岸辺露伴は動かない懺悔室の感想、あらすじ、名言でございます。
岸辺露伴は動かない!最初の読切「懺悔室」の思い出
初めて「岸辺露伴は動かない」を見たのは小学生の頃。
あの頃はジャンプ黄金期付近だったからか、たぶんジョジョが一番好きってほどではなかっただろう。
ただ、ジョジョについては何か「大人」って感じの物を感じていた。
他はバスケとか超サイヤ人とかヤンキーが四天王とか言ってたり金玉でムササビのように飛んだり、メドローアつえー!とか言ってた小学生の心を撃つ漫画だったのも大きいだろう。
その中で吉良吉影のストーリーや、イタリアのギャング抗争に何か単純に大人なものを感じていた。
そのとき思ったことは「懺悔室」が載ったときは、露伴がイタリアに急に訪れた。
ちょうど5部をやってたので「え?露伴が急に5部に参戦するの!?」と困惑したものだ。
小学生は過去キャラの再登場に弱いからな!
そのせいかインパクトがとても強い話だった。
それから中学、高校、大学生になった頃。
立派なジョジョヲタにいつの間にかなっていた私。
たぶん今よりジョジョ基地外だった全盛期「たおかす」。
この頃「死刑執行中脱獄進行中」を買ったのだ。
まさか、社会人になってから3作も「岸辺露伴は動かない」が掲載され…
「グッチへ行く」、「ルーブルへ行く」などの作品が生まれるとは思いもよらなかった。
そして単行本や小説…アニメ化、ドラマ化まで…!
ここまで続いたのはこの「懺悔室」が凄まじく、ホラーとしての完成度が高かった所以でしょう。
[rohan]岸辺露伴は動かない 懺悔室のネタバレあらすじと感想1 普通の男に訪れる恐怖体験
岸辺露伴がイタリアの教会に訪れる…。
これはサザエみたいな髪型の高校生にボコられてしまった露伴がピンクダークの少年を休載していた頃の話である。
その際に彼はこんなことを言って好奇心により懺悔室に乗り込んでしまうのだ。
彼の好奇心の権化伝説はついに短編でも猛威を奮ってしまった…!!
そんなセリフを思いながら彼は露伴が神父と思い打ち明ける懺悔を聞くことになる。
岸辺露伴は動かないで恐ろしい体験談を聞かされたのだ。
男は、過去にトウモロコシの食品工場で働いていた。
そんなある日、食べ物を恵んでほしいと浮浪者が男の元に現れる。
おいおい。働きもしないで食い物が食えるわけねぇだろという男。
まあ、気持ちはわかる。普通はそう思う。今回の話は普通の男の話なのだ。
仕事を手伝えば食べ物を恵んだるわ!ガハハ!と男は浮浪者に仕事を手伝わせるが…肉体労働を空腹の浮浪者にやらせるのは危険が危ない。
当然!下敷きだ!思い袋の下敷き!それが流儀ィィ!!
た、大変だ!浮浪者が下敷きに!
だが、男はいきなりキレた!「何寝とんねん!なまけてるんじゃあねえぜ!」
しかし、男の足元にはブチギレた浮浪者が…。
男はめちゃくちゃキレた浮浪者にビビりちらしてしまう。
そして、浮浪者は死んでいた。
じゃああの浮浪者はなんだったのか…「幸せの絶頂の時」に戻ってくるとはなんなのか?
それは数年経った時、あきらかになるのだった。
岸辺露伴は動かない 懺悔室のネタバレあらすじと感想2 ポップコーンは運命
男の人生は激変した!
- 親戚の遺産が入ったりサッカーくじが当たったる。
- トウモロコシを使った商品が大ヒット
- 億万長者になる
- 元モデルの妻
- かわいい娘
普通この展開なら逆に不幸になりそうなものだが、なんでこんなに付きまくってるんだ?
ポコロコより幸運のラッキーガイじゃあないか。
だが、安易に考えてはいけない。
男は不安を拭えない生活をしていた。
浮浪者の残した言葉「
「幸せの絶頂の時」に戻ってくる」…。
彼は不安が拭えなかった。そして、運命の日はやってきた…。
娘がポップコーンを食べる姿を見て思ってしまったのだ。
幸せの絶頂!ついにディアボロが言う絶頂に男も到達したッ!
そのとき娘が乱心した!?
いきなり首を締められる男だったが…娘の口にはベロに顔が!?
エピタフかな?
ワンパンで始末される執事…!
執事が何をしたと言うんだ!執事は何も悪くないじゃあないか!
だが怨霊として娘に憑依しやつは戻ってきた!
