トマトイプーのリコピン74話

トマトイプーのリコピン74話のめめちゃんパパからわかるおっさんの生態を見て共感しよう

トマトイプーのリコピン74話

Last Updated on 2024年3月18日

ジャンプラで結構見てるマンガは多いのですが、もう1月くらい前に見たはずなのに俺の心を掴んで離さないマンガがある。
トマトイプーのリコピン74話である。
トマトイプーのリコピンは結構ジャンプラの中でもトップ10に入るマンガではあるが、なぜか1位とか2位を書かないで10位くらいのこの漫画について書かずにいられない。
そんな気持ちで胸いっぱいなのである。

トマトイプーのリコピンとは

『いぬまるだしっ』の作者のマンガで、ジャンプでも連載してたんだけど、なんかいつの間にかジャンプラにいたマンガである。
おもにサンリオみたいなリラックマみたいなキャラが生息するキュートピアという不思議な世界に迷い込んでしまった中学生のめめちゃんとリコピンとかいう犬の話である。
基本的にゆるい木多先生の幕張のようなマンガで、時事ネタ(主に政治や人物の不祥事などの際どいネタ)や下ネタ、SNSなどのインターネットの話題、流行語、芸能人のネタをぶっこんでくることに定評がある。

問題はこの74話に恐ろしいほど共感してしまったのだ。
こんなに共感したのは生まれて初めてかもしれない。
こんなことで生まれて初めてを使いたくなかった。

トマトイプーのリコピン74話の心温まるあらすじ

めめちゃんのパパは束の間の休日に屁をこいていた。
横になって屁をこきながらしょーもないテレビを見てるんだか見てないんだかわからない態勢であった。
めめちゃんとリコピンが走り回っている姿を見て彼はこう思った。

「若ぇ…」

彼はそんなおっさんである自分を見つめ直してしまったのだった。

以上である。

なんだこのクソ漫画はと思われたかもしれない。
馬鹿野郎!
この回はおっさんの心を深く傷つけ、自分を見直させ、そして死のうかなと思わせる魔力があるのだ!
それを今から説明してやる!!

なんでそんな走れるのこの子たち

わかる。

めめちゃんとリコピンが走り回ってる姿を見ておっさんは思った。
なんでそんな走れるのこの子たちと。
ワイも息子に無理やり走る回るところを見学しろと言われることがあるが、2往復くらいしたらベッドで応援する始末である。
中学生の頃シャトルランとかあったが、1往復したらゲロ吐くんじゃあないだろうか。

めめちゃんパパも横断歩道でほんのちょっと走っただけで動機・吐き気・目眩がしたらしい。
すごいわかる。
俺も電車に遅れそうなのでちょっと走ったら電車でゲロ吐くかと思ったし、うんこしたくなってうんこ漏れそうだし帰ろうかと思ったわ。

これが老いか

わかる。

ある日突然おっさんは思う。
それまでおっさんだと思っていなかったのである。
めめちゃんパパもこれに気づいてしまった。
無慈悲すぎる。もうおしまいだ。もう人生が終了にむけてリニアモーターカーに乗せられてる気分だ。
まだ完成もしてないのに!俺が小学生くらいの頃からもうすぐできそうとか言ってたのに!

だが、この気付きにはさらに問題がある。
次の日には忘れているのだ。
何故かおっさんだと気付かされたのに、またまだワンチャンいけるやろと開き直っているのだ。
頭おかしいんだよな。おっさんなんだよ。
多分ブログにすら書いてるのに明日には20代のつもりになってるんだぜ?俺は。
もはや救いがたい。

1回のシャワーで風呂場の排水口詰まっちゃうからね

わかる。

嫁からおめえ排水口の髪の毛なんとかしろよと言われ度に、哀しみに包まれてしまう。
MISIAの包み込むようにが脳内で再生されるほどだ。
これが再生される時点でおっさんなのである。

くさタイプのポケモンは草ww草生えるwwとかこの漫画を見て思った2秒後に草が枯れてしまったよ。
僕もウォール・マリアで止まっているし、会社ではウォール・ローゼまで言ってるパイセンもいるしな。
10歳上のパイセンなんてウォール・シーナまでいっている。
じゃあ、まあええか…とも思うのだが、問題はパイセンなことである。
パイセンということは数年後進撃されて駆逐される可能性もあるのだ。
進撃の巨人を平然とハゲネタとしてマンガのネタで使うな。

だいたい身体のどっかが痛ぇどこか必ず1つは不調がある

わかる。

わかるしか書いてねえ。
倦怠感と片頭痛が割とポピュラーな不調なのはワイだけではなかったことに安心している。
これがDIO様が言っていた人は安心を求めるために生きるということなのだろう。
サンキューDIO!

