魔少年ビーティーが最強ジャンプでリメイクされたぞ
令和世代の少年少女たちに贈るリブート読切が、小学生向け月刊漫画誌「最強ジャンプ」4月号(3/4発売)に掲載されることが発表された。悪魔的頭脳を持つビーティーの身も心も凍りつくエピソードに乞うご期待!!
ということらしい。
どうやら、魔少年ビーティーが要するにリメイクされて読み切りで復活するらしい。
魔老紳士ビーティーっていう読み切りはウルトラジャンプとジョジョマガジンでありましたが、あれは続編の立ち位置。
これはリメイクの立ち位置ですね。
まあ体は大人、頭脳が子供ということに定評のある僕なので、小学生が愛読している雑誌でも余裕で楽しめるはずだ。
どうせギエピー!とか言ってるだけのリメイクかと思いましたが、思ったよりちゃんとしてました。
しかし、魔少年ビーティーは、心理トリックや、手品のトリックを使った駆け引きや心理戦に全振りしている。
今や当たり前のスタンドやら波紋やら鉄球の回転やらの超常現象には広がらない話。
バオー来訪者、アイリンを経て、ジョジョと超常現象ありきのストーリーの前身として駆け引きや心理戦の面白さが垣間見える。
それが魔少年ビーティーなのだ!
そんなビーティーを小学生にわかるようにリメイクするなんてできるのかァー?
というわけで、ネタバレありで感想書いてみます。
[jojolandsheader]最強ジャンプ版の魔少年ビーティーリメイクあらすじ感想1
なんか陰キャにカツアゲされている少年。
それこそが麦刈公一くんである。
道を教えてたら陰キャにぶつかられていちゃもんつけられているのである。
そして、何故か道を教えていた陰とぶつかってきた陰はお友達らしい。
この時点でツッコミどころがすさまじい。
どう考えてもいちゃもんつけるための計画的犯行以外の何物でもないのだが、僕は頭脳が子供なのでそんなことは思わない。
そんな大ピンチの公一のもとに現れたのは、なんかどす黒いオーラを纏った少年であった。
念能力者かな?
いや、これが魔のオーラである。
魔少年ビーティーとかいう転校生が登場すると、事態は急変!
見ろこのスマホを!デブの陰キャがメガネと話してる公一の方にぶつかりに行っている!
この当たり屋の一部始終をボタン一つで警察に送信してこいつらの人生はジエンドである。
こうして陰は去った。フン。雑魚が。
指先一つでダウンさせたビーティーと公一の出会いであった。
しかし、その日に公一の新築の家が家事になってしまう。
なんだこいつの不幸超特急は…永沢君かよ。
このままでは公一が永沢君のようなひねくれた玉ねぎになることは必死である。
そして、その出来事を聞いたビーティーは密かに怒りを燃やすのであった…。
最強ジャンプ版の魔少年ビーティーリメイクあらすじ感想2
どうやらそいつにはくらわせてやる必要があるようだな しかるべき 報いをッ!!
その夜犯人からスマホに届いたURLは…
犯人の放火実況動画であった。
こんな足がつくことしてよく今まで捕まらなかったな…とか僕は頭脳が子供なので思わない。
そして犯人は「火炎…ビンッビン♡」とビンビンである。
小学生が見てるのにビンビンとは何事なのだろうか。
恐ろしいヤツである。
でもぼくが小学生の頃もハンターハンターのヒソカが似たようなこと言ってたしまあええか。
しかし、ここで警察のデータと街中の監視カメラをハッキングした魔少年が然るべき報いを与えるため登場である。
精神的貴族に位置する小学生にボコられるクソユーチューバーの深夜の熱い死闘が始まる…!!
最強ジャンプ版の魔少年ビーティーリメイクの感想まとめ
ぶっちゃけると子供向けなんだけど、わかりやすい。
わかりやすさの点で言えば本家より上である。
だが、奇妙さが足りない。
この雑誌で奇妙成分がいるかと言われればいらないので、これでいいのだろう。
ただ、小学生が精神的貴族の立ち位置でイカれたあんぽんたんな大人に報いを与えるというのは、小学生であればスカッとするだろう。
僕も吉良吉影が調子ぶっこいて自分の正体を仗助に明かしちゃったシーンとか、川尻早人に痺れて憧れたものである。
でもエンポリオがプッチにアレしたあたりでは、当時は困惑しかなかった。
これは、僕があの時点では中学生だったからに違いない。
いや、でもあの辺りはカオスすぎてスカッととかそういう状況じゃないから違うな。
つまり、令和版魔少年ビーティーはわかりやすい読み切りとしては大成功なのではないでしょうか。
これで小学生が魔少年ビーティー本家見てえ!!マジ見てえ!となるかはわかりませんが、印象には残るかもしれません。
最強ジャンプ版の魔少年ビーティーリメイクにジョジョネタはある?
魔少年ビーティーのスピンオフっていうと、何故かジョジョネタだらけなんやろなぁ…。
そう思いがちである。
思いがちな理由は魔老紳士ビーティーのせいというか、大体が西尾維新先生のせいである。
もはやは魔老紳士ビーティーとかいうジョジョネタを探せゲームみたいになってるからな。
じゃあ今回はジョジョネタはあったのか?
結果から言うと控えめである。
控えめというかほぼない。
くらわしてやらねばならん! 然るべき報いを!
おまえらとぼくは精神的に身分がちがうのだ!ぼくは精神的貴族に位置する!したがって、ぼくへの命令はゆるさんッ!
このあたりのビーティーの決めセリフは押さえている。
承太郎で言えば「やれやれだぜ」みたいなものなので、これは削除できないよね。
でも、
「おまえらのようなブタに、命令はされないし、かかわりも持たないッ!」みたいな、小学生向けではないやべー煽りはさすがにないようである。
おまえらのようなブタどころではないくらい荒木先生の漫画には崇高な超暴言がもりだくさんなので、これでジョジョに興味持った子供は非情に口が悪くなりそうなところが注意点である。
なお、この漫画でジョジョネタなところは以下である。
- 効果音が「ドドドドド」
- バァーンとかバン!とか
- 「ッ」がセリフにある。
- ユーチューバーがウットリしているシーンが音石明
- 襟にカミソリがバキのドイル
最後に至ってはなんだっけこれ…どっかで見たなぁと思ってたら、ジョジョですらなくなってしまった。
絶対元ネタドイルだよこれ。
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