人生やりなおし記 エンタメ | 冠さんの時計工房の感想!ギャグも悪意もないが時計への興味関係なく良い

冠さんの時計工房の感想!ギャグも悪意もないが時計への興味関係なく良い

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Last Updated on 2024年2月9日

冠さんの時計工房とは

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僕は結構裏スケの機械式時計を眺めてぼへーっとしてることが好きなのです。
あの何もやることがない時間こそ大事なんですよ。
スマホとか持つとすぐツイッターしたり5ちゃん見て漫画見てFAN○A開いたりもう最悪ですよ。まじで最悪だな。
裏スケでも見てろ。
裏スケでも見て心を整えろってことです。

眺めながらよくこんな細かいもん作れるなぁと思います。
俺がオーバーホールとかやったら秒でパーツ無くしそう。

そんな中、時計屋の漫画をなんとなく読んでみたらほっこりしたのでそのレビューを書こうと思います。

これは、時計店を切り盛りする冠さんが、街の人と交流しつつ、時計を修理したり時計のプレゼントのアドバイスをしたりする漫画。
基本的に僕は殺伐とした漫画がすきなのです。
スタンドを切り盛りする承太郎さんが、街に攻めてくるスタンド使いをぶちのめしつつ、時計をギラれたのでつけの領収書と一緒にオラオラでブチのめす漫画とかが好きなのです。

しかし、たまにはこういうのほほんとした漫画も読みたくなるんですよね。
「よつばと!」とか「姫様拷問の時間です」とかあーいうの。

登場人物紹介

結構各話で登場するのですが、メインぽい3人だけ書いときます。

 冠 綾子 (かんむり あやこ)

時計職人をしている女性(22)、主人公である。
お人好しな性格をしており、この主人公の性格のおかげでこの漫画には悪意が存在しない。
冠時計店という時計屋を盛岡で経営しており、時計職人としての技術は若いのにしゅごい。
この技術は師匠である一ノ倉瀬名から受け継いだものである。かわいい。
なんか22歳なのにたまにツインテールとかになってるのだが、かわいい。

笹倉 雪枝 (ささくら ゆきえ)

冠時計店の近くに住んでる冠さんの友人の若い女性(既婚)。
あまりにも悪意がない世界なので、雪枝さんが持ってきた古い時計を冠さんが修理したらクラムチャウダー作ってくれた縁により仲がいい。
もはや仲のいい姉妹より仲がいい。優しい世界である。
ぶっちゃけると、冠さんは時計直してるとき以外はアレなときがあるのでたまに食い物を餌付けしてくれたりする。

一ノ倉 瀬名 (いちのくら せな)

冠さんの師匠にあたる時計職人の女性(未婚)。
実は冠時計店になる前は彼女がワンオペしており、店主を務めていた。
JKだった頃の冠さんは将来を考えていた際に「時計屋?なるわけ無くて草。」みたいな感じだった。
しかし、一ノ倉さんの影響もあり時計屋になることを決意。
彼女を師匠と仰ぎ、一流となった。

だが一流になった冠さんに「ちょっと出てくるわ!」と言い放ちどっか行ってしまった。
どのくらいでかけているかというと、1巻の時点ではすでにおらず、5巻でやっと帰ってくるレベルである。
普通なら警察に連絡したり、ジョジョとかならエジプトで死んでたりするレベルだがこの漫画に置いては悪意など無いぜ。

冠さんの時計工房の感想

冠さんの時計工房は子供がメインじゃないよつばとみたいなまったり漫画

もうすでに書いてますが、「悪意」がない。
良く言えば何も考えずに疲れずに読める。
悪く言えば現実の話のようでファンタジーである。

ルクルトとか急に出てきて「くそが!雪枝さんの旦那ふざけやがって!金持ちやんけ!」とか悪意をばら撒いてるのは、読者の僕だけなのです。

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オーバーホールとか修理って結構金かかるはずなんですよね。
まったく金について誰も触れない。そういう細かい部分によりまったく悪意がないんだろうなぁ。
いくら冠さんがいい人でもそこに金銭絡むと急に現実に引き戻されかねないからね。
あえてそうしてると僕は推測するね!

しかし、うちの近所の時計屋なんておっさんだからな。
こんな店長ならわざと時計ぶっ壊して月イチで行くね。
…だめだ。俺が登場すると悪意しかない。

冠さんの時計工房は時計の構造とか時計屋さんの仕事という謎の部分がなんとなくわかる

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こう、もうホントに時計が趣味って人じゃないと自分で調べないじゃないですか。
だってオーバーホールなんて自分でやろうと思わないじゃないですか。
そりゃ僕もベゼルとかリューズとかくらいは知ってますけど、中身のパーツを「作る」とかそういう手段には出るとは思わなかったですよ。
作る…そういうのもあるのかぁって感じでした。

あえて自分では調べないけど、なんとなく見た漫画に軽く解説があったりすると「はえーっ」となっていいですね。
そういう気付きで人は賢くなっていくのです。細かい部分はスデに忘れましたが。

そういう面でいうと機械の構造ってこうなってるんだっていうのがディ・モールト(非常に)よくわかる。
だって絵が精密なんだもん。
これは間違いなく作者さん自分で蓋開けてるよ。俺は怖くてできないよ。
実際冠さんのお父さんは蓋開けて機械眺めてたし。
俺は裏スケで限界だよ。

蓋を開けたら湿気で錆びたToLOVEる解決も時計屋のお仕事とかそういうのもあるんですね。
知らない謎の仕事知るってのはなかなかいいものですぞ。

冠さんの時計工房のまとめ

ついこの前完結したらしく全5巻だったのでおすすめです。
読み終わってこの世界にもうちょっと浸っていたいと思わせれた漫画は良作だと私は思うのです。

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