宵物語(よいものがたり)「まよいスネイル」のあらすじ!
鬼物語依頼に集結した幼女と童女と少女。
阿良々木暦のロリコンが最大限に発揮されるパーティで重い結末に挑むことになる。
この話は、直江津高校バスケ部の後輩である、メインキャラを狙ってそうな日傘星雨が持ち込んだ「噂話」が火種となる。
彼女が持ち込んだ「ここだけの話」。
チームメイトの先輩の妹というウェカピポの妹の夫のようなややこしい関係性の知人が、誘拐されたとの「噂」であった。
名前は紅口孔雀(べにぐちくじゃく)。
ドラクエのモンスターにそんな名前の奴が居た気がする。
だが、この家の家族は警察に通報していないのである。
高校生で首を突っ込むことを卒業したと思われた阿良々木暦だが、聞いてしまったからには行動してしまうのである。
誘拐とはいうものの、家出の線もあるのではないか。
だが、誘拐犯からのアプローチがあったため誘拐事件は実在する…?
郵便受けにはその子のものと思われる前歯が置かれていた。
これは思ったよりもヤベー犯人すぎる。
かなりこれは残酷なやつなのではないのか。
ここは八九寺真宵、忍野忍、斧乃木余接とパーティを組むしか無い。
阿良々木暦はこれを家出と推理していた。
こうして、鬼物語依頼のロリトリオもといロリオが結成されたのである。
この話は終始地獄のような重さがあるが、最後に八九寺真宵とかいう超神様によりハッピーエンドを迎える物語である。
[monogatari]「まよいスネイル」の重すぎる話の登場人物紹介
阿良々木暦
後輩に幼女の動向からは目を離さないことを宣言した主人公。
大学生になり少女と幼女と童女と行動を共にする。
やべー後輩からここだけの話を聞いたため、小学五年生誘拐事件に首を突っ込むことになる。
忍から、あの地獄のゴールデンウィークで羽川を救えなかったことを悔やんでの行動と見抜かれてしまったが…?
八九寺真宵
小学五年生が誘拐された状況なので、阿良々木暦に奇声をあげて抱きつかれなかった。
今回の阿良々木暦の例のアレはロリトリオは最近ヤバいからやめろと突っ込んだ阿良々木暦に対する「ロリリ木さん」で過去最大に酷い。
ツッコミがロキソニンみたいに言うなとかでさらにひどかった。
神様パワーでなんとかしてくれと言いたいわけではなく、迷い牛の見解を求めて招集された。
だが、この物語の結末は彼女の超女神パワーですべてが持ってかれることになる。
10歳扱いされるので、現在11歳であることを主張してきた。
忍野忍
阿良々木暦に肩車されて登場した金髪金眼の幼女。現在たぶん599歳らしい。
そう認識されてるのは少数派だと思ってる。
肩車は阿良々木暦が好きでやっている。
とりあえず今回の事件はさすがに警察の仕事じゃろと思っている。
元伝説の吸血鬼のくせに通報しろとか正論を言ってきた。
前歯が生え変わった際の歯で自作自演だと推理した阿良々木暦に感心した。
小学五年生に詳しすぎることにお見逸れした。
阿良々木くんといちゃついてるのを見られて、余接に色ボケ王扱いされていることにブチギレているが、金色ボケ王と言い直されて許した。
斧乃木余接
月火の部屋でぬいぐるみになってる童女。
なんか知らないけど勝手に着いてきた。
高校時代にやらかしまくってる阿良々木暦の監視でついてきたっぽい。
事実確認を取る役割をすることになる。
紅口孔雀ちゃんの家を探しに行ってブーメランみたいに速攻で見つけてアンリミテッドルールブックで帰ってきた。
一番この小説では阿良々木くんと行動を共にしている。
紅口孔雀(べにぐち くじゃく)「紅孔雀ちゃん」
数日間行方不明になっている日傘雨傘の友達の友達の妹の小学五年生。
日傘雨傘が紅孔雀ちゃんとか言い出したのでフルネームが覚えにくくなってしまった。
誘拐を疑われているが、家出やら迷子の可能性もあると阿良々木暦さんは睨んでいた。
しかし、彼女がいなくなっても「大騒ぎ」をしていないという異常な状況となっている。
紅孔雀ちゃんは日傘雨傘が勝手につけて、阿良々木くんは終始この名前で呼ぶことになる。
しかし、本当の仇名は紅生姜である。
また、「ですます」口調という特殊な喋り方をする。
紅口雲雀(べにぐち ひばり)「紅雲雀」
