薬屋のひとりごとのネタバレ感想!なぜ人気なのかを考察してみた!【これ毒です】

薬屋のひとりごとはなぜ人気なのか?

「薬屋のひとりごと」は、2011年10月から日向夏先生によって小説投稿サイト「小説家になろう」で連載がスタートした作品です。
「月刊ビッグガンガン」と「月刊サンデーGX」の2誌で漫画化している。
個人的には絵柄はビッグガンガンのほうが好きですが、月刊サンデーGXのほうが進行速度が速いのでどっちも見てます。

基本的に、クール女子がイケメンに一方的に興味持たれる設定は王道で、人気があります。
もうそれだけで、とりあえず女性読者はけっこう釣れます。
でも、そこまで甘くないのと普通に推理ものとしてもおもしろいので、男性読者も抵抗なく読めます。
なので、クセが強くなく、男女関係なくウケがいいので読者層が幅広い。
転生ものとかでもないので、元々なろう系に興味ない層も読みやすい。

薬屋のひとりごとの冒頭あらすじ!

齢十七の娘である少女・猫猫は森の中で薬草を探していた。
しかし、女官狩りとしてさらわれてしまう。
日本では普通なら大事件だが、ここはファンタジーやメルヘンでおそらく元ネタは中国である。
日本ならいきなりハイエースのご登場である。

しかし、この漫画ではそんなことがきっかけで猫猫が一生関わりたくなかった後宮で侍女として働くことになってしまったのである。
猫猫の元の職業は薬師である。
しかし、その身分を隠しながら下級の女官のひとりとして働くのであった。

好奇心と薬学の知識が規格外な上に、コナンくんばりの推理力を持つ才能を持った猫猫の前にその能力がバレてしまう出来事がこの後巻き起こるのだった…。

薬屋のひとりごとの猫猫かわいい

猫猫は、花街の薬師として働く少女でこの漫画の主人公。
黒髪ストレートで常に達観して物事を俯瞰して見る落ち着き具合が特徴的な子である。
ジョジョ6部の徐倫よりやれやれだわとか言いそうな感じである。言ってないけど。
人付き合いが苦手なため口数が少ないが、後宮の女性たちとは良い友人関係を築いている。

しかし、好奇心と知識欲は人一倍強い。
薬師としての仕事が本業であり、薬関連の事件やらめずらしい薬やら材料やらを見ると周囲がドン引きするくらいテンションが上がる。
テンションは上がるわ、空気は読めなくなるわ、奇行に走るわで大変な騒ぎである。
それどころか自分の体を毒の実験体にする狂気でサイコな癖があるため、毒実験体となった左腕の傷跡を包帯で隠している。
もしかしたら刃牙に出てくる柳龍光のように毒手も使えるんじゃあないだろうか。

特に牛黄というめずらしい素材が絡んだ時は、身を挺してイケメンを助けてラブロマンスに走るのかと思わせて牛黄のことしか頭になく、カオスな空間を作り出した。

また毒に対して強い耐性を持っていますが、アレルギーには勝てず蕎麦アレルギーである。

薬屋のひとりごとの猫猫 は何歳なんだぜ?

初登場時の猫猫の年齢は17歳である。
小柄な体型をしており、身長は153cm。
男性に対する恋愛感情はないし、タマナシとか生えてこないかなぁとか平然と言ってのける。そこにシビれる憧れる。
だが、生物学的に出産は経験してみたいらしい。

薬屋のひとりごとの猫猫のそばかすの謎

大体この漫画に出てくる女性キャラは美人だが、猫猫も明らかに美形である。
だが、とある理由でわざと顔に「そばかす」を描いている。
そばかすをわざわざ作ってつけてる理由は、猫猫が暮らしていた花街にある。
ここでは危険な人間も出入りしていたため、襲われないために自分で「そばかす」や「シミ」を描いて自衛しているのである。
普通は化粧は美人に見せるためにするものだが、わざとそばかすを書いているこのエピソードだけでも猫猫が只者ではないことは確定的に明らかなのである。
完全に美少女な顔立ちだが、もともと住んでた環境に美女が多かったため本人に自覚はない。
それどころか自らそばかすを付けるという奇行に走っている…。
大体ひねくれた表情やジト目でいるため壬氏のドM性癖にクリティカルヒットしており、もう結婚すればいいじゃんという気持ちになる。

猫猫は人攫いに攫われて後宮の下女になっている。
その間に化粧を落とすタイミングが無かった。
これが本人の意図しないところで幸いし、猫猫がかわいい顔をしているとバレなかったのである。
もしバレてたら人攫いからもっとろくな目に合わされなかった可能性もあるため、そばかすとシミの化粧は不幸中の幸いだったのだ。

薬屋のひとりごと 好きなエピソード

猫猫の運命が変わったきっかけの出来事「これ毒です」

序盤に猫猫の運命を大きく変えた出来事がある。
それは数少ないお友達である小蘭(しゃおらん)の噂話だった。

帝の子供は生まれてすぐ連続で亡くなってしまっていた。
偶然にしてはあまりにも怪事件。
当然噂好きの侍女の間ではこの話でもちきりである。

この出来事は「後宮の呪い」になってしまっていた。
別にこの漫画は呪術廻戦ではないので当然呪いではない。
あきれていた猫猫だったが、この事件は呪いなどではいことにコナンくんバリの推理力で気づいてしまう。
彼女の薬の知識はもはやチートであった。
そもそも実はさらわれる前に暮らしていた場所で同じような人を何度も見ていたのである。

