神埼かおりさん伝説のポーズのようなキービジュだけでどんなのか謎だった映画!
シンウルトラマンを公開日に見てきたのでネタバレをちょっと交えつつ感想を書きます!
ネタバレ注意!
シンウルトラマンのネタバレなし感想
子供の頃、ウルトラマンは割と見ていた。
近所の今やもう存在しないレンタルビデオ屋でVHSで借りていたウルトラマン。
何を血迷ったのかウルトラQとウルトラマン、ウルトラマンタロウとウルトラマンレオとウルトラマン80しかなかった。
その上各ウルトラマンが精々8話くらいしか置いてないというカスみたいなレンタルビデオ屋であった。
今思えば潰れて正解だろこんな店と思うが、当時の僕にとっては最高の店だった。
ウルトラQはウルトラマンが出ないので当時の僕は見る気がしなかったらしい。
あとウルトラマン80も顔がブスで死ぬほど気に食わなかったので見なかったらしい。
なので、ウルトラマンとウルトラマンタロウとウルトラマンレオの特定の話だけめっちゃ見てた。
明らかに順番においてないから話もクソもなかったがめっちゃ見てた。
そんな僕が、あれから30年経って「シンウルトラマン」に惹かれたのは、スタンド使いが惹かれ合うよりも当然のことなのだ。
このシンウルトラマンでは30年来の僕の疑問である「なんでウルトラマンは肉弾戦するの?スペシウム光線ぶっぱでいいじゃん」について解消してくれた。
未だにドラゴンボールで悟空が舐めプする意味はわからんが、ウルトラマンはわかった。
必要なら開幕スペシウム光線ぶっぱするが、撃てないのは撃てない理由があるのである。
それだけでありがとう庵野という気持ちでいっぱいである。
個人的には懐かしい気持ちにさせてくれたし、ウルトラマンが良いやつ過ぎてかっこよかったのでとてもよかったですね。
シンウルトラマンはオマージュからの怪獣ラッシュで掴みは完璧
まず、出だしがワクワクするのよね。
上でウルトラQを子供の頃見なかったとは書いたものの、ウルトラQは大人のほうがワクワクする気がする。
そんなウルトラQオマージュな始まり方がいい。
そんなウルトラQを見た人にはオマージュや音楽が最高にいい感じであろう。
ザラブがニセウルトラマンで評判落としてきて、メフェラスが懐柔策仕掛けてきて、ゼットンが最強な旧作を令和に当てはめたストーリー。
それがテンポよく流れていくので結構見やすかったですね。
でもウルトラマン多少は知ってないと微妙な評価になりそうだなとは思いました。
シンウルトラマンの好きなシーン!長澤まさみ巨大化に対する人類の下衆っぷりにメフィラス星人ドン引きで草
山本耕史のメフィラスが最高だった。
すげえ胡散臭いんだけど、あいつすげえ人間くさいんだよ。
「割り勘でいいか?ウルトラマン」じゃないんだよ。
なんで人類征服にきて金ないんだよ。飲みに行くかウルトラマンじゃないんだよ。
まず、語らなければいけないのは「
長澤まさみ巨大化」である。
さすがに長澤まさみがいきなり巨大化するとは思わなかった。
そういえば旧でもフジ・アキコ隊員を巨大化させてたわ。
巨大化しても普通にタイトスカートなので大変な騒ぎである。
もうそこにしか目がいかない。
み、みえ…ない…!!くそっ!!でも逆に見えないからこそ見えるものがある…そう僕は思った。
そして、巨大まさみの動画やら画像がネットに上げられ、ブチ切れる長澤まさみ。
メフィラス…てめえだけは許せねえ…とフリーザに切れる悟空くうらい切れてた。
だが、メフィラスは予想外だったのだ。
この人類のゲスっぷりにあのメフィラスもドン引きである。
こんなゲスばっかだと思わなかった、すまんかったと謝罪したメフィラスはネット上の巨大化長澤まさみを全て削除してくれたのだった。
このメフィラスの紳士な対応に、まさみのスカートの中以外どうでもよくなっていた自分を恥じるばかりであったが、反省はしてない。
このゲスな地球にウルトラの母来たら大変なことになるで。
ウルトラの父とかタロウがブチギレで地球崩壊不可避なのである。
シンウルトラマンとシン・ゴジラって関係あるの?
