岸辺露伴は動かないの小説版。岸辺露伴は叫ばない 「オカミサマ」のネタバレ感想します。
岸辺露伴は叫ばない【小説版】「オカミサマ」 登場人物紹介
[rohan_two]岸辺露伴
好奇心の権化のような漫画家、27歳。
なんで年がわかるかというと6個山を購入して破産した「六壁坂」事件の直後だからである。
六壁坂でかなりピンチだった露伴だったが、むしろ「いい体験」をできたと思っており、反省どころか今回「また」好奇心のままに行動し、それ以上にヤバい状態になるのだった。
坂ノ上誠子
露伴の顧問税理士で33歳の大人の女性。
大人の女性というか大人のプッツン由花子といった感じである。
普段はクールであるが、ブチ切れると「ビチグソ」、「ゲリベ○クソ野郎」など、明らかにプッツン由花ちゃんそのものな言動をしてくる。
攻撃力もボールペンをガチでぶん投げて狙ってくるなど申し分がない。
公認会計士・行政書士の資格持ちで敏腕だが、1人で「才能ある人間」がその才能を金銭的な面で潰さないようにする為にそういった人物を対象にして顧問税理士を務めている。
しかし、露伴のリアリティ探求の為に大金を躊躇なく使用する様には苛立ち、ストレスで膀胱炎を患っている。
スタンド使いではないようだが、露伴が「何か」をして記憶を知れることになんとなく気づいている有能。
オカミサマ
今回のお話の根本。
領収書を「オカミサマ」で切ると只で会計ができる。
しかし、只より高いものはない。それが今回のお話である。
タクシーの運転手
露伴を載せて首都高を爆走して荒稼ぎしようとした運転手。
結論から言うと露伴をボコボコにした。
なんでやねん?
広瀬康一
六壁坂の直後だから露伴を住ませてやってる。
7年後の康一くんが実家にいるのか、一人暮らししてるのか、プッツンした女と同棲してるのかは不明。
後日談で名前だけ登場して露伴に坂ノ上誠子からのお届け物を渡した。
【時は金なり】岸辺露伴は叫ばない「オカミサマ」序章のあらすじと感想。
ええ、知ってる。私の耳がブッ壊れたのかと思って、貴方が買った山の数だけ聞き直したからねェーーーーッ!
でもね、それハッキリ言って頭ブッ飛んだビチグソのやることだからッ!
うんうん。と頷いてしまうところだが、岸辺露伴にとっては「金」とかどうでもいい。
「リアリティ」のある「面白い漫画」を書くことが重要なのである。
完全に常識人と頭のイカれた漫画家の談義になっているところから始まった今回の話は、露伴が顧問税理士に相談にきたところから始まる。
奇しくも露伴と似たような同じタイプの攻撃「ボールペン投げ」を坂の上がしてきて露伴が回避したり、ジョジョ4部っぽいノリの展開である。
オロビアンコってボールペンもあったんだなぁ。
<事業主の在り方>としては大間違いだこのゲリベンクソ野郎がァーーーーーーーーーーーッ!
すごい山岸由花子みを感じる…。
でも言ってることが真面目だ。頭がおかしくなる。
意外と攻撃方法も同じだしこの2人お似合いなんじゃないだろうか?
そう思ってる中、露伴がまた余計なものを見つけてしまう。
その余計なもの「領収書」にかかれていたのは「オカミサマ」。
坂ノ上が言うには領収書を「オカミサマ」で切ると代金を払わなくてすむというのだ。
詳細までは聞けなかった露伴は、また余計なことを思いつき…
本来の依頼内容である「月の土地の購入代」について述べて、ボールペンを投げられて去っていったのだった。
【鼻をなくしたゾウさん、面白い】岸辺露伴は叫ばない「オカミサマ」中盤のあらすじと感想
案の定「オカミサマ」を試す気満々な露伴。
同じ作者だから言うけどせめて「くしゃがら」の件とかで反省しろ。
露伴は東京にサイン会のため出張してきた。
世田谷の古墳がある公園とか出てくるけど、僕が前住んでた近所にあったな。
等々力と上野毛の中間くらいにあるんですけど別に面白くはないからいかなくて正解だぞ岸辺露伴。
ポケモンゴーしにいったことしかない。
そして本屋で10000人目の購入者として料金を踏み倒すことに成功した岸辺露伴。
その際に買ったのは奇しくも過去の最大の敵「吉良吉影」のお気に入りの本「鼻をなくしたゾウさん」と他高そうな本であった。
さりげなくジョジョネタ入れてるくるけど本編に直接絡まないところが高感度高いなこの作者。
どっかのジョー○ジョー○ターは見習ってほしい。
さらに金も浮いたしオレンジジュース買ったり、レストランで奮発する呑気してた露伴だったが、いい加減学習したほうがいい。
坂ノ上が「オカミサマ」を説明したときに
「只より高いものはない」と言ってたことに…。
このパターンで岸辺露伴にヤバいことが起きなかったことなんてないのだ。
また叫んでる!!!
