪型…”YOUNG”(ヤング)ウェザ――――!!!
ある日、ペルラという少女のバッグを置き引きがひったくった!
呆然とするペルラの前に颯爽と現われたのイケメン。
男は若き日のウェザーであった。
彼の本当の名は「ウェス・ブルーマリン」。
ガラスを割ってしまいバイトをクビになる心配をするウェスにペルラは泥棒が割った事にしてあげると庇ったのだった。
そしてペルラはウェスに恋をしたのである。
そのことを知ってしまったプッチ。
ダブルショックである。
弟が妹と恋に落ちたこの状況…DIOのようにタフなセリフを吐きたい…。
これは一体誰の罪なのか?
母親か?プッチか?ウェザーか?ペルラか?…ヴェルサスの判事だな。
なんとしてもこの残酷な運命によって妹を傷つけまい!
固く誓った彼は「なんでも屋」を自称する探偵に大金を払ってウェスを脅させ2人を別れさせるという仕事を依頼してしまう。
しかし彼は知らなかったのである。
100年前のこの地方の法律ですらあった古い「しきたり」を…
ウェスとペルラがおやすみのキスをして別れる所を目撃した探偵は、ウェスの母親が黒人男性と結婚していた過去からプッチ家の血のウェスを黒人だと決め付けていた。
黒人差別はありでミッキーは駄目なのか…。
探偵は仲間を引き連れウェスをリンチ!
さらにペルラに襲いかかるクソどもにペルラのエリナ顔負けのビンタが炸裂!やったぜ!
しかしペルラを拳で殴りつける探偵は、探偵としてもクソな事実を告げてしまう。
「これはおまえの兄貴の依頼だ。そしてそいつを産んだ母親の家にも既に…火を放って来てやったぜ」
(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
ウェスは湖の岸の崖の木に首をくくられた…。
ペルラはウェスを木から下ろすと…。
「あたしの心の中にはもう…雨が降る事さえない」
(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
そう呟いて崖から身を投げたのだった。
ウェスにまだかすかに脈がある事を知らずに…
こうしてウェスがペルラの実の兄である秘密を彼女が知る事はなくなった…永遠に。
ジョジョ6部アニメ第31話あらすじ感想!「純潔」の日々、戻らず!!
呆然と湖に立ち尽くすエンリコプッチはどうしてこうなった状態だった。
僕は分かれさせたかっただけなのに…。
プッチが闇落ちしてしまううう!!
「なぜ人と人は出会うのだ !? 出会わなければこんな事にならなかったのに…」
「ペルラの命だけは奪わないでくれッ!
ペルラに罪はない…恋をしただけなんだ…命を返してくれるならなんでもするぞ…呪われるべきはこのわたしだ!」(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
納骨堂で出会い足を治してくれ矢のようなものをくれたあの男に会いたい…そう願った 矢先に「矢」が体を貫き首筋まで突き抜けたッ!!
同時にペルラのDISCが!?
「失われた生命は戻らないだろう…だが君が深く願うなら…彼女の『記憶』は手にする事はできるだろう。それが君の目醒め」
(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
なんでDIOがホワイトスネイクが発現すること知ってるんだよ。
そもそもこのプッチのイマジナリーDIO様はなんやねん。
そして、なんでも屋を自称する探偵は侵入者に「カタツムリ」で始末されてしまう。
犯人はウェスである。
なぜカタツムリが湧いてくるのか?カタツムリってなんだよ。
彼はその拳銃を拾いコメカミにあて引き鉄をひいたが残りの弾は全て不発。
「くそ!やはり死ねない…オレの時だけ…なぜオレは生きているんだ」
(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
ウェザーも闇落ち!!
彼は崖の上で目を覚ましたあともペルラを追って自殺を図ったが何度も偶然が重なり死ぬ事はできなかった。
絶望の怒りが人間そのものに対する憎悪へと変わっていったころ、町中に「カタツムリ」が湧き始めたのである。
エンリコ・プッチだけがこの現象の原因を理解していた。
双子同士の身に起こる奇跡がウェザーを目覚めさせたのだ。
声が現在のプッチの感じに…。完全に堕ちたな…ゲス野郎の心に…!!
「自分が『記憶』を望んだように、ウェザーは無意識にこれを望んだのだ。これからはなんでもするぞ…たとえ殺人だろうと」
(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
プッチ神父闇落ち!
「ウェザーのことが方がついたら…『彼』に会いにいこう。彼の名前は『ディオ』。
『人はなぜ出会うのか?」きっと彼なら答えを知っている。それを知りたいッ!
その答えこそが…この世の最強の力であるし真理にちがいないッ!」
(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
ある日ウェザーとプッチは対峙し、兄と告げられたことで虚を突かれプッチのホワイトスネイクに敗北した…。
そして現在。
「オレを殺すんだ…頼むぜアナスイ。」
(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第6部』(集英社))
徐倫達はヴェルサスをまんまと罠に嵌め捕えたがどんどん体のカタツムリ化は進行しているッ!!
しかも車の中にはマイマイカブリがいて万事休す!
ジョジョ6部アニメ第31話感想まとめ!
過去編気合入ってんなぁ。
プッチもウェザーもペルラも迫真の声でしたわ。
二人の闇落ちする前とした後の声の差が素晴らしい。
闇落ちした時の二人の咆哮と作画も最高だね。
とりあえずDIO様が足を心配したことも衝撃的ですが…。
こんな悲劇…非常に見応えがあるなぁ改めて見ると。
「これから先に起こる事は読者であるあなたに判断していただきたい。
結末は一体誰の罪なのか?」
グレートにヘビィなクエスチョンだぜ。
わからないから判事のせいにしちまったが、古いしきたりのせいなのか…ハゲのせいなのか…プッチが余計なことしたからなのか…母親が赤ん坊をすり替えたからなのか…。
ウェザーとペルラはさすがに被害者だろ。
しかし非ッッ常に読み応えがある回だ。
まったくジョジョらしくないエピソードだが。
珍しく荒木先生が悪が誰なのか?読者に問いかけたシーンなのですごく好きな回ですね。
次の話!
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