ブチャラティが死んだのに生きてる?死んでない謎のゾンビ化現象は何故なのか考察しよう!

       

Last Updated on 2024年6月26日

ブチャラティが死んだのに生きてるという謎の現象の経緯

何も知らねえ自分の娘の腕をぶった切った斬新なスキンシップにブチギレた俺たちのブチャラティ。
しかし、ブチャラティの奇襲むなしく、全てはボスにバレていた。

一方、完全にブチャラティに主人公の座を奪われつつあるジョルノはノンキしてるチームの面々を他所に異変に気づいていた。
何かただならぬことが起こっている…?
ジョルノの知らない間にジョルノが上陸してしまった。
注意を無視されるフーゴ、上陸したジョルノにキレるアバッキオ、チョコ食ってるナランチャとあとミスタを他所に、ジョルノはこの緊急事態をブチャラティに連絡する。

が、時すでにお寿司。
ブチャラティはラスボス特有の腹パン貫通により、絶体絶命どころか絶命寸前に!!
しかし、ブチャラティのほうが覚悟は上である。
ジッパーで腹パンした腕を挟んで止めた…はずだったが…。

しかし!キング・クリムゾン!既に!

キング・クリムゾンの能力の中ではこの世の時間は消し飛びそして全ての人間はこの時間の中で動いた足跡を覚えていない

そんなチート能力とボスのカラミティエンドによりブチャラティはくたばってしまったのだった。
だが、ここで亀の細胞から作ったジョルノのテントウムシに封じ込められるボス。
スタンド能力まで移植できるって便利すぎんだろ。
つまりジョルノはココジャンボ大量生産できるじゃん。しゅごい。

しかし、先回りボスに先回りされていた…。
だが、ボスよりも上手なブチャラティはなんとか逃げることに成功したのだった。
しかし、ジョルノが確認したら心臓が止まっていて…?
でも生きてる。生きてるならええか!!

…でもなんで生きていたのか?
しかもしばらく活動はできていたが、ブチャラティはチョコラータ戦で「あの時俺の命は終わっていた」と言っている。
作中では明言はされなかったこの事象について考察してみます。

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ブチャラティは死亡したのになぜ生き返ったってゾンビ化したのか

せっかく娘を護衛してきたら自ら殺すために護衛させてた糞上司であるボス!
ブチャラティは吐き気を催す邪悪なボスにブチギレたのだった!
むしろ自分と考えが違う上司に反旗を翻したようにも見えるが、とにかくかっこいい。

しかし、ボスはなんとラスボス特有の時間操作系な上に、腹パンで体に穴を開ける系のチートスタンドを持っていた。キングクリムゾンの攻撃により致命傷を受けたブチャラティだったが…?
間一髪ジョルノのスタンドで事なきを得たのだった。

しかし…何かがおかしい。
こ、コイツ死んでるーーーッ!!ガビーン!!
ゾンビみてえになっていたので、チョコラータのカビとか無効化していたのだった。

ちゃんとした説明は特になかったこの現象はなんなのか?
ブチャラティが死んだのはコロッセオではなく、すでにボスに始末されていたということなのか?

ざっくりいうと、ジョルノのスタンドであるゴールドエクスペリエンスが死ぬ寸前だったブチャラティをちょっと延命させてくれたと見るのが普通である。
多分意味は違うと思うが「ゆっくり死んでいくだけだったのは心だけじゃなくて生命も生き返らせてくれた」のだろう。

だが、ジョルノは死んでいったものは生き返らせることはできないと言っている。
ナランチャもアバッキオも無理だった。
なんでブチャラティだけこんな特別扱いだったのだろうか?

おそらくジョルノによりブチャラティの魂があっちに行っちゃう前にゴールド・エクスペリエンスから生命エネルギーを与えられてたこと意外にもう一つスタンドによる要因があるのではないか。
ある意味、時間操作系よりもやべー運命操作系のスタンドが介入している気がする。

やはりローリング・ストーンだろう。
本来の石の予言はキンクリの腹パンで死ぬはずだった。
しかし、ローリング・ストーンを破壊してしまった部下が居た。
ミスタである。

ミスタのおかげでブチャラティがあの場を切り抜ける運命に切り替わった。
そして、裏切りの未来を進むことになった彼らは、アバッキオとナランチャの死も発生させることになったのだ。
多分、あそこでブチャラティが死んでたらボスに反旗を翻すことはなくなり、ボスは無敵の頂点のままだった。
そしてアバッキオとナランチャは死ぬことはなかったのだろう。
しかし、ブチャラティが延命して、アバッキオとナランチャを巻き込んだことにより、ボスは「何かわからんが喰らえ」とか「オレのそばに近寄るなーー!」とか言う羽目になったのである。

ブチャラティがゾンビ化したのはゴールドエクスペリエンスのおかげである

結局天がチョッピリだけ許してくれた偶然の運命とはなんだったのか。
かつて、ジョジョ4部でアンジェロにより仗助のじいちゃんが始末されたとき、空条承太郎は東方仗助にこう言っていた。

「どんなスタンドでも人を生き返らせることはできない」

やろうと思えばできるスタンドもいるが、「時を戻す」とか「別次元から同じ人間持ってくる」とかトリッキーな感じである。
ストレートにザオリク的なスタンドはいないのがルールなのだ。
あの承太郎さんが言ってるならそうなのだろう。

じゃあこれはなんなのだろうか?

