姫様拷問の時間です225話感想!くっくっく 幼稚園児がいるパパに刺さりすぎて泣いちゃった

       

姫様拷問の時間です225話のあらすじ!

くっくっく 姫様拷問の時間ですの225話読んだら泣いちゃった。

僕は会社の昼休みにジャンプラとか見るのが日課なのだが、会社で泣きそうになってしまった。
なんてもんを見せてくれるんだ。
俺への拷問か?

この回のあらすじは以下である。

冒頭、いまだかつて無い衝撃を受ける魔王様。
ついに日本のような魔界に姫様を救出しに人間どもが攻めてきたとかそういうことはこの漫画ではありえない。

魔王様の娘のマオマオちゃんがついに幼稚園を卒業するのだが、明日は…なんてことだ…。
卒園式はそれぞれのご家庭が送り届けるので、バス登園の最終日ではないか!
魔王様なのに愚民どもとかじゃなくて「ご家庭」とか言っているところを見習いたいものである。

衝撃を受ける魔王様。
どうでもよさそうな奥様。
この奥様のドライな感じがリアルすぎる。

そう、バス停へマオマオちゃんを送り届けるのは魔王の仕事なのである。
魔王の仕事という謎のパワーワードにツッコミをいれている暇などない。
魔王様は感傷に浸っていたのである。

遅刻しそうだからダッシュで送り届けたあの日…。
楽しかったから明日も走って欲しいと言われたあの日…。
初めてマオマオちゃんを送り届けた日、泣いちゃったあの日のこと…。

そう、これがバスまで送り届ける最終日なのだ…。
そんなセンチになった魔王の状況を見破るマオマオちゃんに、最終日だからちょっと寂しくなっちゃったことを伝える魔王様…。
しかし、マオマオちゃんはこう告げたのだ。

さいごなのはおみおくりだけで いっしょはさいごじゃないのに
(引用元:ロビンソン/ひらけい著 『姫様“拷問”の時間です』(集英社))

魔王様はマオマオちゃんに気付かされたのだ。
散歩とかいつでもできるじゃあないか。
むしろバス停のさらにその先までだって行ける。

そんな娘の成長と共に最後のバス登園を見送る魔王様なのだった…。

[manga]

幼稚園児がいるパパに刺さる神回だった

くっくっく ここまで書いただけで泣いちゃった。

もはや「いや、拷問は?」とか「そもそも姫様は?」とかそういうツッコミを入れることすらできない。
なんて素晴らしい話なのだろうか。
この作者はなんて話を書いてくれたんだ。

正直この話は子を持つ全パパに効くだろう。
ちょうど卒業シーズンにこんなの書くものだから、ちょうど来年度から小学生の子供を持ってたら会社で泣くどころかエシディシみたいな号泣をしていたかもしれない。
なんせついこの間あったと思われるリアル卒園式とリンクしちゃうからである。
ふん。命拾いしたな。俺。

子供が小学生でも、中学生でも、こどおじでも、ニートでも同じく感傷に浸るはずである。
なぜならその親にとっては過去にあったはずの出来事だからである。
独身でもこれからおこるはずの以来を思うことだろう。

僕の息子で言うと現在年中さんで、来年度から年長さんである。
そうか…再来年はもうランドセルか…子の成長とは早い者よ…。
決してセンチになったわけではない…。

そんなことを最近ふと思うのだが、この漫画を見たらそのときがすぐ来ることを思い知らされたのである。
それと同時に、親にとってはその一瞬が大切な思い出であるが、子にとってはただの未来への通過点であることに気付かされたのだ。

こんな感情になったのはよつばと15巻以来である。

パパの鑑である魔王様を見習いたい

そうだな どこまでだっていけるな
(引用元:ロビンソン/ひらけい著 『姫様“拷問”の時間です』(集英社))

これはマオマオちゃんにバス停の先だって散歩に付き合ってあげるよと言われた際の返しである。

入園当初はバスに魔王様が乗ってくれない現実に泣いちゃったマオマオちゃんが…。
なんかセンチになって泣きそうな魔王様を逆に励ましているのである。
本人にその気はないのだろうが、これが成長…。

幼児の成長は目まぐるしいのだ。

ぶっちゃけるとこれは各ご家庭によって違うので、正確には僕の現状とリンクしていない。
魔王様は最初はもっとバス停近いほうがいいのにとかボヤいていたそうだが、今ではこの道がお気に入りになったと申している。

うちの幼稚園ではなんかよくわからんが、家の真ん前にバスが来るのである。
道もクソもない。
しかも僕は基本在宅の期間が長かったし、今でも週2でしているが、仕事を開始しちゃってるので、嫁がやってて僕は数回しかバスのお見送りをしていないのである。

だが、バスが何故か来ない日は無理やり仕事抜けて車で僕が送っていってる。仕事どころではない。
その際の道程をもう走ることがないと思うだけで泣けてくる。

おそらく、最後に幼稚園まで車を走らせる日に、僕は魔王様と同じことを思うのだろう。
「くっくっく すべてが懐かしい」と思うはずだ。

もし、その際に息子に僕のセンチになった気配を見破られたら僕も魔王様のように受け答えができるだろうか。

同じことは言わないだろうが、パパとして、何かこみ上げたものがある感じの心境なのだろう。
俺もこのパパ完成形の魔王様のようになりたいと、そう願ってやまない。
そうありたいものである。
見破られなかったら、ワムウのように「センチになったわけではない」と一人でつぶやくことしかできないだろう。

基本的にこの漫画は好きなのだが、このたまにある魔王様の子育て回が俺のこころを売ってやまないので最高に好きなのである。
たまにあるから、「え?拷問は?」というツッコミが生まれるのだが、これ絶対近日中に卒園式と入学式回があると思うんですけど、姫様の出番はあるのだろうか?

なお、この回は無料で見れちまうんだッ!

少年ジャンプ+

<毎週火曜更新!最新3話無料>各動画サイトでアニメ大好評配信中! 囚われの身になった姫、その身に魔王軍から容赦ない拷問が…

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