この366話では後に割と重要だった話が全王子書かれる。
タイトルが「それぞれ」ですからね。
400話時点で未だにこれなんだったの?ってところもあるのでその辺を書きます。
マラヤームの龍の大きさの謎とフラグ
マラヤームの守護霊獣がデカくなっている!?
ハンゾーとビスケはそこに気づいてしまった。
たしかにデカい。
ベンジャミンとかカミーラとかの上位王子のがデカいのはわかるが、マラヤームとかいう子供の守護霊獣の龍がでかいのはなんなのか。
おそらくマラヤームは姉のモモゼ大好きっ子である。
モモゼと離されてしまい、ストレスを感じて、それが守護霊獣の大きさに反映されてるシーンですね。
モモゼはこの後死亡しますが、そのあたりで空間を具現化する能力が発動していることからも、モモゼがマラヤームのストレス状態に大きく関わってるのである。
モモゼ包囲網!殺るのは誰だ
というわけでクソ親のせいで絶賛命を狙われているモモゼちゃん。
- ベンジャミン私設兵
ビクト - 第二王妃ドゥアズル所属
ニペイパー - 第三王妃トウチョウレイ所属
ブラッヂ - 第四王妃カットローノ所属
ラロック - 第五王妃スィンコスィンコ所属
タフディー - 第六王妃セイコ所属
ナゴマム
まったく顔も名前も覚えてないクソモブしかいねえ。
しかも殺るのが一番どうでもいい息子を持ってる王妃の私設兵という…。
なんて不憫なんだモモゼは。
王族暗殺犯は国王軍に捕まれば一族もろとも処刑されてしまう
絶対に捕まらずに且つ 自分が実行犯である証拠は残す…!!
次代国王の最重要職に就くため!!
意外と難易度が高いのですが、実は全員念能力者だったんでしょうか。
ビクトとタフディーがそうなのはもうわかってますが。
念能力者じゃないとかなり無理ゲーですよこれ。
しかし、この状況ですやすやのモモゼちゃんは案外マジで王の器があったのかもしれない。
この状況じゃなければねぇ。
フウゲツに護衛が少ない謎
フウゲツで謎なのは、カチョウはプロハンターの警護募集してるのに、フウゲツはしてないこと。
実際この回では、セイコ所属の警護兵であるリョウジとバチャエムとかいう念も使えなそうなモブしか味方がいない始末。
ベンジャミンの私設兵と第2~第5王妃の所属兵の監視は全員敵ですからね。
400話でわかったのはクズ親のセイコさんは、カチョウが大嫌いだったらしい。
しかも妹の盾として重要だったと言ってます。
さらに、フウゲツはセイコの意のままにできると言ってることからフウゲツを生かす予定だったっぽい。
なのにフウゲツは「セイコ王妃所属兵2、従事者8、監視5」しかいない。
カチョウは「セイコ王妃所属兵2、協会員3、従事者5、監視5」である。
明らかにカチョウを優先してる気がするんですけど。
せめてハンターを1人はフウゲツに渡したほうがよかったのでは…。
カチョウの偽り!私設兵がブサイクだらけの謎
カチョウは自分の兵とか侍女にヘイトを集めまくってますね。
センリツだけはカチョウの本心を理解していて、「これが… 自分を偽ってまで望んでいる事ならこんなの絶対に 間違ってる………!!」と思ってくれてます。
(早く殺されればいいのに…)
(俺達もフウゲツ様の方が良かったな)
(双子なのになぜこうも…)
(ああイヤだイヤだ早く辞めたい)
これがカチョウの護衛の心の声なので、フウゲツのためにあえて自分が嫌われ役を買って出ている。
フウゲツにまで態度悪かったのは、周りに自分がフウゲツを出し抜いて生き残ろうとしてる強かな王子であると印象付けているのと、自分が死んだ時のフウゲツのダメージを和らげるためですかね。
つまり、カチョウがフウゲツを守るため、クソ女であることを偽り、自分に注意を向けている。
いざというときに護衛が嫌われ者のカチョウを見捨ててフウゲツを助けてくれるように仕向けてたんでしょうね。
前述したようにセイコもカチョウの嫌われっぷりを利用して「妹の盾」として利用しようとしてましたんで、カチョウの計画は親にもテキメンだったってことですね。
自分の周りをブサイクで固めてたのも、自分の可愛さを目立たせるためにやってる嫌な女を偽ってたってことですかね。
カチョウって結構有能ですよね。
まあフウゲツはカチョウの思惑を理解してしまったら完全に行っちゃいけない方向にラリっちまったんですけど。
ハルケンブルグの最強の守護霊獣の制約
目が覚めたら私設兵が全員ぶっ倒れてたことが無かったことになっているというサスペンス。
ハルケンもあの後気絶してて、夢オチを疑うほどである。
左手甲の鳥の羽根の謎も含めて、この時点で理解出来たやつはいないんじゃないのか。
まさか羽を持ってる人間が集まると最強クラスのオーラを持つダークホースになるなんて…。
そしてあまりにも強すぎるので、気絶は制約って気づけたやついるのか?