まず、前提として、ブチャラティはこう言っている。

  • 「『天』がチョッピリだけ許してくれた偶然の運命」とオレは受け取った
  • ジョルノがくれた『生命エネルギー』はもう少しだけ『動く事』を許してくれた

ブチャラティの考えでは、ジョルノのゴールドエクスペリエンスのおかげらしい。
つまり、ブチャラティの魂がパトラッシュする前に直したので、ちょっぴりあの世に行くのを遅らせるくらいは延命できたと申されている。
魂が体から離れる前に生命エネルギーを与えた偶然の運命である。

ブチャラティはゾンビ化した原因はゴールドエクスペリエンスの初期能力の影響説

ジョルノの父親であるDIOが、ゾンビにして生き返らせることができたのは吸血鬼の特性である。
しかし、息子のジョルノのゴールドエクスペリエンスに死者を生き返らせる特性はない。
だが、前述したように、ブチャラティが一時的に生き返ったのはジョルノのおかげなのである。

ジョルノのスタンド能力は、このブチャラティ腹パン貫通事件のちょっと前に覚醒している。
生物をそのまま生み出すだけでなく、「体の部品」も生み出すことで、傷が治療できるようになった。
ブチャラティにも当然、腹パンされた際の傷を埋めて直している。

だが、ブチャラティが言うにはこのとき死んでいたらしい。
ナランチャとかアバッキオに同じように、傷の穴という穴を埋めてあげても生き返ることはなかった。
このことから、ブチャラティも生き返るなんてことは本来ないはずなのである。

しかし、ジョルノには忘れられた能力が存在するッ!

あれは、ブチャラティがジョルノの顔をペロペロしてた頃の黒歴史時代…。
ジョルノのゴールドエクスペリエンスにぶん殴られたブチャラティは、感覚が暴走しちまっていた時がある。

ゴールドエクスペリエンスでパンチした相手に、「生命エネルギー」を過剰に送ることで感覚が暴走し、動きがゆっくり見え、受けたダメージもめちゃくちゃ痛え。

このいつの間にか忘れられた設定である。

つまり、この能力が久々に発動したのではないか?
ジョルノはブチャラティにこれをしたのである。

  1. ブチャラティの穴という穴を埋める。
  2. ブチャラティにうっかり生命エネルギーを過剰に送った。

じゃあなんでアバッキオとかにやらないのか。
アバ茶飲まされた恨みからだろうか?せめてナランチャには使えよという感じである。

後者の2人は以下の状況だったこともあるだろう。

  1. アバッキオは腹パン後しばらく生きていたが、あんまりボスに似てない角刈りのデスマスクをして力尽きている。
    つまり、死んでからしばらく経っている。
  2. ナランチャは、穴という穴を生み出されて即死だった。

ブチャラティは、精神テンションが上ったボスとの格闘の末、腹パンされた。
しかし、しばらく精神テンションが高かったので生きている。
しかも、トリッシュは自分の任務で護衛すると「覚悟」も高い。

つまり、ブチャラティは…「ボスのクソ野郎許さねえ!トリッシュを守るために俺は死なんぞ」という覚悟が強かったのである。
対して、アバッキオは時間が経ってる上にデスマスクして割と目的を果たしている。
しかも天国っぽいところで同僚に褒められて完全に満足しちゃってるのだ。
ナランチャは、学校に行きてえしピッツァ食いたいという目的を果たしてないけど、そもそも即死だから…。

ブチャラティはやる気満々な上に、死んですぐに生命エネルギーをジョルノからゲットできたのでしばらく生きられたのではないか?

そもそも「生命エネルギー」ってなんなのか?ノトーリアスBIGを例に考察!

