- 1 ドメスティックな彼女とは
- 2 ドメスティックな彼女の好きなシーン
- 3 ドメスティックな彼女のめんどくさい恋愛歴
- 3.1 初っ端からそうはならんやろ
- 3.2 陽菜先生初っ端から不倫してしまう
- 3.3 姉妹戦争勃発!これがラブコメの主人公補正だ!
- 3.4 妹とキスしたのを姉に目撃されたら姉と付き合うことになって突きあったでござる
- 3.5 こいつらヤろうとしかしてねえな…修学旅行をなんだと思ってやがる
- 3.6 陽菜先生行方不明になる
- 3.7 未練タラタラ男、復活する
- 3.8 文化祭マジックにより妹とゴールイン。これは妹ルート確定や!
- 3.9 みんなー!あつまってー!高校生編の数倍めんどくさい大学生編始まるよ!
- 3.10 芹沢雅ちゃんとかいう場を荒らすことに定評ある女
- 3.11 山小屋で一夜を過ごしてもなんともない…やはり妹エンド…
- 3.12 種部健吾とかいうサイコパス、完全にラスボスの風格
- 3.13 妹エンド終了のお知らせ!?まさかのお別れ
- 3.14 ベンとかいうパワハラクソ野郎は所詮ハッピーエンドへの噛ませ犬だったのだ
- 3.15 種部復活ッッ種部復活ッッ種部復活ッッ種部復活ッッ種部復活ッッ種部復活ッッ死んでくれ~~
- 4 ドメスティックな彼女の最終回は何故不評なのか
- 5 じゃあドメスティックな彼女はどういう最終回ならよかったんや
ドメスティックな彼女とは
ドメスティックな彼女はラブコメの中でもキャラクターの純粋な気持ちが結構表現されてるんですよね。
やってることが結構人の道外れてるんですけど、まあマンガだからね。
マンガは面白いことが重要なので人の道外れててもまぁいいかな。
当人たちが幸せならそれで…。
起承転結も結構ちゃんとしてるので、一気読みするとかなり面白いマンガでしたね。
問題は最後だけだよ。
散々言われてるけど最後だけ、おいおい。それはちょっとないでしょいくらなんでもな終わり方だったのが気になる…。
いちご100%はたまたま西野推しで何故か西野エンドで困惑しましたが、この漫画の困惑はそれを遥かに上回った…。
[manga]ドメスティックな彼女の好きなシーン
ドメスティックな彼女の好きなシーン!マスターが半グレを蹴散らすシーン
元ヤクザの若頭でオネエのマスターが、拉致られた主人公とヤクやってる女を助けに現れるシーンが最高なんですよね。
この漫画の主人公オカマだったっけ?と思ってしまった。
何故か銃を避けてるし、一人だけ出るマンガ間違えてない?
惜しむべくはこの章いらなかったよね?と思ってしまうことぐらいである。
ドメスティックな彼女の好きなシーン!師匠の死亡シーン
ぶっちゃけこの漫画は師匠とマスターという、ラブコメなのにラブコメしてないキャラが好きなんですよ。
主人公にジョジョのツェペリさんのように色々なものを与えて、死んでいく様はマジ泣けるんだわ。
もし師匠と同じ過去を持ってたら息子がいるだけに、もう立ち直れないと思う。
ドメスティックな彼女のめんどくさい恋愛歴
ラブコメとはめんどくさい展開が重要である。
大体サブヒロインの色仕掛けみたいなので、主人公がワンチャンヤッちまいそうなところにメインヒロインが来たりするのが少年誌のラブコメなのだ。少女漫画は知らん。
だが、このドメスティックな彼女は、人の道外れてる行動が割りと多いからか、他の漫画よりもめんどくさいことになってる。
そこがこの漫画のいいところであろう。
どうめんどくさいのか書いてみました。
初っ端からそうはならんやろ
主人公藤井夏生は学校の先生である橘陽菜に思いを寄せていた。
いや、普通に考えて学校の先生となんて無理やろと思っている夏生は合コンに出かける。
そこで瑠衣という同級生と出会い、誰でもいいから一回ヤッてみたいという彼女の要望を叶えるのだった。
いや、そうはならんやろ。
そして夏生の親父が再婚したら、先生と一発ヤッた女が姉妹で再婚相手の連れ子だった!いや、そうはならんやろ。
陽菜先生初っ端から不倫してしまう
陽菜は不倫をしていた!
初っ端から面倒くささが半端ない感じで大変ワクワクするが、夏生も瑠衣も気に食わねえ。
ブチギレた瑠衣を見た陽菜姉は不倫をやめてくれたぞ!
ドサクサに紛れて義理の姉(先生)に告った夏生だったが、振られたのだった(あたりめーだ)
姉妹戦争勃発!これがラブコメの主人公補正だ!
