HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)365話「選択」!ネタバレ感想で今更振り返ろう!シマノのジョジョ感

       

Last Updated on 2023年2月2日 by たお

シマノのジョジョ感あるスゴみ

「3本の電話と1人の訪問者」この状況で前回終わったわけです。
電話はベンジャミンとチョウライとツベッパ。
クラピカは色々考えた結果、まあそりゃあベンジャミンに出ないとマズイよねとオレでも至る結論を出したわけです。

しかし!ここで誤算が!
ここまでしょーもないモブだと思われていた侍女のシマノさんが…!
あのクラピカを出し抜いてしまったのである。

完全に新手のスタンド使い以外の何物でもないシマノ…!
ゴゴゴゴゴゴとか鳴ってるし。
クラピカもいまだかつて無いくらい焦った顔を…!!

シマノのやつ…ベンジャミンに繋いだと見せかけてチョウライにつなぎやがった!
こいつ敵か!?チョウライの回し者だなのか!?

シマノさんの有能すぎる考察力を見習いたい

クラピカは有能ではあるが、情報が少なすぎた。
王子の情報が圧倒的に足りない。
ベンジャミン、ツベッパ、チョウライだけで言っても他の王子の情報はそれなりに持っている。
しかし、オイトは王妃の新入りだし、ワブルは赤ちゃんだし、ビルもクラピカも部外者のハンターである。

この王位継承戦において最も重要な「情報」を持ってる人物が居ないという弱点!
まさかその弱点の補い方がシマノだったなんてね。
そんなシマノさんを一回シマヌって間違えたクラピカは謝った方がいい。
未だにどっちかわからなくなる。冨樫やっちまったな。

シマノの貴重な情報よるとこうである。

  1. ベンジャミンの要求
    用件はただ一つ雇用主に忠実な敵に敬意を表して 死に様を選ばせる事
  2. チョウライの寛容さ
    自ら受話器を持ち直接交渉する程には寛容だが、後回しにされたら電話を切る。
    できれば殺し合いを避けたいがいざとなればためらわない。
  3. ツベッパの性格
    チョウライを優先して待たせたとしても屈辱と考える性格ではない。
    下位王子達への恩赦を勝ち獲ってくださるだけの政治力もある。

ベンジャミンは「おどれやってくれたのぉ。大したもんやぁ!死んどけや」とヤクザみたいなことを言うためにかけたのでしょうか?
切っちゃったのでわかりませんが、そもそもマイト曹長がかけてきてるらしいので、もうちょっとクールな言い回しで言ってくれたのでしょうか?
そもそもマイト=バルサミルコだったんだなこいつ。今知ったわ。

というわけで有能なシマノは、ベンジャミンは電話に出ても出なくても敵に回したからスルー必須。
後回しにしても怒らないツベッパと微妙に器が小さいチョウライなら、チョウライの電話を回すべきやね!
そういう考えだったのである。
これにはさすがのクラピカも「はぇー!シマヌやるじゃん!」と名前間違えてた。

チョウライって結構良いやつだよな

チョウライもツベッパも「念」及び「念獣」についての情報を求めているのは確定。
私設兵限界値である15人を限界突破して、協会員枠も自分の私設兵で埋めてしまった痛恨のミス。
ハンターならもれなく念能力者なのに。
ある意味下位王子とタイソンは正解を選んだとも取れる。

チョウライさんは「ファ!?ワブルのとこが襲われたやって!?赤子から狙うとかゲスめ…許せねえ!」みたいなことを言っています。
部下に対して、この王子まともじゃないですかアピールをしたいだけかと思いましたが、あの凄みを発せられるシマノさんが人格者だっていうなら心からの真実だったということなのでしょうね。

シマノさんが言うにはチョウライはなかなか高評価なのである。

「出来たら殺し合いは避けたいと思いながらも いざとなればためらわない優しさと残酷さを併せ持つ方」

この決断力はいいね。上級国民はこうでなきゃいけない。
いつまでも検討してる政治とかクソですからね。
でもツベッパ評価としては金に意地汚そうなので、王になったら増税しまくるんでしょうか?
そんなくそみたいなボンクラ検討国家にしてはいけない!考えを改めろチョウライ!

ワイの部屋に来る名誉をやるから念について教えろとか言ってるあたりプライドはやはり高そうです。
しかし、「ワブルとオイトも来るだとォ!?歓迎や!ワイは兄弟同士 望んで争っているわけではないんやで~!」と言ってくれてます。
飲み物に毒が入っていないアピールで、未開封ペットボトルを用意してくれてる心遣いと用意周到さ…。
やはりチョウライは只者ではないですぞ。
ワブルさんはミルクはねえのかクソ兄貴と思ってそうですが。

マオールに対するクラピカのカウンターが好き

ツベッパ的には、クラピカの「念」をわざと知らせた経緯をなんとなく理解していて、クラピカの有能さを買っている。
自分の守護霊獣の能力は知らないはずだが、クラピカをパートナーにしたいと考えている。
すごく都合がよく、ツベッパの念獣の能力は「パートナーと協力して色んな薬作る」である。

