ちはやふるの続編『ちはやふる plus きみがため 1巻』ネタバレあらすじ感想!長良凛月と秋野千隼の物語!

       

Last Updated on 2024年6月28日

前作「ちはやふる」の最終回ってどうなったっけ?

前作「ちはやふる」の最終巻でついにクイーンになった千早と名人になった新。
この流れはもはやイケメンの敗北必死…新が名人も恋愛も勝利する流れに違いない。

しかし、2人の戦いを見ていた太一は「来年、おれが倒しにここに来るんだよっ」と現名人が旧名人に言ってのけたセリフを残し、フラグを立てるのだった。

そして、時は流れ…卒業のときがきた。
太一は京大に受かる一方、千早は教員を目指し受験に奮闘していた…。
そんな太一をかるた部の部室で見つけた千早は、読者の度肝を抜く一言をぶちかますのである。

「好きだよ」

!!!!?
太一がまさかの逆転勝利だと!?

敗北した新名人は「18より28でとなりにいるの目指す」と捨て台詞を吐くのだった。

そして、ときは流れ、次の世代にかるた魂は受け継がれる…!!

ちはやふるの続編?千早いないならちはやふるってタイトルじゃなくてよくない?

千早いないんだったらさぁ、ちはやふるってタイトルじゃなくてよくない?
続編っつっても舞台は前作と同じ高校の瑞沢かるた部で、千早も太一もおらんやんけ。

そう思ってたのですが、まさかの展開でした。
千早じゃなくて「千隼」が出てきた。
お、同じ…同じタイプのスタンド…。

じゃあ、この「千隼」が主人公かと思いきや、そうではないらしい。
そこに一年生として入部したのが長良凛月が主人公っぽい。
凛月に誘われて入部したのが、秋野千隼。

もしかしたらダブル主人公なのかもしれないけど、1巻時点では凛月のほうが主人公感ある。

要はこの2人のあおはるがこの続編のようです。

でも名前を受け継いでる「千隼」よりも、千早に近いのは凛月のほうですね。

  • 容姿端麗
  • スポーツ万能
  • かるた馬鹿

完全に男版の千早なのである。
作中でも誰かにそっくりと後ろ姿だけ前作主人公が登場してるくらいにそっくりである。

秋野千隼のほうは、名前を名乗った瞬間、2年生以上だけ時が止まるくらいにはびっくりである。
どう考えても現クイーンがちらつく名前である。
だからと言って、下の名前で呼ぶたびにアレな反応するのはいかがなものだろうか。
そのくらい「生きる伝説」みたいになってるのか…。

ちはやふるプラス1話、2話、3話のあらすじ

ちはやふるplus「1話」のあらすじ

瑞沢高校の1年生である主人公、長良凛月は3年前に母親を亡くしていた。
そのため、一人で妹の凛風の世話をしている苦労人高校生である。
そんな彼は、かるた部で全国大会を目指していた。

家のことも、妹の世話もちゃんとできていないことに落ち込んでしまう苦労人は、秋野千隼が毒親のおかげで悩んでいることを知り、彼をかるた部に引き込むことにするが…?

ちはやふるplus「2話」のあらすじ

自分がかわいそうで泣くことは絶対しない男、秋野千隼。
しかし、だれかが優しいことがうれしくて、涙が出ることは止められない。
スマホの購入を1年生の協力プレイで手に入れた千隼は感激せざるを得ないのだった。

その代わり、凛月は千隼に一つのお願いをする。

「3年間、おれが強いかるた部を作るのを助けて」

新瑞沢かるた部が始動する…!

ちはやふるplus「3話」のあらすじ

強欲ッ!!
入って8日で初段を取りたい男と、全国優勝しか言わないスラムダンクの赤城キャプテンのような男。
全国大会まで残り1ヵ月を切った状況で、凛月の相手にエースが立ちふさがる!

ちはやふるプラスに前作のキャラは登場する?

1巻時点では、千早は後ろ姿しか出てこない。
若宮詩暢さんは凛月が見てたユーチューブに登場である。
クイーンじゃなくなってもまだやってるんですかね?

なお、筑波くんが太一から部長を引き継いだ模様。
ニラちゃんがキャプテンで、田丸がエース。

1巻読んだ時点だと、しばらく旧作キャラの目立ったは出てこないかもなぁと思ったのですが…。
続きみたら割とすぐあの人とあの人は出てくることに…。

現時点の旧作キャラで登場してるのはこの辺でしょうか。
割と多いな…。

ちはやふるplusの「花野 菫(はなの すみれ)」

前作で初登場時の太一目的なだけだったやる気の無さとはもはや別人になった新キャプテン。
キャプテンの風格十分である。
本人も現1年生を見て、自分のときとレベルがちがうやる気に驚いている。
実は失恋から数ヶ月である。
なお、主人公にベタ惚れされてる模様。

ちはやの名前が出た瞬間うろたえてるのは、ライバルから憧れになっている裏返し?