まず、シン・ゴジラが一番受けたのは、あの現実にありそうな無能会議の連続とかがウケた気がしてるんですが、アレを求めてると残念な結果になると思います。
会議は何故かPSVRとかでしてるんですが、あんな感じではない。
そして、どう見ても一番最初の巨大不明生物「ゴメス」がシン・ゴジラに出てくる「ゴジラ」である。
正直いきなりびっくりしたんだけど、このゴメスとかいうゴジラを「ウルトラマン」なしで倒している。
ははーん、やるじゃん。
シン・ゴジラ並の戦いがあったと思われるが冒頭ダイジェストで数秒で語られてしまう。
いや、もしかしたらシンゴジとは別世界で、人類があの世界よりだいぶ優秀なのでは!?
そう期待されたが…。
ここからは科特隊が指揮をとる!(キリリッ)
…どうすればいいかわからんし待機や!!
…なんやあいつ…どうすればいいかわからん…え?なんかウルトラマン来て倒した?やったぜ!
この流れで毎回倒してる…。
一体どうやってシンゴジクラスの怪獣を6体も倒したのかがすごく疑問である。
で、シンゴジラの世界線なのかは微妙である。
竹野内豊が政府関係者で出てくるので、「え?繋がってたの!?」となるが、マンモスフラワーがシンゴジが凍ってる東京駅に出てくるので繋がってなさそう。
まあ、アレは皇居のお堀に出すのは流石に令和ではまずいと思ったから場所変えただけな気がするけど。
ただ、デザインワークスでは版権問題で繋がりをもたせられなかったと書いてあるので、竹野内だしたり、ゴメス(巨大不明生物)を出すくらいにとどめたようですね。
じゃあ繋がってるとみなしていいんですかね?
シンウルトラマンは昭和的なホラー感がところどころ出てくる
ザラブ星人にホラー的なものを感じてよかった。
ザラブはツダケンが声をやってるせいか、胡散臭い。
見た目も胡散臭いし、やっぱりあいつはアレなやつだった。
総理とか簡単に騙せてるあたりが、シン・ゴジラのときより日本の無能感を感じた。
そして、ザラブが突然助手席に現れるところに昭和ウルトラマン的なホラーを感じるのである。
シンウルトラマンではゾフィじゃなくてゾーフィだ
ウルトラマンの兄弟とか出て来ないの?(鼻ほじ)と見てたのですが、ついにきた!
俺たちのゾフィ兄さんきた!
え?ゾフィじゃない?ゾーフィだって?
ゾーフィと言えば、ネットで有名な「宇宙人ゾーフィ」である。
宇宙人ゾーフィはウルトラ怪獣図鑑を出したすぎて、ゼットンとゾフィを何故か混ぜて解説してしまったのである。
これはガイルを作る際に、ポルナレフの髪型で名前をJガイルとかいう宿敵の名前を取ったのと同じパターンである。
昭和ではありがちなミスなので仕方ないのだが、まさか令和に復活するなんて思わないじゃん。
ゾーフィは宇宙人ゾーフィを完全に元ネタにしている。
デザインワークスで庵野監督もそう書いていたので間違いないが、なんでこんなネタを拾ったのかは謎である。
ゾーフィは、人間の味方ではない。
むしろ人間を危険視して殲滅しに来たのである。
あの昔やってた円谷のエイプリルフール企画とかでもネタ満載だった公式で散々悪ノリしてるゾフィ兄さんが…人類の敵なんて…。
しかも光の国もとい、光の星の決定で人類を滅ぼすのである。
なんて過激な奴らなんだ。どういうことやウルトラの父!
10年くらい前にハワイでCMしとったあの心を思い出してくれ!
こうしてゾーフィはなんと!
あのゼットンを繰り出してきたのである。
シンウルトラマンにもゼットン登場!個人的にトラウマを植え付けられたゼットンはどうなった!?