今度は妹が夏生に惚れだした!ふ、ふざけやがって。
さらにクラスメイトの柏原ももにも惚れられて、完全にラブコメ主人公補正の恐るべきパワーを発揮しだす。
さらに転校してきた外国人イケメンのアルが瑠衣に一目惚れしてしまい、それを瑠衣に伝えたらガチ切れされてしまう。おめえのことすっきやねんって言ったのに他の男を紹介するって喧嘩売ってんのかと。たしかに。
その後、うるせー口だぜと言わんばかりにチューしてみたら姉に目撃されて草。めんどくささが有頂天だぜ
妹とキスしたのを姉に目撃されたら姉と付き合うことになって突きあったでござる
妹とキスしたのを姉に目撃されたら姉と付き合うことになって突きあったでござる。
なんでやねん!!
こうして夏生は陽菜の新居の鍵をゲットして人生有頂天なのだった。
一方、学校のイケメン先生と教え子がアレしてたりするどっかで見た事件が勃発する中、姉と夏生がアレな関係と瑠衣にバレてしまったぜ!
ちょっと思い込みが激しい瑠衣はむりやり夏生を嫌いになろうと努力するのだった。
具体的には別に好きじゃないけどアルにキスしてみたりした。
このコ夏生に会わなかったらパパ活とかしてたんじゃないのか。アカンやろ。
こいつらヤろうとしかしてねえな…修学旅行をなんだと思ってやがる
アルにうっかり瑠衣と夏生が一発ヤッてる関係とバレた!
そしてアルはアルコールを接種するとヤベーやつになるタイプのスタンド使いだった。アルだけに。
その勢いで一発瑠衣とヤろうとしたが夏生に阻止されてしまう。
一方陽菜はいや、生徒とはやべえやろと我に帰りそうになっていたが、修学旅行中なのに一発ヤッたら別れるのをやめていたのだった。
文章にするとクズしかいないんやが…。
陽菜先生行方不明になる
なんと!修学旅行中に生徒とキスしてた瞬間が偶然にも修学旅行の写真に紛れていた!
夏生と陽菜の関係を表沙汰にしない代わりに学校を去ることを決めた陽菜。
陽菜姉はこうして学校からも家族の前からも姿を消したのだった。
未練タラタラ男、復活する
ショックをうけていた夏生は未練タラタラだったが、陽菜の元カレのおめーのことはもう忘れたって陽菜が言ってたで~という渾身の嘘により完全に未練を断ち切ろうとしていた。
そして瑠衣といい感じになりそうな夏生だったが、たまたま伊豆に行ったら陽菜を目撃してしまう。
陽菜とワンチャンを狙った夏生だったが、陽菜に失せろという態度を取られてしまう。
もうめんどくささがカオスになってきた中、完全に陽菜を諦めたぜ。(ほんとかなぁ)
文化祭マジックにより妹とゴールイン。これは妹ルート確定や!
文化祭マジック!
柏原ももはワンチャン夏生をゲットするため、なんと全裸待機という反則技に出てしまう。
これはアカンで。もう夏生はももにゲットされてこの漫画は終わりや…と思われたが、何故か瑠衣と付き合った。
瑠衣とゴールインかと思われたが、今度はイタリアに料理修行に行ってる間に、陽菜が帰ってきてしまう。
これはアカンまたハッピーエンドが遠ざかるんか?と思われたが、僕は瑠衣がすっきやねんと耐えるのだった。
みんなー!あつまってー!高校生編の数倍めんどくさい大学生編始まるよ!
大学生!高校生の頃はまだ子供だったからね!まさかアレ以上めんどくさくなるとはね!
大学生になって一人暮らししてる夏生の家でシャワー浴びてた妹。
これからお楽しみですかね?
そう思われた瞬間、「姉襲来」。
泥酔してた姉は夏生にすっきやねんと告げつつキスしてしまい、それを聞いてた瑠衣もめんどくさい態度に!
まためんどくさくなってきました!
芹沢雅ちゃんとかいう場を荒らすことに定評ある女
いつもの夏生の普段のイケメンな行動により事なきを得た瑠衣と夏生の関係だったが…。
また新たなめんどくさい女が登場!
演劇部に入った夏生の主演女優の芹沢雅と言い争いをしてしまう。
このパターンは…絶対女のほうが後で好きになるやつだ…知ってる。
でもこれ以上めんどくさい感じにはならんやろなぁと思ったらやっぱり夏生に惚れるのだった。
山小屋で一夜を過ごしてもなんともない…やはり妹エンド…
山小屋で一夜を過ごす2人。
夏生と妹じゃなくて、姉のほうである。
もうめちゃくちゃだよ。
だが何もなかった。何もなかったのだ。
芹沢ちゃんを好きなレズっ子事件が勃発する中、陽菜にお見合いの話が浮上する。
しかし、このお見合いがとんでもないカオス事件を引き起こすのだった。
種部健吾とかいうサイコパス、完全にラスボスの風格
見合い相手の種部健吾はイケメンで高収入だったがサイコパスであった。
サイコパスなDV攻撃に精神をやられていく陽菜は、なんとか種部を振ることに成功する。
しかし、種部はストーカーに昇格し、陽菜に嫌がらせを始めるのだった。
クズ(種部)を国家権力の力で倒したと思われたが、ストーカーから殺人鬼に昇格したカス(種部)は陽菜をナイフでぶち殺そうとしてきた。おいおい。
しかし、イケメンな主人公は自ら刺されることで陽菜を守ったのだった。
ゴミ(種部)は豚箱行きである。
妹エンド終了のお知らせ!?まさかのお別れ
一命をとりとめ、なんやかんやで小説家として本を出せた夏生だったが、種部ストーカー事件の被害者であることを編集の策略で世間にバラされてしまう。
ヤラセやんけ!という世間のバッシングにより、小説が書けなくなってしまった夏生のもとに色仕掛けに来た雅が来襲!
