終物語(下)小説感想!ついに最終決戦!?
“それがきみの――青春の終わりだ。
”大学受験当日の朝、北白蛇神社へ向かった阿良々木暦。
彼を待ち受けていたのは、予期せぬ笑顔と、最終決戦の号砲だった――
すべての<物語>はいまここに収束する……!
ついに終わってしまったか…。
大学生からなんとなく読んでいたし、いつの間にか自分のブログに感想とか書いてただけに、
いざ終わるとか感慨深いな。
今回はついに謎の後輩「忍野扇」との決着編。
3部構成であります。
そしてネタバレ注意の感想を書いてみます。
まよいヘルネタバレ感想!賽の河原で石を積め!
暦物語の最後で若作…じゃなくて臥煙伊豆湖さんに無残にもバラバラに惨殺された阿良々木さん。
目を覚ますとそこには…。
半年も前に成仏した八九寺真宵が!!
約4ページにも渡りなんかよくわからないことをほざく阿良々木さん。
要するに大人になった自分はあんな変態行為はしねえ。あんなん変態やろ。と言いたいらしい。
いつもどおりの変態をした後に待っていた衝撃の事実。
北白蛇神社で「心渡」でぶち殺された阿良々木さんはなぜか、
八九寺と初めて出会い、ガハラさんと付き合うきっかけになったあの公園にいた。
あの公園?
とみせかけて…。
阿良々木さんがいたところは…。
地獄
だったのであった。
え?主人公普通に死んだぞ…。
しかも地獄の中でも地獄オブ地獄。
阿鼻地獄
八大地獄の中でも究極の地獄。戸愚呂(弟)がいったクラスである。
まったくそうは見えない感じだけど。
八九寺の目的は?
八九寺に連れられて過去を振り返るバラガキさん。
主人公は本当に猫、蟹、鬼、蛇に関わってよかったのだろうか?
むしろ阿良々木さんがいなければ全て丸く収まったのでは?
そんな自己否定…。
ここマジ重要。
さらに…最後に地獄の中にあった北白蛇神社で待ち受けていたのは、どうせ臥煙さんだろ?(はなほじ)
と思っていたら意外な人物が待ってた!!
しかもそいつ、登場時点ですでにやりたい放題やないか状態だった!!
と、軽くあらすじってみましたが。
今回八九寺が出てきたことにより、もう二度と見れないと思っていた「噛みました」が発動していたのはよかったなぁ。
と同時に、鬼物語のあの俺の悲しい気持ちはどうなるんだこら。
まあ、ぶっちゃけ生き返るんだけど。
今までの話全部みてれば、予測はできるんですが。
「心渡」で怪異である阿良々木さんをぶち殺したってことは?
それを生かすにはアレを使うわけですな。
問題は阿良々木さんが生き返る直前にやらかすというか、ファインプレーをするというか…。
なぁ、まさかって感じだがグッと来たぜ!
生き返った阿良々木さんは人間に。
つまり…阿良々木さんのパートナーも必然的に……。これはやべえ、オラ達の地球がやべえ。
というわけで、ラスボスがかわいそうになるくらい最強パーティになってきたな…。
そういえば、地獄にあいついなかったな。
あの詐欺師。
ひたぎランデブー!感想!デートをしろ!
髪伸びすぎワロタのガハラさん。
無事生き返った阿良々木さんを待ち受けていたのは受験だった!!
受験を終えた阿良々木さんを待ち受けていたのは!!
「デートをします。」
!?
「デートをしろ」
お、おう。
ところで、初心者の運転って怖いよね。
俺も高校卒業した当たりで友人の車でどっか行こうとしただけど、俺を乗せる前に目の前で思いっきり電柱にミラーぶつけてて、そのまま帰ったわ。
いつの間に…。
戦場ヶ原さん…免許を…。
そして髪型は羽川さん(初期)をイメージしていた。
さらに娘が生まれたら「翼」と名付ける気だったwww
猫物語白で思ったけどガハラさん羽川さん好きすぎだろ。
ちなみに表紙はプラネタリウムで爆睡するガハラさん。
同じく爆睡してた阿良々木さん。デート中に寝る主人公だ。
が、その夢に出てきたのは忍野扇。
星座。蟹座、へび座と…へびつかい座。
ガハラさんが夢に描く宇宙飛行士。
そして宇宙地図。それは扇のこと…。つまり…どういうことだってばよ?