みとのんの先輩で阿良々木暦と同じ19歳。
誘拐された小学五年生の姉だが、義理の妹である。
日傘雨傘の海外にいたり、死んでたりという予想を聞き、阿良々木暦は羽川翼や八九寺家の家庭環境を思い出す。
彼女の口癖は「親に頼るのは18歳まで」だった。
このセリフが彼女の家庭環境のすべてを物語っていた…。
実際に家を出た際に、妹を一人遺したことを心苦しく思っていたのである。
紅口 豊子(べにぐち とよこ)
紅口孔雀と紅口雲雀の両親だが、実の娘は紅口孔雀。
紅口孔雀が居なくなったことに気づいたのは、担任が学校に来てないことを不審に思い連絡したことで発覚した。
一晩家に娘が居ないことに気づいたのが担任の電話だった。
度が過ぎた放任主義であり、実の娘である紅孔雀ちゃんに物を持つことは不自由だと教え続けた。
そのため、紅孔雀ちゃんの私服は二着しかないし虫歯も乳歯だから治療不要とか言ってる。
しかし、自分は外でコース料理を食うわ外でホテルに泊まりまくってる。
紅孔雀ちゃんに死にたければ死んでもいいと教えている吐き気を催す邪悪である。
ただめちゃくちゃ美人らしい。
紅口 幹吉(べにぐち みきよし)
紅口孔雀と紅口雲雀の両親だが、実の娘は紅口雲雀。
紅孔雀ちゃんに、自分のことを父ではなく一緒に住んでるおじさんと教えた。
実の娘である紅雲雀を誘拐犯扱いし、俺を犯罪者の親にする気かと娘とメールで喧嘩している。
お金だけは持ってるらしい。
日傘星雨(ひがさ ほしあめ/せいう)
阿良々木暦にここだけの話というここだけの話じゃなさそうな事件を教えた直江津高校の後輩にして、神原駿河の親友。
ホットパンツが似合うらしいので版権絵は制服じゃなくてホットパンツの私服でお願いしたいらしい。
阿良々木暦が神原駿河を超えるアホと今回認識した人物である。
阿良々木暦の自室につくなりベッドにダイブした、他人のベッドのほうがよく寝れるヤベーやつ。
しかも勝手に家に来た。知り合ってから最速で阿良々木暦の自宅に押しかけた、戦場ヶ原ひたぎを抜き去った女である。
そしてここだけの話が友達の友達の小学五年生の妹が誘拐された話で、ここだけの話過ぎたのである。
樟脳水戸乃(しょうのう みとの)「みとのん」
直江津高校バスケ部OGで通称みとのん。
みとのんの名前はめちゃくちゃ浸透してしまい、余接とかまで言い始めてしまう。
中学生時代の友達こと先輩が、居なくなった小学五年生の姉「紅口雲雀(べにぐちひばり)」であった。
前巻忍物語のパジャマパーティーでは甚兵衛だったらしい。
なお、阿良々木暦に密かに好意をよせていたが、日傘ちゃんにすべてを本人にバラされて、怒りのメッセージをツイッターで全世界にばら撒いた。
その後ラインで怒りスタンプを連投してきた。
戦場ヶ原ひたぎ
最近いつも後日談にだけ登場する阿良々木暦の彼女。
今回はめちゃくちゃ中盤で登場してきて「早くね」と阿良々木暦にメタ発言をさせた。
阿良々木くんが食飼 命日子や老倉育に直ぐ報告とか相談するので心中穏やかではない。
すでに破局のカウントダウン(1回目)が始まっている。
神原駿河
阿良々木暦からのバスケ部へのメッセージビデオを作成時にだけちょっと登場する。
日傘の阿良々木くんへの距離感が自分を追い越そうとしてきてるのを見てしまい、「私の阿良々木先輩と仲良くなりすぎるなよ……?」と心中穏やかではない。
老倉育
とくに出てこないが、紅口孔雀が見つかった際に阿良々木暦が匿ってもらう先にしようとしている。
忍と余接にやめとけと言われるが、法を犯すことをなんとも思ってないという理由で大丈夫と判断されている。
あと悲惨な女児だけには優しいからである。(撫物語でも撫子に優しい。)
そんな弱みにつけこもうとして、少女と幼女と童女に「弱みとか言うな」と同時に突っ込まれた。
羽川翼
海外に行ってるので特に出てこないが、阿良々木暦が何もできなかった地獄のゴールデンウィークと状況が酷似しているため引き合いに出される。
余物語ネタバレあらすじ感想!羽川翼を救えなかった地獄のゴールデンウィークの克服
ロリオ結成とか言ったが、ぶっちゃけると3人とロリコンが全員集結するシーンはあまりない。
