『ちはやふる plus きみがため 第7首』最新話ネタバレあらすじ感想!毒親、襲来

       

Last Updated on 2024年7月1日

ひとつだけ言ってほしくない言葉

前話で名前呼びしてもらえることが確定した秋野千隼。
呼ばれるために感動する一発芸を披露するのでうっとおしいと軽口を言われている。
だが、この空気悪くないね。
前作の仲良し同級生と同じ空気を感じる。

肉まん君、改め西田優征のおかげで得意札を作ることを決意し、千隼の才能の開花が加速する中…。
肉まん君、改め西田優征は部活以外でも練習しなきゃ、いくら才能があってもここまでの実力にはならないと推測する。
このままではC級の橋立くんに勝ってしまうレベルになってる。
初心者からここまでの成長速度はこの漫画でも初めてじゃあないんですかね?

だが、千隼にはひとつだけ言ってほしくない言葉があったのだ。
それは自分が「普通」だと思ってたし、これからも思っていたいが故の言葉であった。

肉まん君、改め西田優征の予想通り、千隼は門限ギリギリまで外で練習していた。
カルタなしで練習しているため、通りがかりの人には恐怖しか感じない練習法である。
カルタが合っても怖い。

彼は一目を気にすることよりも個人練習場所の確保がここしかなかったのである。
親がやべーやつだからである。
ちょっと遅くなったから玄関で息子を寝かせる親をアレと言う。
毒親というか、虐待というか。

だが、千隼が触れてほしくないのはまさにそこなのであった。

母親がやべーと思ったら、親父もだめだなこりゃ。
あいつ怒らせるとめんどくせーからもっとうまくやれよしか言わない。
親父も自分がめんどくさいだけで、まったく助けにならないことが判明してしまったのである。

スマホ、発見される

スマホがママンに見つかった…!!
意外ッ!それは植木鉢!
完全に修羅と化したママンに問い詰められる千隼だったが、電卓と回答することで事なきを得たぜ…?

事なきを得るわけがないので、学校に逃走することしかできないのだった。
電卓は隠す意味ないやろ…。

そして、学校にいる間もメンヘラ彼女のlineばりに鬼のようなメールラッシュが…。
彼はスマホを破壊されたことがすでにある。
それも生半可な破壊方法ではない。

金槌で破壊←わかる
味噌汁で煮る←イカれてる

味噌汁で煮るってなんだよ。
具がスマホの味噌汁を製造した前科に、同級生女子コンビもドン引きである。

そして、千隼は言ってほしくない言葉を言われてしまうのだった。

毒親

彼は自分を普通だと思い込みたかったのである。
なので、第三者に「普通じゃない」と言われることを恐れていたのである。
絶望する千隼を救ったのは凛月の言葉であった。

毒親かはわかんねーんじゃね?

普通で居たかった彼はこの言葉で救われたのだった。
普通は毒親認定するというか99.9%の人間は毒親だと思うこの状況で、言って欲しい言葉を言ってのける人物。
それを親友と言うんでしょうね。

全国制覇するしかなくなった

宮内先生すら手出しができない家庭の事情。
とりあえず凛月の家に泊まるしかない。
そこで、凛月は一つの疑念を抱くことになる。

千隼の手にあるアザは幼い頃にコンセントにフォークをぶっ刺した傷であった。
それから親はテレビやらを禁止してしまったらしい。
つまり、これは「心配」から来てる毒親ムーブなのでは…?

いきすぎた心配がいつの間にかスマホ味の味噌汁を生み出す化け物を生んだのではないだろうか?

もしかしたら、話が通じるかもしれないですね。
そして、次の日部活に来た千隼の後ろに、謎のスタンドが…。
ママンである。話通じないかもしれないですね。

部活にまで攻めてきた千隼ママンの脅威にドン引きのかるた部。
このままでは千隼は退部である。
所詮、高校生は親の前に無力なのか?

だが、ここで前日クソほども役に立たなかった宮内先生が久々に「女帝」を発揮するのだった。

女帝の論破に敗北寸前の千隼ママンだったが…。
立派な部活なので瑞沢高校は全国トップに今年もなれると豪語する女帝。
こうして一敗したら千隼が退部する展開に…。

千早と太一抜きで全国制覇?
めちゃくちゃ言ってんぞおめー。
女帝のおかげで助かったが女帝のおかげでめちゃくちゃハードル上がってしまったのだった。

全国で優勝が条件になった際の各々の反応

全国トップにならなければいけなくなりました。
のほほんとした雰囲気から一転、緊張感を足してきましたね。

各々の反応は以下。

筑波と女子一年組は「マジかよ…」な反応。
いや、むちゃくちゃ言ってんぞおめーな反応である。

田丸と凛月は「自分にかかってる」である。
自分をエースと信じてる揺るぎない自信がありますね。
実際この2人にかかってるからなぁ。

二年男子は「できる」と「大変だ」なので、やろうと思えばワンチャンあると思ってるらしい。
実際に優勝経験あるからなこいつらは。
問題はレジェンドがいないことである。

菫ちゃんと原ちゃんは「やる?」と「やれる?」である。
そして、当事者の千隼くんは「やるしかない」と覚悟を決めていたのであった。

この毒親問題、全国優勝するまで解決しなそうですねぇ。

前話感想

瑞沢高校に謎の釣人が襲来瑞沢高校に釣り人が登場である。謎のクーラーボックスにより一面を水浸しにする謎の漁師…。なんだ?妖怪かな?久々の宮内先生が追いかけるその人物は…前作主人公だった!大学生になってますます健在である[…]

1~3話が載ってる1巻感想

前作「ちはやふる」の最終回ってどうなったっけ?前作「ちはやふる」の最終巻でついにクイーンになった千早と名人になった新。この流れはもはやイケメンの敗北必死…新が名人も恋愛も勝利する流れに違いない。しかし、2人の戦いを見ていた太[…]