この単語は「ノトーリアスBIG」戦でも出てきている。
ジョルノが飛行機にボスの手下のクソッタレ野郎がいないか確認した歳のことである。
この飛行機には、生命エネルギーらしきものは、何も感じられないと言っている。

生命を生み出すゴールドエクスペリエンスは生命エネルギー…生き物の気配的なものが感じられるらしい。
しかし、ノトーリアスBIGは生命エネルギーがないのに、カーズにも勝てそうな超パワーで元気ハツラツ発情したみたいに襲いかかってきたのである。

こいつは、「生命エネルギー」の代わりに、ボロ雑巾のように始末された本体「カルネ」の怨念のパゥワーで襲いかかってきたのである。
おそらく、こういうことだろう。

  1. カルネがボロ雑巾のようにミスタに始末される。
  2. カルネの生命エネルギーが怨念に変換されてノトーリアスBIGに流れ込む
  3. 生命エネルギーの代わりに、怨念のパゥワーでノトーリアスBIGは動けるようになる

カルネの生命エネルギーが怨念に変換されてノトーリアスBIGは活動できるようになったのである。
「本体は殺されたのに………執念のエネルギーが強いため『スタンドだけが生きてる』」というセリフはそういうことと予想する。

つまり、ブチャラティもカルネ+ノトーリアスBIGと同じ現象が起きたのではないだろうか?

このとき、ノトーリアスBIGは、カルネのボロ雑巾にされた恨みのエネルギーに加えて、そのへんの生き物やら物質を取り込んで生命エネルギーにできてるので、全然死ななかった。
しかし、ブチャラティはジョルノからもらった生命エネルギーが尽きたので、パトラッシュしたのだ。

最初はこの2つは似たような事象で復活を遂げていると思われるが、ブチャラティには供給がなかったので最終的に天に召されてしまったと思われる。

ローリング・ストーンズの件はブチャラティゾンビ化と関係あるの?

「眠れる奴隷」のエピソードは、ブチャラティが天に召されてしまった直後に始まるエピソードである。
そのせいで、ゾンビ化がスコリッピのおかげと思われるフシがあるが、ゾンビ化とローリング・ストーンズはあんまり関係ない。

ローリング・ストーンズは、悲惨な死を迎える運命を持ってるブチャラティを安楽死させてあげようとしたスタンドである。
ブチャラティは本来、ボスの腹パンで死亡していた。
そんな腹パンな運命は痛そうなので安楽死させてあげたほうがいいという余計なお世話をしてきたのだ。

だが、ミスタの大暴れにより、石がぶっ壊れて運命の形が変わってしまった。
アバッキオとナランチャも死ぬことになってしまったのである。
いや、悪化しとるやん。

そう思われるかもしれないが、ここで安楽死してたらどうなっていたか…。

  1. ブチャラティが安楽死するので、ジョルノとブチャラティが出会わない。
    つまり、ジョルノはギャングにならない。
  2. ポルポが死なずに幹部のままである。
    そして、ペリーコロさんがトリッシュの護衛を本来はポルポに任せるつもりだったと言っている。
    ポルポはデブすぎて刑務所から出れないので、トリッシュの護衛をミスタ、ナランチャ、フーゴ、アバ茶に雑に任せる可能性が高い。
  3. ブチャラティもジョルノもいないとズッケェロとサーレーと戦わなくて済む。
    でも、イルーゾォあたりで詰む。っていうか全滅する。
  4. 暗殺チームがトリッシュゲットしたところで、キンクリに勝てそうにないので暗殺チームも死ぬ。
  5. 第5部完

安楽死してたら人気キャラが全員死ぬ未来しか思いつかない。
ボスが無敵の頂点のままで、ポルナレフはずっと待ちぼうけである。

じゃあローリング・ストーンズがそもそも、いなければどうなっていたのだろうか。

  1. 涙目のルカが死んだので、ブチャラティは調査したい。
  2. フーゴが出しゃばってきたので、そのままフーゴが涙目のルカを調査する。
  3. フーゴとジョルノが出会うが、ゴールドエクスペリエンス初心者のジョルノと極悪なパープルヘイズがタイマンしたら、多分ジョルノ死ぬ
  4. ブチャラティと違って、フーゴはノレナカッタ・ボートの前科から、ジョルノがボスを倒すとか言い出したら、仲間になるとかない。ジョルノぶっ殺される。
  5. ジョルノ抜きだとポルポが死なない。
  6. イルーゾォあたりで詰む
  7. 第5部完

結局、ジョルノが仲間になって反旗を翻すためには、アバッキオとナランチャ、そしてブチャラティを犠牲にするしかない。

要するに、過酷な道を逆に選んだことで運命を切り開いたと言えるだろう。
逆に過程とかクソワロタとか言ってたボスは運命に敗北して結果にすらたどり着けない末路を遂げたのである。
死ぬ運命が定められていても、あえて過酷な「遠回り」を知らないうちに選択したからこそ、ボスを倒せたのである。
運命を変えるために立ち向かうのではなく、既に定められている運命に立ち向かっていくというのが、この5部のテーマと言えるだろう。

 

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