ジョジョリオン57話「ミラグロマンその②」の感想です。
ネタバレ注意!!
今回のトビラ絵はクソみたいな顔をした常秀である。
なんやねんこの顔…
そう、前回金が増えて止まらなくなった常秀。
今回はその続きですぞ。
何故か自販機でジュース買っても金が代金以上になって返ってくる。
もうだいぶ前から異常だったが、今更常秀も異変に気づいたぞ。おせー。
だが、異常な状態にもかかわらず、さらに競馬に金をぶっこむ常秀。
もはや手に負えない。
なんと300万以上儲けたぞ!
そしたらぴったり収まっていたはずのカバンから金が溢れてきたぞ!
こいつ都知事にはなれないな。
こうして猪瀬状態になった常秀だが…有ることに気付く。
紙幣の番号が「R13」になっている…!?
なるほど。これがミラグロマンの…あれだな。あれだ。
あれがこうなってR13って書いてあるからキャバのおっさんとか時計屋も気づいたのだ。
そしてロッカーに金をぶち込んだ常秀だが…
なぜかロッカーから金があふれだす始末。
風に飛ばされた金も拾ってくれた。
日本人はやさしーなー。とこれには常秀もにっこり。
だが、何故か飛ばされた以上の金が返ってくる…!?
とりあえずタクシーに乗るも、チップを受け取らない運転手。
さらに札がライターに引火!
そのとき、紙幣に異変が…!!
なんか勝手に増えだした。ついに見てはならないものを見てしまった。
札に溺れる常秀。
憲助に起こされていた…。
なんだ夢か…。
夢だけど!夢じゃなかった!!
部屋のドアを開けたらまた札束が!!
世にも奇妙な物語みたいになってきたぞ…。
だが、ドラマならこの辺で終わりそうだが…。
ついに常秀は気づいた。
犯人は最初のキモヲタだ!
男の名は「苦竹 財平 (にがたけ ざいへい)」。
常秀は破壊したキャッシューカードからキモヲタの居場所を突き止めたのだ。
ゆ、ゆるさねーぞ!
常秀に金を盗ませ、好き勝手やって、キャバクラで贅沢三昧させるとか許さん!!常秀死ね!!
だがキモヲタは、ミラグロマンについて語り出す。
元々は2年前、旅行先のドイツのハンブルクでホームレスの空きカンからお札を1枚くすねた事がキッカケだったらしい。
末尾のナンバー「13」。
「13紙幣」を持つ者は、いくらお金を使っても、必ず増えて戻って来る。
そのお金は他人にあげる事も、交換する事も、捨てる事も出来ないのだ。
この攻撃から逃れるためには、「13紙幣」を元の持ち主に返さなければならない。
さらに!「13紙幣」を破壊すると、『ミラグロマン』の「呪い」は止まらない。
無限の金に溺れて溺死するのだ。
ちな。ジョジョリオンの世界ではミラグロマンは周知の事実らしくて
みんな盗んでくれないらしい。
財平がお札をくすねたホームレスも、実はホームレスのフリをしているだけの男だったのだ。
常秀のことだから、定助にでも盗ませようとするのかと思ったが…
なぜかここからの常秀はかっこよかった。
う、うそだろ。
『ナット・キング・コール』!
「ネジ」によって、ペットボトル飲料のラベルと「紙幣」を合体させていた!
キモヲタはキャップを開けた行為が同時に紙幣をも破らせていたのだ。
常秀のくせに頭いいじゃねーか…。
常秀パイセン初勝利。
だが常秀はたそがれていた。
「オレには「何が」あるっていうんだ?」
「…あいつらはオレと… 同い年…」(引用元:荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な冒険第8部』(集英社))
ここから常秀覚醒する…といいな…。
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