『ちはやふる plus きみがため 第6首』ネタバレあらすじ感想!ついに前作主人公の釣り人が登場!

       

Last Updated on 2024年7月1日

瑞沢高校に謎の釣人が襲来

瑞沢高校に釣り人が登場である。
謎のクーラーボックスにより一面を水浸しにする謎の漁師…。
なんだ?妖怪かな?

久々の宮内先生が追いかけるその人物は…前作主人公だった!
大学生になってますます健在である。
そして、OBの綾瀬千早の自己紹介である。
後輩に「OG…」と突っ込まれる始末。

かるた部の千早に対する感想は…圧倒的“陽”であった。

そんなオリジン千早に怒りを燃やす男、秋野千隼。
このオリジナルのせいで、「ちはや」と呼んでもらえなくなったのである。
こんなひどいことがあるかーー!!

だが、飲み物を満面の笑みでくれたので一瞬で手のひら返すのだった。
チョロい。

同じ「ちはや」という名前である千隼に、特になんの驚きもなく千隼に話しかける千早。
自分はママンに「ち」って呼ばれた時点で、姉の千歳を呼んでるのか、自分を読んでるのか理解できるらしい。
スタンド能力かよ。
だが、千隼は名前呼びしてくれる友達いなかったし、親も怒る時しか名前呼ばないから自分はちょっと違うかもという悲しい返答であった。
圧倒的「陽」の千早に対して、不遇すぎる…。

しかし、そんな現クイーンをも驚愕させる千隼の記憶力。
この前戦った小学生との軌跡を全て書き出している。
記憶力がエグすぎて、さすがのクイーンもドン引きである。
スタンド能力かよ。

そして、現クイーンである千早が大山札の取り方を教えようとするが…。
ここで懐かしのあの人が話は聞かせてもらったと登場するのだった。

千早が肉まん君呼びを辞めた理由

やはり大山札か…綾瀬には10年早い。私が同行する。

西田ゆうせ院

肉まん君!肉まん君じゃないか!!何も変わってない!!
この俺でも書けそうな顔の肉まん君の登場だ!!

だが、千早は…「に…優征!」である。
肉まんくんと呼んでない!?
ま、まさか太一がすでに振られて、肉まんを選んだというのか?
一体前作はなんだったんだ!答えろー!!

これには、肉まん呼びしてた時代を知ってる上級生は全員「?」である。
机くんも、勉くん呼びになっている。
どうやら肉まんを選んだわけではないらしい。

わかったわ。
これは彼氏の影響だね。
太一はこの2人をあだ名で呼んでなかったからな。
彼氏の影響で名前呼びになったに違いないね。

まあ、全然違ってたんですけど。

どうやら大学に入って「クイーン」というあだ名になりかけた千早。
不本意なあだ名をつけられることについて思うところがあったらしい。
そういえば「肉まんくん」とかひどいからな。
これ、心が弱いやつなら不登校になってるからな。

というわけで、本人たちに聞いて呼び方を変えたのである。
一生友達で居たいからのときの千早の笑顔かわいい。
肉まんのNTRとか言ってた自分を恥じることしかできない。

オリジン千早の許可を取れ!

この話の冒頭でオリジンが強すぎるので名前呼びを禁じられた千隼。
しかし、千早と肉まんくんの話を聴いた凛月は、綾瀬千早に直談判である。

秋野のことを「千隼」って呼んでもいいか?

千早的には好きにすればいいと言わざるを得ない気がするが、周りを納得させるためには本人に言ったほうが速いのである。

「秋野千隼」ですよ
百人一首の一番歌
天智天皇(てんじてんのう)の「あきの」と
高速勝負になる在原業平(ありわらのなりひら)の「ちは」 百人一首的には最強だ

引用:ちはやふるplus 6話

つまりオリジナルより上だと言ってるのだ。
これは挑戦か?

そんな凛月の主張に号泣する千隼。
彼が「千隼」と呼ばれる際には碌な思い出がなかったのである。
おのれ毒親…。

こうして正式に続編の「ちはや」は千隼になったのである。

主人公が真島太一の存在に気づく

私ずっと先輩のこと怖くて 尊敬もしてるのに好きなところもあるのに き…嫌いって思う自分もいて
先輩はすごい人だから部のみんなは絶対好きになる 空気が綾瀬先輩の色になる 持ってかれちゃうって思ってて…
でも でも新しいかるた部好きなんです
この子たちに強くなってほしい。先輩が怖いとか言ってられない
ダメな3年なりにがんばりたいんです

引用:ちはやふるplus 6話

なるほど…圧倒的カリスマ性を持った先輩が復活したら、またモブになっちまうからな。
かるた界の頂点に君臨してる先輩を自ら呼んだ菫ちゃんの覚悟が見られましたね。

そんな健気のキャプテンに抱きつく女子一同。
なお、男子は出遅れた模様。
ドサクサに紛れて出遅れなかった筑波はぶっ飛ばされた模様。

逆に真島部長が居ないほうが人として成長がどうたらとか言うからである。

なお、ドサクサに紛れて真島部長は元気にしてるのかと、最近の写真とか持ってないのかと現彼女に問い詰めたところ、恋しちゃってる顔されてムカつくだけなのだった。

そして、主人公凛月が、ついに「真島部長」という言葉に反応して、名人戦・クイーン戦の集合写真で推理する。
一体誰が真島部長なのかと…!

これは次太一が来訪する気がしますね。

次話感想

ひとつだけ言ってほしくない言葉前話で名前呼びしてもらえることが確定した秋野千隼。呼ばれるために感動する一発芸を披露するのでうっとおしいと軽口を言われている。だが、この空気悪くないね。前作の仲良し同級生と同じ空気を感じる。[…]

前話感想

ヒカルの碁のパクリ漫画が無駄に爆誕してしまう「歌人のことはもういい」千隼が覚醒する!彼は歌人への想いを大切にするタイプのスタンド使い…。それが「勝つ」ためのカルタにシフトしたのである。「札を透明にする」ことで静か[…]

1~3話が載ってる1巻感想

前作「ちはやふる」の最終回ってどうなったっけ?前作「ちはやふる」の最終巻でついにクイーンになった千早と名人になった新。この流れはもはやイケメンの敗北必死…新が名人も恋愛も勝利する流れに違いない。しかし、2人の戦いを見ていた太[…]