絶対無理だろ。オレはこの時点では「?」としか思わなかったもん。
サレサレの「次の晩餐会 世界が変わるぜ?」の期待と落胆
次の晩餐会 世界が変わるぜ?(引用元:冨樫義博著『ハンターハンター』(集英社))
僕はこの台詞で、お。唯のゴミじゃなかったのか!サレサレに期待するしか無い。
実は念能力者で、凄い能力を持ってるに違いない。
サレサレ王子バンザイとかちょっと思ってた。
クソライブを晩餐会で決行して世界を変えようとしてたとは誰も思わないのである。
むしろセンリツに変えられてるじゃん。
みんな有能な王子なのに、なんなんだコイツはマジで。
ルズールスが無知の不知からきっといい奴に
400話までで一番何もしてないのでこれが何かのフラグになるのだろうか?
365話まででは、以下の評価である。
- ツェリ談でハンター試験で先走った阿呆で「無知の不知」
- 念の情報を得てクラピカじゃなく、何故かツベッパにつこうとする
なんかダメそうなやつな印象、サレサレクラスの「無知の不知」かもしれないと思われていた。
この回でバショウからヘビィなスモーカーでも健康になる「キレイなハッパ」の存在を聞かされて、国民のためになろうとしてることが判明した。
こいつめっちゃ良いやつだし、王になったらいい国になりそうなんだが。
アホなんだろうけど良い奴なんでしょうね。
王の器とはまた、別でしょうが。
シャア=アのケツモチってところから、いまんとこシャア=アと共闘してる旅団が上層に関わってきてから目立たないかな。
タイソンが一番平和な王子だと思う
「全人類がタイソン教徒になった時!!真の世界平和が訪れるの!!」
ここらへんからタイソンが予想より大分ヤベーやつとう印象になってきました。
イケメン軍団も名前が明かされるのが34話も後の6年後なんて思わなかったわ…。
まあ、頭がハッピーセットなだけで一番平和な王子とも言える。
「さも読んだかの様に作品をホメるコツ教えましょうか?」
ジュリアーノもこの頃は塩対応だったんだなぁ。
ツベッパが念を知ってる疑惑
全てを話すとは思えないから ここから数回の面談で彼の処遇を判断してちょうだい(引用元:冨樫義博著『ハンターハンター』(集英社))
前話でも書きましたが、ツベッパって念知ってるんじゃない?
念について情報を知りたいなら、なんとしてでも聞き出そうと指示するはず。
クラピカの処遇の判断ということは念の情報はわりとどうでもよくて、パートナーにふさわしいかだけ知りたいように見える。
ロンギが念能力者なのは確定なので、ツベッパだけはロンギを通して念をすでに知っていた可能性がありますよ。
ツェリードニヒの天才が開始される
テータちゃんが言う「早ければ5日から一週間くらい」の修行って、ゴンとキルアならどのくらいでできるんですかね。
なお10万人に1人の才能のズシはそもそも自然に念を起こしたのに3ヶ月かかったらしいですけど、初日どころか出航してから4時間ですでに念が起きてる。
出航して4時間しか経ってないこの時点でゴンキル超えてそうだよなぁ。
「この人天才だ…!!」じゃあ納得できないんだよなぁ。最初から使えてたとしか思えない。
天才すぎるくらいならこの説であってほしい。
ツェリードニヒのレベルEでみたイケメンでイキった小物な初登場!弱そうだったが?カキンの第4王子である。レベルEの人魚編のイケメンに似ている。クラピカが乗船した本来の目的が忘れられがちだが本来はコイツが目的。緋の目の残りを大量に持[…]
チョウライかワブルか上位王妃私設兵の葛藤
チョウライの至れり尽くせりな行動…「サカタ」と「ハシトウ」を貸してくれた。
ハシトウのほうはともかく、サカタは念使えないのに割りと目立ってる有能になってくれますからね。
そして第二王妃の兵のスラッカが独り言を考えてるシーンが難しくて、前は頭に入ってなかったのですがちゃんと読んでみました。
報告しなければいけないので、必ずどちらかかあるいは両方が王子の側で警護する
第一王妃と第二王妃の所属兵の役目なのはチョウライのみってわけじゃないんですかね?