1つ回復したと思ったら何かのマイナススキルが発動する。
これに関してはどっちかっていうと重ねがけである。
さっきも息子をこのくそのような熱さの中散歩に連れて行ったが、頭痛えし、腰痛えし、熱いし、息子は元気だしで、途中でドライブに切り替える始末である。

3歳児と37歳児ではもう全然違うよ。
片方はレベル3でHP満タンでも、こっちは不死身じゃないヒュンケルのHP1だよ。
無駄にレベルだけ上がって、ずっと状態異常なんだよ。

パパさっきからオナラやめてよデリカシーなさすぎ

わかる。

これはマンガでは娘に言われているが、ワイはよく嫁に言われる。
そうなのだ。めめちゃんパパも言っているように

自分がオナラやゲップをしたことにすら気づけ無いのだ。
これに気づいたとき、もう人としてどうなのだろうと見つめ直し、また屁をこくのだ。
人とはなんて愚かな生物なのか。
それとも愚かなのは俺なのか。

最近息子が口で「ブー」ってして嫁に怒られ、僕も注意するのだが。
その注意した直後に僕も尻から「ブー!」ってしてしまって、息子に「ブーだめだよ!」とキレられてしまった。
そのときの僕は「誠に申し訳ないでやんす…」としか言えなかったし、嫁はまるで養豚場の豚を見るような目で見てきて死ぬかと思ったよね。

見てコレこの毛なに?意味ある?

わかる

ピンポイントにわけのわからないところ、謎の耳毛である。
本当にわけわからんところにわけわからん毛が生えてくる。
顔とかも謎の毛が一本生息してたりする。

小学生の頃毛が映えるのはセキュリティを挙げるためなんや!と何故か股間の毛をメインに説明されたことを覚えている。
小学生にはまだ生えてないだろと思うが、じゃあこの耳毛とかけつ毛はなんのセキュリティのためなのかを当時の担任のババアに小一時間問い詰めたい。

そう、もはやこれらの毛は生まれながらに不要なもの。
こんな意味不明な毛に生えてこられると、もはやおっさん事態が不要なものと言われているような気分になり鬱だ死のう。

子供の頃は大人は強いもんだと思っていたけど 全然そんなことなかった

おとなになってもちょっとしたことで傷つくしめちゃくちゃ凹む。

わかる。

男子とおっさんの違いなんておもちゃの値段くらいのもんだはさすがに言い過ぎだとおもうが…。
…。
……。

いや、その通りじゃねえか。
おもちゃの値段上がってるだけだ。
いつまで経っても難しいニュースがわかんねえ?
確かに俺も円安とか岸田ふざけんなやとか言ってるけど、円が安いとどうなんのかわかんなくなるもんな。
でも大人になったふりしてFXとかには手を出さないぞ!FX口座はいっぱい持ってるけど。

そう、めめちゃんパパが言う通り、大人になるとは大人のフリがうまくなることなのだろう…。

ただただ体だけが劣化していく

わかるぅ

体だけじゃなく記憶も劣化してるのもわかる。
なにやろうとしてたっけ?が口癖になりつつある。
マジで思いついたらそこでやらないと2秒後に忘れてる始末である。
こんなの人としてもう生きていけないのではないだろうか?

みんな本当にこんな状態で生きているのだろうか?
俺の知ってるおっさんどもも同じ悩みを抱えてるはずだ。抱えててくれ。抱えてろ!

性欲も減退してる

わかる。
…わかる?

…これはめめちゃんパパも気づいたが、王様のブランチとかでテレビで女湯シーンとかするとガン見してる自分がいる。
何故かこれだけはそんなに変わってないな。
変わってないからパパ活とかあるんだろうけどな。

いや、これめめちゃんパパの皮を被った作者の日常書いてるだけやろ

間違いなく作者が日常思ってることを書いただけなのに、なぜこんなに心を撃つのか。
それは共感である。
おっさんに共感することしか書いてない。
それも的確すぎる。
的確すぎてちょっと控えてほしいくらいである。

え?俺マンガ書いたっけ?と一瞬錯覚するレベルである。
よくわからないがこのブログを読んでまだ読んでないおっさんはもちろんのこと、おっさんに興味がある人はこのおっさんマンガをおっさんの気分で読んでみてほしい。
以下のURLから無料で読めちまうのである。俺が言いたいのはそれだけである。体痛え。

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