とある方法で子供やその親である妃たちの体調不良の原因もつきとめ、対策もさり気なく伝えることに成功した猫猫だったが…。
その匿名で解決した方法がまずかった。

壬氏というイケメンの偉い感じの人にモロにバレていた。
こうして平和な生活を送り、おとなしくしてれば家に帰れた猫猫は…壬氏に目を付けられてしまった。
さらに玉葉妃にも気に入られて侍女になってしまったのである。

玉葉妃付きの侍女として食事の毒味係になってしまう猫猫だったが…。
むしろ毒を試したいやべー奴だった。

普通の侍女なら死ぬかもしれないこの仕事はノーセンキューである。
しかし!逆に!猫猫にとっては最高の職場だった。
毒を接種したくてしょうがない。おもしれー女どころか完全にヤベーやつである。

いつも通りに玉葉妃の食事を毒味する猫猫だったが…完全に恍惚の表情を浮かべてしまう。
そんなにあの飯うめーのか。孤独の侍女グルメかよ。
そう誰もが思った時、猫猫はこう述べるのだった。

「これ毒です」

毒なのかよ!!

誰が毒を入れたのか?
猫猫のコナン並の推理力が冴えわたるのだった。
これが天職か…。

猫猫のブチギレシーンに全ドMが震えた

帝の命令で上の「後宮の呪い」のせいでやせたかなしいすがたになった梨花妃を治療することになった猫猫。
白粉の毒に侵され、今では寝たきり状態の彼女の部屋に行くと驚くべき光景が!

侍女たちは食事も満足にあげられていないのである。
病人に通常の料理とかあげても食えるわけがないのである。
僕も調子悪いときにラーメンとか食べたくない。

しかし、猫猫が病人食を持っていっても、侍女たちのゾーンプレスなディフェンスに阻まれ部屋にも入れてもらえない。
周りが無能なクソなことにやる気なくなってきた猫猫だったが、やはりイケメンである女のやべーところを目撃して割と引いてた壬氏により部屋に入れることに。

そこには「後宮の呪い」そのものであった白粉が塗られている梨花妃がいたのである。
侍女ちゃんは「だって梨花妃が気に入ってたから」というしょうもない理由で毒を塗りたくっていたのである。
このままではしょーもない頭スイーツな考えのせいで梨花妃の危険が危ない!

あまりの無能っぷりに侍女にブチ切れる猫猫。
ここのブチギレっぷりがヤクザみたいなキレ方をするので最高でした。

「良かったな。お慕いする梨花様と同じような姿になれるぞ?」

侍女の髪を掴み、白粉を頭にぶちまけてこのセリフである。
普段静かなやつがブチギレたときが一番怖いのである。
そして、漫画で一番「ヒュー!」とコブラみたいな感想になるのである。
承太郎がダービーにコールかドロップかはっきりしてもらおうか!って言ってたのを見た時の感覚に似ている。

だが、これを現実でやると黒歴史になるだけなので辞めた方がいい。
これは現実でやると中二病である。
でも漫画だと最高にイカしたシーンだし、この漫画で一番好きなシーンでした。

あの壬氏も恐怖してた猫猫の啖呵切るシーンは一見の価値アリっすね。

薬屋のひとりごとの牛黄とかいうキーアイテム

牛黄というのは牛の胆石であり千いるうちの一頭にしかない薬の最高級品である。
この漫画では猫猫が最も執着している。
どのくらい執着しているかというと、ぶん殴られて鼻血出しても、足をぱっくり切っても、壬氏の命を救っても牛黄のことしか考えてなかった。

壬氏からのとある依頼を解決したら牛黄をやろうといったばかりに、壬氏の命を救うというラブロマンス突入イベントでも牛黄に敗北するキーアイテムである。

なお、普通のラブコメではめちゃくちゃいい雰囲気になってちょっと気まずい雰囲気からのこの牛黄を出して猫猫のご機嫌を取ってセッ!する流れになると思うのですが。
何故かお礼にアレをあたいがちょん切ったるで~みたいなことを言い出すとんでもない状況を生み出すアイテムなのだ!なんでやねん。

薬屋のひとりごと 父親と母親

猫猫の本当の父親と母親が明らかになるシーン。
父親はあっさりでしたが、母親は今までの伏線が明らかになって明かされるのでなかなかいいですね。
いや、まあこの人だろうなという気はしてましたが。

猫猫の父親は猫猫を含めた登場人物から飄々とした食えない男として警戒されている男、羅漢である。
彼は全て同じ顔に見える病気に陥ってた。
それゆえの孤独を癒す女性に出会った彼だったが、とある出来事で歯車が狂いすべてが台無しになってしまう。

猫猫への執着はここから全てが始まり、彼女への執着が終わる結末が最高にいい回でした。