余接はアンリミテッドルールブックで移動してもらい、紅孔雀ちゃんの家を捜索する。
真宵は隣町に神様が移動するとかアレなので留守番してアドバイスとかしてくれる。
そして、忍と阿良々木暦は紅孔雀ちゃん本人を創作する。
つまり、肩車をする形になるな。
忍の居場所はチャイルドシートか阿良々木暦の方の上しか無いのである。
忍の飛行能力で逆に肩車される形になった阿良々木暦はクソの役にもたたなかったが…。
家を余接の情報に進展があったらしい。
地獄のゴールデンウィークのように、気分悪そうな余接のこれまでの情報をまとめると以下である。
- 家には物が少ないのに散らかっているという異常な状況。
- 娘が行方不明なのに警察に通報しない理由は、度を越した放置主義のネグレクト。
- 娘がいなくなったことに丸一日気付かずに、担任の学校に来てないことを受けて知った。
- 姉である紅雲雀は大学進学に伴って家を出ていた。
- そして、彼女は阿良々木暦と同じ大学に進学していた可能性がある。
少なくとも、受験生時代に目指していた。
そして、忍の発言から阿良々木暦はあの出来事を思い返す。
忍は猫のときと同じと言ったが、阿良々木暦不在だった「猫物語(白)」で後に戦場ヶ原ひたぎがドヤ顔で羽川翼との友情を語った件ではない。
忍が居なくなった際に、猫に見つけてもらった「つばさキャット」でもない。
あの地獄のゴールデンウィークという過去に決着をつける必要があるッ!
羽川を救うべく、家に侵入した阿良々木暦はその家庭の地獄絵図に尻尾巻いて逃げ出し、妹に泣きながら慰めてもらった過去がある。
しかも、羽川がその件は自分で解決してて阿良々木くんはなにもしてない。
この酷似した状況…今なら逃げ出さないでやれるはずだ。
高校生の頃とは違うのである。
しかし、阿良々木暦が眼にしたのはそんな決意をへし折るのに十分だったのである。
立体駐車場というそもそも捜索を始めた開始地点を捜索してないという致命的なミスに気づいた阿良々木くんと斧乃木余接は、見つけてしまったのである。
ボロボロになったランドセル、破れた衣服、下着、そして残りの歯「19本」全てを。
誘拐…!誘拐だー!
家出とか言ってたのは誰だ!もうおしまいだよこの小説…。
これはさすがに誘拐で、家出ではないと判断せざるを得ない。
余接も誘拐とわかったなら警察に任せろの一点張りである。
しかし、この事実は誘拐で決着したはずのこの件は、また状況が一転することになる。
「助けてくれませんですかますか?わたし、今、妹を誘拐した犯人なんじゃないかって、疑われているんですます」
(引用元:西尾維新著『宵物語』(講談社))
大学に紅孔雀ちゃんの姉、紅雲雀が阿良々木暦の前に現れる…。
なぜかリクスーである。
「こんなことがあっても通報しない親がいる。こんな世界をどう思いますか?」
(引用元:西尾維新著『宵物語』(講談社))
なぜ彼女は誘拐犯じゃなくて親を否定したのか?
その答えは、彼女の正体にあった。
日傘星雨の発言で彼女が紅孔雀ちゃんの姉、紅雲雀でないことがわかったのである。
余物語ネタバレあらすじ感想!
「うつろいねじり」による真犯人とは?
前作の忍物語の一件に対する女子バスケ部の現役部員に向けたビデオメッセージを撮影された阿良々木は、結論を覆さなくてはならなくなった。
何故紅口雲雀が自分のことを知っていて大学で話しかけてきたのか。
それは日傘ちゃんが教えたからだと思っていたが…。
「会えるわけ、ないと思うんですが」
(引用元:西尾維新著『宵物語』(講談社))
彼女は何言ってんだコイツ…という反応だった。
というか、そもそも現在、紅雲雀は日本にいなかった。
オーストラリアに旅行に行っていたのである。
ファ!?じゃああいつはなんなんだ…。
まさか誘拐犯だったのか!してやられたというわけか…?
だが、みとのんからの紅雲雀の写真を見てさらに一転させることになる。
顔が違うのに、リクルートスーツは全く同じ。
これはどういうことなのか?
空き巣に入ってリクスーをかっぱらった?
だが、もっと可能性がある事実がある。
再びロリオを集結させたロリコンは一つの仮説を彼女達に説明したのである。
そういう怪異じゃね?