例えばカミーラだったら、第1だけでしょうけど。
フウゲツだったらとしても、第1~第5までの私設兵の役目ではなく、第1と第2王妃の私設兵がまとめるんですかね?
要は上の話があるので、ベンジャミンの私設兵の選択次第で、スラッカが14王子に行くか、チョウライのところで留まれるか決まるって話みたいです。
くそどうでもいい話でした。
カミーラとハルケン仲悪すぎ
スラッガの話ですと、「王妃様は何事にも控え目な方で警護兵にもサポート役に徹する様にと指示されている」人らしい。
そしてカミィはそんな何事にも控えめな王妃に「ママの方が第9王子に近づき易いでしょ やって!」と命令するのだった。
ハルケンと姉2人と母親は折り合いが悪い前情報はあったけど、仲悪すぎってレベルじゃねえぞ。
バビマイナの念能力は迎撃型のカウンタータイプ
ここでのみ唯一言われてるのがバビマイナの能力ですね。
気になるのはそのくらい。
あとはクラピカやるじゃん!とベンジャミンが高評価なことくらい。
どうやらバビマイナは迎撃型のカウンタータイプらしい。
相手からのアクションに対して発動する念能力。
399話でヨコタニがノブナガさんをM字開脚させてたみたいなアレですね。
さすがにクラピカがM字開脚させられるというか能力かぶせてこないとは思うのですが。
どう見てもろくでなしBLUESの葛西にしか見えないのがヨコタニな能力より武闘派を思わせてくれる。
大尊のライトクロスを普通に使うことから、相手のパンチに反応してカウンターしてほしい。
ライトクロス(カウンター)→バックブリーカー→肋を必ず折る能力に違いないね。
クロロとゴキブリと37564とガチ凹み
ようやくここで姿を見せた幻影旅団。
団長だけご登場である。
クロロは5層の37564区域にいるわけですが、御存知の通り「みなごろし」の語呂合わせである。
クラピカが死ぬほど虫を探して、寿命減るのを防ぎたいのに、クロロの目の前には普通にゴキブリいて踏み潰されてる皮肉を見せたシーンだとは思うのですが。
気になるのは団長が死ぬほど凹んでるけど、これはどの時系列かということ。
- 普通に初日の出航4時間後でクラピカが虫というか小動物探してる時系列と一緒
- 出港後かなり経ってて、団長以外全員死んだ時系列
- ボノレノフにメタモルフォーゼンでゴキブリになってヒソカ探してもらってたらモブに踏み潰されてボノさんが死んだ時系列
まあ普通に考えて①でしょうね。
クロロは団長の時はクールキャラを演じてるわけですが、1人ぼっちなので素が出てる。
素のクロロが自分のせいでシャル(とうんこしてたコルトピ)が死んだとガチ凹みしてるシーンでしょう。
子供の頃仲良かったからなぁシャルナークは。
フランクリンとシャルが一番古い頃からクロロとつるんでたし。
何より、このクラピカは後ゴキブリを見つけてオイトに操作させることになるので、そのフラグな意味合いもあるでしょう。
②は多分ないと思ってて、団長よりもマチのほうが最後まで残りそう。
そもそも団長残ってたら皆殺しじゃないし、37564は冨樫の遊び心だろ。
そもそも船で全滅するのかなぁ旅団は。シズクくらいは死にそうだけど。
③だと最高に面白い。
眼の前でボノさんがモブに踏み潰された時のクロロの絶望した顔だと考えると、すげーシュール過ぎて草。
…難しいですね。柵は…忘れるものではなく 断ち切るものなので(引用元:冨樫義博著『ハンターハンター』(集英社))
このクールなセリフがギャグ漫画にしか見えなくて草。
次の話
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