これはツベッパの動物的感が働いたのか、運がいいのか…。
それとも、有能な人材はパートナーによくしているので守護霊獣がそういう能力なのか。

しかし、ツベッパの思惑とは別に私設兵であるマオールとかいうおっさんはこう告げている。

「我々は『ネン』についての情報を持つ者が君だけとは考えていない」
「そして協定は我々が情報を受け取った瞬間に結ばれる」
「我々はそちらの事情を一切関知しない 理解したか?」

これはクラピカが念について教えてもいいけど時間ずらしてクレメンスと言った回答である。

ツベッパ王子的には後に是が非でもクラピカが欲しいと言っているのに、この回答…。
プライドが高いのか、ビジネス的に情報をもらうからってお前が格上にさせないというテクニックなのか。

しかし、この後のクラピカの返しが好き。

「第1王子の私設兵との間に問題を抱えている」という現時点で一番困ってる真実を逆手に取る話術である。

「第1王子の私設兵をさしおいて貴方を招き入れるのはもちろん可能だがその状況を第1王子がどう解釈するかは私達の関知するところではない おわかりか?」

「上等だ!」と思ってからの「おわかりか?」というあたりがクラピカ感ある。
やっぱり血の気が実は多いのがクラピカなんよ。
最近大人しかったからな。
ミザイと会ったときなんて出会い頭にドス聞かせてて完全にマフィアに染まってたというのに。

ロンギが念能力者なのにツベッパとマオールが念を知らないのは何故?

400話まで飛びますが、ツベッパの私設兵であるロンギは「念能力者」であることがこの回でわかります。
でもこの時点で出てる結論は、チョウライだけでなくツベッパ陣営も念能力者がいないである。
私設兵が知ってたら王子に念の概要を教えてるはずだからである。

ロンギがサイマジョ使いかどうかは置いておいて、なんでロンギはこの時点で念に関する情報をマオールにもツベッパに与えていないのか。

ツベッパはロンギが念能力者と知っていた。マオールが知らないだけだった説

実はツバッパは念のことを知っていて、ロンギも念能力者と知っていた。
マオール含めた他の私設兵が情弱で念を知らなかっただけである説。

ツベッパはこの時点ではこう言っている。

場の停滞を狙ったわね!そのハンターの情報が欲しいわよォォ!

次はクラピカ念講習会である。

彼の頭脳が欲しいわよォォ!王子ごとでいいから仲間にしなさいよォォ!隠密に説得しなさいよォォ!!

そしてマオールが念を覚えて調子こいてる時である。

協定の件は引き続きよろ。念に関して積極的に覚えたほうが良いという立場ね?

マオールではまだ念に対する防衛は望めない。

このセリフを見ると、ツベッパ本人が「念ですってェ!?聞いたこと無いわよォ!念を知りたいのよォ!」とは今まで一言も言ってない。
マオールは念を知らないので「クラピカについて調べて」というツベッパの要望を「クラピカについて調べて念って何か知ったろ!」と勝手に拡大解釈した可能性もある。

ツベッパはクラピカに夢中なことはわかるが、別に念自体にはチョウライほどご執心に見えない。
むしろ「マオールは覚えたてなので念の防衛できるレベルじゃない」と判断してるってことは、念の存在を元々知ってて、まだマオールレベルじゃ弱すぎィと判断してるようにも見える。

ってことでマオールが知らなかっただけで、ツベッパはロンギが念能力者と知っていたし、念も知ってた。
つまり念を知った上でこの後講習会に参加させる。
私設兵の念能力者を増やしておくのにこしたことはないし、念能力についての情報を増やしておくのにもこしたことはないと考えている可能性がある。

ロンギは念能力者であることをツベッパにすら黙っていた説

まあツベッパが念のこともロンギが念能力者と知ってるなら、私設兵で一番エライはずのマオールに教えない意味がよくわからない。
マオールもロンギが念能力者と知った上のほうが色々やりやすいと思うんだけどなぁ。

つまり、誰一人ロンギが念能力者であることを知らなかった可能性もある。
ここで似たような行動をしてる人物が「テータちゃん」と「カチョウちゃん」である。

テータはツェリに念能力者であることを隠していた。
テータ(とサルコフ)はツェリのやべー性格を知ってるので教えたくなかった。
じゃあロンギも同じで、念を知ってるけどツベッパに教えたくない理由があったってことですかね。

おそらく、カチョウと同じで黙ってバレないようにサポートしたかったタイプの可能性がある。
カチョウは表ではわがまま放題で、継承戦参加に意欲的なフウを装っていた。
裏ではフウゲツと離脱することに必死だったわけである。

それと一緒で念を使えることを隠しておいて、いざというときにツベッパをサポートできるように考えていたのですかね?
で、仲間にする件はマオールを差し置いてロンギが交渉まとめちゃいましたが…。

この後、マオールが怒りそうだけどなぁ。
ツベッパにも念のこと黙ってたのバレそうだし。
やっぱり前者かなぁ。

もしツベッパも念能力者だと上位王子で情弱なのがコイン配ってるおじさんだけになっちゃうな。

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