エレベーターに乗った露伴に突如襲いかかる異変。
爪が伸び縮みしまくってる!?吉良吉影の呪いか?
それどころか背中に6本脚のコガネムシの様な体系で親指サイズの赤子が大量にくっついてきて噛み付いていた。
重ちーの呪いか?
そして岸辺露伴はザ・ランすることでタクシーに乗り込むことに成功したのだった。
だが、この程度で終わるわけがなかったのだ。
【だったら、断る】岸辺露伴は叫ばない「オカミサマ」終盤感想
爪が伸び縮みしてたのは露伴の時間を奪い取っていたのだ!
オカミサマは玉美とアレッシーのクズコンビを煮詰めたような能力じゃあねえか!
これはまずいぞ岸辺露伴!
最初はやったぜ!と思っていた岸辺露伴だったが、ヤバいことに気づく。
タクシーは遠くに行け!って言ったから高速に乗ってるし、それを含めて今まで購入したものが領収書に勝手に記載されとる!
踏み倒した分の料金が手元や貯金にあれば時の取り立ては行われない
本人の人生が0日になった(=死んだ)後にその親からも取り立てを行う
そうか、露伴にも親がいるのかという気分になるが、これはもうヤクザ。
アルティミットシイング赤ちゃんヤクザの誕生である。
取り立て人のクソヤクザ、マリリンマンソンよりひどい。
あいつは肝臓取ったら許してくれた。
小さくていっぱいいるから無敵のヘブンズドアーも無意味。
露伴ひとりでは無理。
というわけで第三者の介入である。
第一声ですでに草。
坂ノ上さん再登場である。
「オカミサマ」の対策を聞き出す露伴(中学生)。
こんなアホを救うために税理士になった、仕事熱心な坂ノ上は「策」を教えてくれた。
なるほど!もう二度と「オカミサマ」のネタは書けなくなるが、死んだら元も子もない!
この解決方法には岸辺露伴も納得である。
いますぐ編集に電話するのか岸辺露伴!?
絶対だが断ると思ったよ…。
「オカミサマ」にせよそうでないにせよネタを永遠に手放すことは露伴のプライドが許さない。
俺たちの露伴はこういう男だぜ!どうすんだこれ…。
【只より高いものはない】岸辺露伴は叫ばない「オカミサマ」結末感想
やはり露伴の奥の手はヘブンズドアーだった。
オカミサマには通じないが…タクシー運転手には通じるッ!
というわけで、SAに入ってもらい「自らをボコボコにするようにタクシー運転手に書き込んだ露伴」。
仕事に支障が出ない箇所を殴らせてボロボロにさせることで慰謝料を強制的に発生させるという禁じ手である。
なーに。クレイジー・ダイヤモンドでボコボコにされる体験をしてる露伴にとってこんなのは屁でもないやろ。
こうしてお金を手に入れる未来を確定させたことで露伴は危機を脱出した露伴なのだった。
SAから救急車で杜王町へ帰還した露伴。
サインを心待ちにしてたファンを思うと胸が痛くなる。
荒木先生のサイン会を待ってたら荒木先生がボコボコにされて救急車で運ばれるとかスタンドも月までぶっ飛ぶわ。
そしてオチはというと、誠子が深夜料金と特別相談料として50万円を要求してきたのだった。
「オカミサマ」の状況下では具体的な金額のやり取りが出来ない。
プロとして一枚上手な露伴の上をいった坂ノ上さんすごい。
あの岸辺露伴に出費をなるべく抑えようと僅かでも改心させることがデキたのだから…。
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