ゼットンでかすぎなんだが。
ウルトラマンが鼻くそくらいの大きさに見えるほどでかいゼットン。
そんなゼットンが空に浮かぶ中、普通に暮らしてる描写が…なんかすごく今の世界を現しててよかった。
最初こそスマホで撮影とかしてるんだけど、ちょっと経ったらみんな無関心。
本当にそうなりそうでなんか怖い。
だが、絶望感はどうだろうか。
旧作のウルトラマンではこのゼットン回が一番記憶にある。
最後に見たのが30年以上前だというのに覚えている。
これはある意味トラウマレベルの衝撃だったのだ。
普通にウルトラマンを見て喜んでいた少年僕が、この回だけは大泣きだったのでワイのママンも当時は「ええ!?」なんでいきなりこんなことに!?という感じだっただろう。
だってあのウルトラマンが為すすべなくボコられるんや。
それもゼットンのピロピロしてる音だけが鳴り響く不気味な中で…。
ウルトラマンの攻撃が全てノーダメで、ただボコられ、挙句の果てのはウルトラマンが死ぬという…。
こんな絶望感は当時見てたドラゴンボールでも味わえなかったね。
そんなトラウマ製造機ゼットンを使ってゾーフィは他の星人に利用される前に地球人をまるごとゼットンでふっとばそうとしたのである。
でもさすがに当時ほどの絶望感はまったくなかった。
これは僕が大人になったからではないと思う。
なぜなら、ゼットンが出てきたら後ろの方の席でうちの息子(三才)と同じくらいの子が「ゼットン!ゼットンだ!ゼットンだって!!でかい!」とか騒ぎ出したからである。
全く絶望してないし、なんならウルトラマン出てきたときでさえだんまりだった子供のテンションを上げているのである。ゼットンはもはやトラウマどころかヒーローなのか?
そんなゼットンの数光年先まで壊滅する1兆度のエネルギー弾は太陽系すべて吹き飛ばしそうな勢いであった。
原作リスペクトとはいえ、完全体セルくらい強いのはやりすぎだろ。
そりゃその球をなんとかしてもウルトラマンはゼットンの爆発から必死に逃げようとするわ。
必死過ぎてなんか、人類のために頑張ってくれたのに「ふふっ」てなっちゃった。
このウルトラマンが逃げるようとするところが一番好きなシーンですね。
シンウルトラマン最後のシーンの謎!結局最後ウルトラマンどうなったの?
最後の目覚めのシーンがよくわからなかった。
結局神永はウルトラマンは離体したのか?
それとも同化したままなのか?
同化したままなら神永はウルトラマンとして地球を守り続けるのか?
離体したのなら、ウルトラマンの方は消滅したのか?それなら守れなくない?
ウルトラマンの望みは「ゼットンみてえなやべえのを倒せる可能性を持った人類の戦闘力に魅入られた、メフィラスみたいなのがまたいっぱい来るだろう。バルタンとか来る驚異に備えてワイ、ウルトラマンは光の星に帰らへんで~!」だった。
でもゾーフィは「ええけど。おまえ死ぬで」と言っているので、おそらく、ウルトラマンとしての人格が死んだのだろう。
神永はウルトラマンに変身できる元の神永になったというエンディングだったように見える。
でも、科特隊が待ってたのはウルトラ斎藤工であって、一般人斎藤工じゃなかったのでは…?
あのエンディングのあとの空気が知りたいと思いました。
シンウルトラマンにシン・帰ってきたウルトラマンとか続編あるの?
パンフレット情報ではこの「シン・ウルトラマン」が当たれば「続・シン・ウルトラマン」と「シン・ウルトラセブン」まであるとのこと。
そして庵野は続のほうがやりたいので売れてほしいらしい。
でもエヴァで疲れたから暫く休むらしい。
多分作られないなこれ。
でも作るとしたら「シン・帰ってきたウルトラマン」になりそうですね。
個人的にはゼットンのところで、人類の力が必要な流れになった際が物足りなかった…。
シン・帰ってきたウルトラマンでは無人在来線爆弾みたいなのがあるといいな。
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