ちはやふるplusの「筑波 秋博(つくば あきひろ)」

部長になった筑波くん。
A級に上がって瑞沢かるた部のレベルアップを図ろうとするあたり、成長が見られる。
なお、ボロ負けして上がれなかった模様。

ちはやふるplusの「田丸 翠(たまる みどり)」

前述した2人に比べて何も変わってない…。
性格悪いわ、自画自賛すごいわで2年になってますます健在の田丸さん。
何故か憎めないキャラなのも健在である。
だが、実力は唯一のA級なのもあり、現在ナンバー1である。

ちはやふるplusの「波田 橙吾(なみだ とうご)」

天パな男である。
家が飯屋なので親睦を深めるために重宝された。

ちはやふるplusの「桜沢 翠(さくらざわ みどり)」

富士崎高校の顧問である。
死亡した凛月の母親の高校時代の写真に写っており、彼の母親の過去を知ってるらしい。
おそらく戦友だったと思われる、熱い展開である。
なんとなくキーマンになりそうな雰囲気ビンビンである。

ちはやふるplusの「原田 秀雄(はらだ ひでお)」

相変わらずあついおっさんである。

ちはやふるplusの「若宮 詩暢(わかみや しのぶ)」

ユーチューブやってたおかげで主人公をかるたの世界に引き込んだ。
彼女が居なければ続編はなかったと言っても良い。

ちはやふるplusの「綾瀬 千早(あやせ ちはや)」

後ろ姿でのみ登場の現クイーン。
もはや瑞沢かるた部の伝説である。

ちはやふるplusの登場人物紹介

ちはやふるplusの「長良凛月(ながらりつ)」

3年前に母親を亡くし、父親と妹と暮らしてる高校1年生。
妹のお迎えをこなしつつ学業とかるたをこなすスーパー高校生にしてイケメン。
しかもスポーツ万能である。

母の死をきっかけにスポーツしてる場合じゃなくなったので、スポーツはやめた。
その代わり偲ちゃんのユーチューブを見たことと、母親の遺品にかるたがあったことからかるたに目覚めた。
自分で顔がいいことを理解していることが千早との違いである。

ちはやふるplusの「秋野千隼(あきのちはや)」

前髪で目を隠している、前作主人公と同じ名前を持つ高校1年生。
毒親に悩まされており、スマホを持つことはおろか、部活すらやらせてもらえない。
しかし、凛月のプレゼンと、息子が嫌がることはやらせようとする毒親特有の考えにより見事かるた部に入部することに成功した。

実は暗記に関しては人外レベルの彼がかるた部の台風の目になる!?
なお、前髪を上げるとイケメンである。

ちはやふるplusの「糸瀬磨衣(いとせまい)」

スマホを買ってもらえない秋野千隼のために、メルカリでやり取りをしてあげたやり手である。
親父からもらった凛月のスマホを華麗に売りさばき、安物スマホ2台を購入することに成功。
よって、凛月と千隼のスマホを購入することに貢献した。

かるたの腕は初心者である。

ちはやふるplusの「安田吉子(やすだよしこ)」

幽霊が見える系女子である。
スタンド使いの才能があるのかもしれない。

ちはやふるplusの「長良凛風(ながらりか)」

凛月の妹。
瑞沢かるた部がでていたかるたの大会に連れてかれたことでかるたに目覚める。
かわいい。

ちはやふるplus1巻の感想まとめ

『ちはやふる』は、千隼、太一、新の男女3人の物語であった。
今回は二人の男子の物語である。
しかも、それなりに恵まれていた3人だった前作に対して、割と不遇な2人である。

今回は逆境を糧にする感じになるんですかね?
太一も親に多少悩まされてましたが、千隼くんはそれどころじゃなさそうですね。

そして、続編の宿命というか、前作キャラの登場が気になってしまうのはしょうがないことです。
菫ちゃんに惚れてる主人公的に、菫ちゃんが惚れてた漢、太一がラスボスとして立ちふさがると予想しているのですが、どうなるんでしょうか。

太一が、新を倒して名人になる。
3年時に、凛月が太一を倒して名人になる…っていうのが流れとしては綺麗ではありますが…。
前作、不遇だった太一をまた不遇にするのかという気持ちもあるなぁ。

前回クイーンの座を勝ち取ってるし、今回は名人になるのがゴールじゃなくてもいいと思いますね。
本人も部として全国優勝が目的になってるし、今回は名人とクイーンじゃなくて、部としてのほうに重きを置くのかもしれません。