小5が一夜にして大学生にまで成長する怪異。
八九寺真宵は斧乃木余接に振り、余接は忍に振る。
八九寺真宵も斧乃木余接もそんなの専門じゃないから知らなかったが、色ボケ王は元怪異の王である。
しかし、忍は八九寺真宵が適任じゃろという。
その怪異の正体は
カタツムリの怪異「うつろいねじり」であった。
怪異であれば、納得できる。
ランドセルが締めつけられて投げ捨てられていたこと。
服が破れていたのは成長して内側から破れた。
歯が19本落ちていたのは一気に歯が生え変わったから。
大学で会った紅孔雀ちゃんに、上記を発見した際のことを伝えたら「お見苦しいものを」と言ったのは、自分のことだから。
そして、現在彼女は潜伏先の姉の家に居なくなっていたのである。
パソコンに残された検索履歴「助けて神様」から阿良々木暦が導き出した、逃亡先は「神社」であった。
余物語ネタバレ結末感想!八九寺真宵が神として紅孔雀ちゃんを救う
何にも執着しないのが一番である。
それが彼女の母親の教えであった。
何も知らない子供はそうなんだと思ってしまったのである。
服や文房具もろくに買ってもらえない。
歯磨きはうがいだけでおわり。
虫歯ができても放置。
シャンプーは使えないし、リンスってなに?
極めつけは勉強もさせてもらえない。
死にたければ死んでもいいと言われる。
しかし、彼女に義理の姉ができてから上記が異常であることを教えられ、彼女に幸せが訪れたのである。
18歳になって姉が出ていくまでは…。
唯一面倒を見てくれる、可愛がってくれる優しいお姉ちゃんは居なくなってしまった。
姉に執着したために、また妹に執着したために幸せになれなかった姉妹。
「執着しないことが一番」という母の教えが正しかったのか?
そんなときに彼女は、カタツムリを踏んでしまう。
それこそが「うつろいねじり」であり、彼女は18歳になった。
そして復讐のために郵便受けに歯を入れたことが、姉に誘拐犯の汚名を着せてしまった…。
やっと姉と暮らせると思った彼女はこの家を飛び出さなければならなかったのである。
このままでは姉が捕まってしまう。
わたしには、もう、行く当ても、帰る家も、ありませんでしたました。大人になってしまったわたしは、もう、なれるものがありませんでしたました。大人になってしまったので。わたしはもう、おしまいですます。(引用元:西尾維新著『宵物語』(講談社))
しかし、たどり着いた場所は神社だった。
その神社にいた小学五年生は全肯定してくれたのである。
はい!確かにおしまいです、あなたの人生の、辛い部分はね!
(引用元:西尾維新著『宵物語』(講談社))
紅孔雀ちゃんを強く強く抱きしめた八九寺の女神タイムが始まる…。
会いましょう
出ましょう。はい、もう出ました。そこはあなたの家ではありません
嫌ってもいいんですよ
のことを考えなくてもいいんです
すぐに準備しますとも。なんと欲のない。どんな服が着たいですか?
可愛いー子供みたいな服
そして…
わたしは、子供に戻りたいですます
戻りましょう
そしてゆっくりたっぷり、じっくりのんびり、時間をかけて丁寧に、なりたい大人になりましょう。
急ぐことなんてないんです。あなたはまだ、生きているんですから(引用元:西尾維新著『宵物語』(講談社))
迷子になって地獄にまで落ちた八九寺真宵ならではの解決法なのだった。
実は神パゥワーで迷子を神社に呼び寄せることができるらしい。
マジ八九寺真宵ちゃんは物語シリーズの良心だね。
これは阿良々木暦の成長ではなく、八九寺真宵の成長物語ってことですね。
名前+物語シリーズはヒロインの成長物語になるのでしょうか?
宵物語(よいものがたり)「まよいスネイク」のあらすじ!
新しい神様となった八九寺真宵。
そしてその前は蛇の神様である千石撫子であった。
じゃあ神の引き継ぎをしなきゃあいけないのでは?
臥煙さんからそんな依頼があると斧乃木余接から聞かされた撫子は、ついに初対面するのかとおもわれたが…?
そこに居たのは余接のご主人様である暴力陰陽師であった。
初対面は千石撫子と影縫余弦であった。
いきなり「おどれが千石撫子か、こら」とか「ボケが」とか…。
めちゃくちゃ怖いお姉さんにビビり散らすしかない撫子。
しかも余接のヤツはズッ友だょ!とか言ってたのにこの土壇場でご主人様だからマヂ無理。。とか言ってる。オワタ。
そして当然のように頭をど突かれ、頭の上に乗ってくる影縫さんの、神の引き継ぎの条件は…。
白蛇を89匹捕まえて献上しろだった。
89匹もこの神社にそもそも白蛇がいるのか!?