最上級の絶望のために大金持ちにまでしてやるとは…。
そこまでするかふつー。
だが「逆恨み」と思われるのが気に入らねー浮浪者。
自分の恨みが「逆恨み」かどうかは運命に委ねると言う。
ある意味ギャンブラーだね!
チキチキ!ポップコーンキャッチバトル!
ポップコーンを外灯のランプより高く投げ、投げたポップコーンを口だけで3回続けてキャッチできれば男の勝利!!
失敗したら怨霊の勝ち!以上だ!
意外と難易度が高いぞ!どうする男!
岸辺露伴は動かない 懺悔室のネタバレあらすじと感想3 この男は誰だ!?
1投目!成功!
太陽にやられたがなんとかキャッチできたぞ!スデに先が思いやられるぜ!
だが、太陽が邪魔だぜ。
太陽にポップコーン投げはアレルギーな体質なんでね!
日陰に移動を要求する!!
「時」は今だッ「場所」はここだッ何が起ころうがそれは運命の一部だッ
完全論破!!!
怨霊の浮浪者の分際でなんて説得力があることを言いやがる…。
確かにそのとおりだ!場所も時間も運命なのである!
だが、太陽が隠れた!
信じられねえぜ…こういうのを奇跡っていうんだな!
だが、意外!それは鳩!
鳩が!ポップコーンを襲撃執行中中身ばら撒き中!
ポップコーンをよぉばらまいちまえば鳩はわざわざ二頭目を狙って食わねえよなぁ!
すげージョジョっぽい回避をするじゃあねえか!やるな男!
しかし、自分で呼んでしまった!
大量の鳩が男の周りに!!!
そして開始する3頭目!!
やるしかねえ!だから見せてやるしかないんだ。
このポップコーンを食うにはこいつ以上の覚悟があることを!
こいつ自身に見せつけるしかねえ!
ポップコーンを燃やした!?徐倫みたいなことし始めた!!なんという覚悟…。
「覚悟」とは暗闇の荒野に進むべき道を切り開くことだッ!
しかし、暗闇の雲から太陽がこんにちわし…男は失敗した。
『逆恨みではない』と下った!
ということが露伴が聞いた内容である。
だが、なんでこのことを知っているのか?
怨霊は成仏し、娘は乗っ取られており、男は死んだ。
てめええ!何者だ!
影武者ッ!!
死んだのは影武者!!
実は男はスデに!!執事に整形していた。あの最初にぶっ飛ばされた執事だ!
浮浪者を死なせてしまった男は、自分の姿ソックリに整形させた身代わりを用意して浮浪者対策に備えていたのだ!
増えてるーー!!
これにはさすがに露伴もちょっとひいて帰宅したのだった。
岸辺露伴は動かない 懺悔室の感想
一番最初の「岸辺露伴は動かない」。
この頃の露伴はマジで動いてない。
ってうかこの話はマジで何もしてない。
続編が合ってもどうせ露伴動かないんだろ?つまんね。デッドマンズQの続きはよ。
とか大学生の頃は思ってた。
けど、今回読みなおしてみるとやっぱりこの話が一番おもしろいかな。
岸辺露伴はイタリアへ取材に赴き、懺悔室を取材する。
そこで露伴は神父に間違われ…ある男の懺悔を聞くことになる。
リアリティを追求する露伴は興味津々で男の話を聞く。
ってか4部終わってすぐくらいだったから、4部の露伴の性格まんま。
最近はちょっと丸くなってる気がする。
その男は、浮浪者の男を見殺しにした。
浮浪者は怨念になり、男が絶頂のときに迎えに来るという。
男はツキにつきまくり全ての栄光を手にしていた。
愛する娘さえも…
前述したとおり、これをジャンプで読んだのは僕が当時小学生の頃でした。
もっというと、初めてジャンプでジョジョ読んだのは「重ちーがなんか爆破して死んだ」回でした。
僕「うわ!ドドリアさんが死んだ!!なんだこの漫画!!」
僕は俄然興味を持ったわけです。
たぶん承太郎っていうのがすげー偉いんだろうとかシアーハートアタック戦で学びつつ。
アナザーワンバイツァダストで、当時同い年くらいの早人に敬意を払ったりと。
なによりもジャンケン小僧とかハイウェイスター戦が印象に残ってて
当時は露伴が一番すきなキャラだったと思う。
ぶっちゃけ仗助と同じくらい露伴の出番が多いのですよね。その辺。
4部が終わって5部が始まってからも、露伴とか出てこねえかな…。
康一くんと承太郎最初出てきたし、ありえない話じゃないよなぁ…。
って思ってたら、なんと露伴がイタリアのザンゲ室に!!
これは5部に露伴参戦か!!と狂喜乱舞したものです。
読みきりだったんですけど。
そんなこんなで、印象深いものになっている思い出補正もあり、一番好きです「懺悔室」。
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