そこに瑠衣が現れ、小説掛けなくなったなんて聞いてへんで!とブチギレてしまう。
ブチギレついでに別れたぞ。主人公はもうおしまいなのか?
ベンとかいうパワハラクソ野郎は所詮ハッピーエンドへの噛ませ犬だったのだ
雅ちゃんの渾身の告白だったが、振られた事件をよそに…イタリアに行った瑠衣へのベンとかいうゴミクズによるパワハラが勃発!
あまりのクソパワハラに夏生との思い出のペンダントを破壊され泣き出してしまう瑠衣ちゃん。
ストレスにより味覚障害になってしまう。かわいそう。ベン死ねや。
しかし、同僚であった梶田のイケメンな助けもあり、アルとともに瑠衣のもとへ向かう夏生。
夏生のクレーム攻撃によりベンのカスは首になったのだった。
ついでにベンは怖いお兄さんに連れて行かれた。
その後彼を見たものは誰も居なかった。ざまぁw
一方、瑠衣と夏生は完全に仲直りして一発ヤッたのだった。
ふぅ。ついにハッピーエンドか。
さらに!なんと瑠衣は一発ヤッたら子供できてしまった。
同僚のゴム使ったら不良品だったとかいうちょっとアレな理由である。
もうここまで来たら瑠衣エンドは確定や!!
姉には悪いが落ち着くとこに落ち着いたな…と誰もが思ったのだが…。
種部復活ッッ種部復活ッッ種部復活ッッ種部復活ッッ種部復活ッッ種部復活ッッ死んでくれ~~
まさかの種部のムショからの反撃!
今更高校のときに陽菜とキッスしてる写真を持ち出し、師匠の本を完成させ売れっ子としての地位を確立した夏生を陥れようとする。
しかし、種部の相棒のモブ編集に陽菜の反撃が!
これにより、事なきを得たと思ったが、まさかのモブのトラックによるダイレクトアタックにより陽菜が植物人間に!!?
まさかの陽菜の異世界転生エンド?いや、まさか子供要るのに陽菜エンドに持っていこうとしてないよな?まさかな…
ドメスティックな彼女の最終回は何故不評なのか
まあ、ぶっちゃけると陽菜エンドなわけです。
瑠衣を助けに、そして愛を確認しにイタリアまで行って、子供までできて、結婚報告までしている。
ここで瑠衣エンドにならずに、陽菜エンドなのだ。
瑠衣によると「陽菜姉の気持ちを知ってしまったからね。もう俺には子供がおるし夏生は陽菜姉にやるで~」とかなんとか言ってた。
いや、おい。そうはならんやろ…。
言ってることはわからんでもないが、結婚辞めるのはおかしいやろ。
子供居て、実の姉で植物人間中なのに、本人の意思無視して「結婚辞めて陽菜姉にあげるで~!」はおかしいやろ。
陽菜の愛にはかなわないって…あんた命がけで出産までしてるのに叶わないわけないやろ…。
そりゃあ陽菜も目がさめたら受け入れないだろ…。
って受け入れたんかい!!
そして、周囲も純愛のゴールインやね!これが愛や!おめでとう!みたいな雰囲気なのがちょっとね。
冒頭でマンガだから…では済まないレベルの違和感が襲ってくる…。
この漫画は夏生以上に瑠衣の成長物語でもあったと思うんですよね。
その成長した瑠衣のプロポーズが大成功で終わりが一番良かったと思うんだが。
なんか無理やり陽菜エンドにした感がすごくて違和感がすごい。
じゃあドメスティックな彼女はどういう最終回ならよかったんや
イタリアに瑠衣に会いにいった後にもうそのまま数年後でよかった気がする。
種部とかもうよかっただろ…。あんなクズ。
そして瑠衣に子供ができたのも、ここまで来てデキ婚かい!ってなるからなぁ。
子供という付加価値なしで、瑠衣本人を選んでハッピーエンドのほうがよかったと個人的には思いました。
少なくとも陽菜エンドにするのはいいけど、駆け足で全員ハッピーエンド(のように見える)にしなくても…。
陽菜エンドにするなら瑠衣は梶田エンドのほうが幸せになれたんじゃ…。
五等分の花嫁とかは次女推しでしたが、敗北してもまあそれはそれでよかったのである。
ラブコメは敗者が別の人生歩んでるところも重要なのに…なんかひねり過ぎた結果の中途半端な決着になって不完全燃焼だったなぁ。