どうする撫子!?
「まよいスネイク」とかいう専門家の謎がさらっとわかる登場人物たち
千石撫子
かつて神様だった引きこもりの女子中学生。
神の引き継ぎに来てみたら、居たのは暴力陰陽師であった。
白蛇を89匹捕まえるという難問だったが、この女子中学生は田舎出身とかいう理由で蛇取名人であった。
あまりにも躊躇なく捕獲するので余接もドン引きである。
しかし、捕まえられるのは白蛇以外である。
そこで彼女は自分の得意分野で暴力陰陽師の無茶振りに立ち向かうことにしたのである。
斧乃木余接
真宵姉さんの武勇伝を撫子に伝えつつ、真宵姉さんへの神様引き継ぎ儀式に同席した。
しかし、居たのは影縫余弦だったのでクソの役にも立たなかった。
あまりにも神様だった小学五年生を救った八九寺真宵よりも、自分勝手してた撫子のほうが神っぽいと思ってる。
八九寺真宵
影縫余弦に滝に打たれる使命を受けた現行の神様。
ついに撫子と初対面した。
しかし、最初だけやってあとはサボってた。
なんと今回はツインテールではないらしい。
なお、カタツムリの触覚が実は4本だと知ってしまい、自分のアイデンティティを失いかねないことに悩んでいる。
そして撫子と恋バナをした。
影縫余弦
暴力陰陽師である。
余接を爆誕させた際に下半身に呪いを受けており、地面に立てない。
北極に居た際には正確には地面じゃないので悠々自適に過ごせてたらしい。
出会って5秒で撫子に暴言を吐いた挙げ句に頭を殴り、頭に乗った。
しかも蛇89匹も捕まえて来いという無茶振りを振ったのである。
しかし、臥煙伊豆湖曰く、実は本当に89匹捕まえさせる気はなかったらしい。
オスとメスの二匹さえ捕まえれば子孫が反映して89匹以上になるからセーフみたいな謎の理論を持っていた。
だが、撫子はそんな影縫さんをも驚愕させる才能を見せつけてしまうのだった。
臥煙伊豆湖
専門家の元締めであり、余接を爆誕させた際に頭部に呪いを受けていることが余接のセリフにより判明した。
そのせいでなんでも知っているらしい。
撫子との初対面は次回に持越しである。
影縫余弦から、撫子の才能を聞かされた際に評価を改めた。
そして、撫子の最初の相手は…臥煙伊豆湖ですら手に余る相手であった。
手折正弦
現在地獄に居る余接を作った人。特に出てこない。
余接を爆誕させた際に下半身に呪いを受けている。
忍野メメ
また行方不明になった、もう二度と出てこない疑惑がある人。特に出てこない。
余接を爆誕させた際に胴体に呪いを受けていることが余接のセリフにより判明した。
撫子は「さよならを言えない」とか「同じ場所にとどまれない」呪いと推測している。
貝木泥舟
実は生きてる。特に出てこない。
余接を爆誕させた際に胴体に呪いを受けていることが余接のセリフにより判明した。
撫子は「詐欺しなきゃいられない」とか「守銭奴」の呪いと推測している。
洗人迂路子(あらうんどうろこ)
千石撫子の最初の相手になるらしい。
不死身の化け物で5つ首の大蛇らしい。
神撫子より強そうなんですけどー。
死物語(下巻)なでこアラウンドにてその正体が明らかになる。
阿良々木月火
特に出てこないが、金魚すくいで金魚をボコってから取りまくった伝説が語られた。
失礼、描き増した。千石撫子の才能が影縫余弦に勝利する
失礼、描き増した。
八九寺真宵の神になる以外の選択肢が、「地獄行き」、「闇に飲まれる」ではなくても神になっていたと聞かされた撫子。
彼女と恋バナ、もとい阿良々木暦が悪いと聞かされただけでなく、彼女の決意を知った撫子は再度蛇取り名人として気合を入れる。
そして、彼女が取った手段は「撫物語」と同じ方法である。
彼女が書いた絵は具現化される。
蛇を89匹書いたのである。
影縫余弦はその蛇どもが本物すぎたので合格としてしまったのである。
内心専門家としてぶったまげていたらしい。
そんな報告を受けた臥煙さんは、撫子と洗人迂路子を対決させることにするのだった。