私は何も知りませんよ。あなたが知っているんです 阿良々木先輩
こんな決め台詞がこの巻でも飛び出し。
それと、あとがきで語った忍野扇が言った。
私は「くらやみ」じゃありませんよ
は?くらやみじゃねえの?うそ?マジで?じゃあなんなんだよ…。
それはやはり、まよいヘルで阿良々木さんが自分を否定していたことと…
扇の決め台詞がキーポイント…なんじゃね?
ちなみに、ボーリング、カラオケと阿良々木さんにまける戦場ヶ原さん。
負けた方は勝った方に絶対服従。
ホワイトデーに何も用意していなかった阿良々木さんはどうしてもガハラさんが絶対服従させたかった都合のいい理由にされ…絶対服従されるわけですよ。
その願いが、もうあれだよ。まぶしすぎて直視できねえ。
まじかよ。本当にこの後からこの小説ソレになってるじゃねえか。
高校生の最後。ついに!
恋人らしいことを!!!爆発しろ!!!!
おうぎダークネタバレ感想!ついにラストバトル!
ピッチャーびびってる!
と言ってるキャッチャー八九寺。
カタナでバッターしてる忍さん。
そして服装は野球してそうだけど年齢的に絶対しないピッチャー臥煙さん。
そんなカオス空間な例の公園に訪れた阿良々木さんと斧乃木余接。
ついに役者は揃った!
敵を倒しに行く最終話!
その前に最大の敵である忍野扇の正体について語りだす臥煙さん。
さらにどういうわけか、この記事では書いてないから言わないけどその場にいる八九寺。
このままでは「くらやみ」に消されるじゃねえか!!
っていう解決法は…三竦みだった。
なるほど、たしかにそうすれば八九寺は消されない。
さらに忍さんも神にされなくて済む。
そんな誰もが望むハッピーエンドをくらやみが許しても敵は許さない!!
忍野扇が許さない。
くらやみと同じ役割をする忍野扇の正体は…まさかの…。
阿良々木さんは自分を否定し続けた。
臥煙さんの姉もかつて自分に厳しくあり続けたことからレイニーデビルを生み出した。
同じ解決法をすること。正体を暴いてくらやみに始末させることが臥煙さんの目的だったのだけど…。
臥煙さんの想像の斜め上をいく行動に出る主人公。
扇も阿良々木さんもくらやみに飲まれそうになったとき…。
ついに!何巻ぶりだよ!!!
ついにアロハのアイツ忍野メメ再登場!!
2箇所に場所を特定した羽川さんが10徹で…。そこまでして連れてきた…だと。羽川さん…。
扇「頭おかしいよ、あの人」
羽川さん大勝利でワロタ。
別に助けてないよ 君が勝手に助かっただけさ阿良々木君。
といいつつもまさか…一言で全部解決しやがった。
やっぱりこの人が最後に解決しちゃうんだな。
めでたしめでたし。といったところか。
っていうのがあらすじ。
扇の正体、今にして思えば結構伏線あったなぁ。
扇ちゃんが出てきたのが猫物語の後。
扇ちゃんは常に阿良々木君の知っていること以上の事は出来なかった。
なぜ老倉育のことまで知っていたのか?
なんで初代怪異殺しの話を終物語中編に持ってきたのか。
この辺組み合わせれば……わかるかボケ!
そして、影縫さんは忍野がいないほうの場所にいたわけだけど、じゃあ貝木は?
まあ、花物語に出てきてるけど、なんであいつ無事だったんだよ。
扇ですら貝木には悪いことしたって反省してんのに。
そして今回まったくでてこなかった花物語の主人公の元に忍野扇(男)がでてきたのは…
忍野扇(女)とは同じ系統の怪異だけど、違う怪異ってことか…。
やっとなんで男だったのか謎溶けたわ。
名も無き怪異現象に今回”忍野扇”と言う名で縛ったんだな。
個人的には千石が成長してたのと月火が成長の兆しを見せていたのがよかったです。
というわけでファイナルシーズンに決着をつけた終物語。
続終物語では全部の総括こよみブックだそうで。のほほんとした話なのかな?
貝木なんで生きてんのか教えて欲しいです。
ってか戯言とか伝説とか結構悲惨なのに
ガチでハッピーエンドじゃねえか!しかもなんだかんだで面白かったです✌
以上、本当に大事な所はぼかしつつ感想してみました。
花物語で車乗ってた阿良々木さんについての伏線とか貼られてんのもいいね!!