今月のウルジャンのジョジョリオン第42話 「さらなる追跡」 の感想です。
いくぜ!ネタバレ注意!!
今回の扉絵は康穂とつるぎ、大年寺山愛唱が別の方向を見ている。
現状ではお互い気づいてない両者、この後どう交わっていくのかを暗示している素晴らしい一枚絵と言わざるを得ませんね。
最近とある本を読んで荒木先生が一枚絵にこだわりを持っていることを知ったので感慨深いものがあります。
とある本の感想についてはいずれ。
過去は…………バラバラにしてやっても、
石の下から…………ミミズのようにはい出てくる……。
大年寺山愛唱の過去がついに語られてしまう。
なんということだ、八木山夜露と違い愛唱はホームレスではなかったのだ。
しかもリア充で女といちゃついてやがった。
そしてこの愛唱。自分が「岩人間」としての体質を打ち明けた時、彼女はどんな反応をするのか。
一度眠ると1ヶ月は目が覚めないんだとか。寿命はとても長く、厳しい天候や環境にも強い反面、人間社会で普通に暮らす事は叶わない。
だが、彼女は笑ってハイパービッチタイムに突入してくれたのだった。完
完…じゃなかった。
愛唱が寝てる間、なんか浮気しまくり、のやりまくりのウェカピポの妹の夫以下の糞女だった。
愛唱くんはそうとも知らずそのやりまくりタイムされてるベットの下で岩になって寝ていた。
そんな悲惨な男大年寺山愛唱のスタンド名は「ドゥービー・ワゥ」
な、なんだと。
ま、まさか怪人ドゥービーリスペクトだとでもいうのか。
ドゥービーをリスペクトし、ワムウ要素を含めたスタンド名というわけか。ふ、深い。
元ネタはPeter Frampton(ピーター・フランプトン)の「Doobie Wah」っぽいね。
ドゥービーのルンルンな竜巻攻撃にバスを離脱する康穂とつるぎ。
息を止めて走るのはきついところである。
そして、つるぎは謎の折り紙でつくった車を走らせたが…。
ここでさらなる愛唱の悲惨な過去が。
……眠っていた愛唱を起こす声。その声の主はなんと、あの八木山夜露。
おめー死にてえのか的なことを言われて目を覚ますと、愛唱のベストプレイスは粉微塵になって死んでいるところだった…。
愛唱の彼女とかいう糞女は土地の権利書を奪って、勝手に金に替えて逃げるんだよォーしたらしい。
くそ!どこだあの糞女!これにはウェカピポの妹の夫でもゲロ吐くレベルのド畜生。全俺がひいた。
夜露はてめえパープリンか?なんで岩人間のこと話してんの?馬鹿なの?死ぬの?みたいなこと言ってるけど
さすがにこれは愛唱のせいっていうより糞女すぎだろ…。
こうして愛唱はホームレスになったのだ!
これはひどい。なるほど先週なんか溺れてたのはこの後ホームレス初心者になったからか。
さらに夜露はなんかいねえし、ロカカカの秘密探られるしさんざんだなコイツ。
なんかかわいそうになってきたぞ。
こいつが何したってんだ…。
康穂はともかくつるぎくらいなら始末してもいいんじゃないだろうか。
そうしようぜ!
おっと、その親がなんかいたぞ…。ここで常敏まで戦いに乱入するのか!?
一方康穂とつるぎは酸素ボンベを手にいれて一安心…なわけねえ!!
息を吸ってるってことは…マスク内部に竜巻が出るに決まってるぜ間抜け!
うおおおおおおおおああああああああああ!!康穂の顔に傷が!!大年寺山愛唱!やっぱり死ねええええ!!!
こんなヤツがこの町に存在していたなんて。そして、こんなヤツと東方家が繋がっているなんて。東方家には、床下の雨漏りの黒いドロの中のように何かが蠢く世界があった!定助が蓋を開けてしまったのか?
おまえ。八木山夜露のときはなにも感じなかったのか?と言いたいがくそがきなのでこらえてくれ。
そして現れる「東方常敏」と愛唱。
このタイミングで…。終わった…。
あたしの父さんはッ!絶対にあたしを守るッ!
た、確かに!いくらクソガキといっても自分の息子!味方になってくれるに違いないぜ。
と思ったが、違った。いや、敵になったというわけではなく。
根本的に…このつるぎ…おめえやるじゃねえか…。
「これで勝った!『ペーパー・ムーン』
禁じ手だけど やらなきゃ殺られていた…光で照らされたなら…
あたしはその中へ進むッ!!」
東方常敏は本物ではなかった。
ペーパームーンキングでバスを常敏に見えるようにしていたのだ。
大年寺山愛唱は轢かれて死んだ。完
このガキ…なんという凄みだ。
将来が末恐ろしいなコイツ…。
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