- 1 劇場版スラムダンク「THE FIRST SLAM DUNK」は神映画?駄作?キレイに分かれそう
- 2 「THE FIRST SLAM DUNK」は山王戦と宮城リョータの過去編の2つが進行される
- 3 宮城リョータの過去が重すぎる…
- 4 「THE FIRST SLAM DUNK」は宮城と三井の喧嘩のシーンで新規置いてけぼりになると思った
- 5 「THE FIRST SLAM DUNK」の原作の三井とか流川のシーンが最高すぎて泣いた
- 6 「THE FIRST SLAM DUNK」はむしろCGだったからよかった
- 7 「THE FIRST SLAM DUNK」の試合最後の無音シーンがヤバイ
- 8 最後のアメリカの沢北のシーンはどういうことやねん
- 9 THE FIRST SLAM DUNKのFIRST(ファースト)の意味は?続編はある?
- 10 関連リンク
劇場版スラムダンク「THE FIRST SLAM DUNK」は神映画?駄作?キレイに分かれそう
THE FIRST SLAMDUNKですが、これ神映画って言う人と駄目だろこれって言う人の二通りにキレイにわかれる気がします。
駄作だと判断すると思われる人
- スラムダンク見たことない人
- SLAM DUNKはギャグ漫画部分が好きな人
- 流川とか三井とか特定のキャラ(宮城以外)をめちゃくちゃ掘り下げて欲しい人
- ほぼ原作通りでセリフを削るのが許せない人
- 前アニメを愛してるので前の声と画と曲じゃないと許せない人
- 神奈川のライバル校が出ないと許せない人
- 牧とか高遠の実況が好きな人
- 宮城リョータが嫌いな人
神映画だと判断すると思われる人
- 原作何回も見ててシーン見ただけで削られたセリフが思い浮かぶ人
- アニメ好きよりも原作好きが上回る人
- CG作画に違和感あってもまあええかと思える人
- 主人公が桜木じゃなくても許せる人
- SLAM DUNKはギャグシーンよりも試合シーンだよ派の人
- 原作通りより再現するよりも知らなかった過去が知りたい人
- テンフィとかbirthdayが好きな人
- SLAM DUNK最高の試合は山王戦やろ。なにがなんでも山王戦のアニメを見たい人
- 残り1分から無音になる原作をそのままアニメで見たい人
- 宮城リョータがそれなりに好きな人
- 沢北がそれなりに好きな人
- 読み切りのピアスも好きな人
なんとなく見てて思ったのはこんな感じでした。
最初はどう見てもこれ…ひょっとしてりょーちんの過去編の映画なんか?なんか微妙かもしれん…
そう思わされたのですが…
唐突にチバの声で歌われて、OPが始まったら、イノタケの絵でスタメン全員書かれるわけですよ。
まあ、なんか試合はするしとりあえずいいか…そう思ったら。
唐突に出てくる対戦相手…山王工業ッ!!!
やっぱり山王戦じゃねえか!!!!!
もうこの時点で僕のテンションは有頂天ですよ。
26年間も待たせやがって…
「THE FIRST SLAM DUNK」は山王戦と宮城リョータの過去編の2つが進行される
この映画は2つの構成が同時進行で流れていく。
意外と語られていなかった宮城リョータの過去。
俺たちがみんな大好きな「湘北VS山王」である。
どういうことかというと、これは宮城リョータを主人公として作り直した山王戦だと思いますね。
最初はリョータ視点の山王戦だと思ってましたが、違う気がする。
だって他の4人とか小暮くんの「あの名言」が全然ないから。ミッチーは大体あったけど。
- 大好きっす!今度は嘘じゃないっす!
- 北沢?沢北じゃねーかどあほう
- お前に華麗なんて言葉が似合うと思うか赤木。お前は鰈だ。泥にまみれろよ
- まだ何かを成し遂げたわけじゃない。なぜこんなことを思い出している バカめ
- 2年間も待たせやがって…
- それも……2人も同時にだ………谷沢……
他にもあるけど、この辺がない。
この辺で共通してるのって試合関係ない部分なんですよね。
リョータをトコトン主人公にして試合以外の各キャラの過去部分をなくしてる。
多分ここが一番賛否分かれるわ。
でも「2年間も待たせやがって…」は俺は聞こえてきたで。
ゴリと三井のコツンはあったから。
まあ確かに魚住の謎の登場がこの流れだとないな…とは思ってたのですが、北沢のシーンは欲しかったな。
一応桜木の選手生命の件の回想で魚住と仙道一瞬写ってたし。
あと僕的には高遠とか牧のセンスあふれる実況が好きだったのであの辺を入れて二部作にしてもよかったんやで?
この映画はSLAM DUNKっていうジャンプ漫画よりも、リアルっていうヤンジャン漫画よりなんですよね。
リアル調に進んでいって漫画って感じじゃないSLAM DUNKのイメージ。
原作だと大ゴマのアリウープのサインもなんか小さいコマですべて書かれて淡々と進んでいく感じが、絵柄がアニメの実写感あった。
それもあって結構削られてるセリフが多い気がしますね。
でも「断固桜木!!!」は欲しかったなぁ。
「断固たる決意が必要なんだ」のシーンがないし、桜木が主人公感でちゃうからしょうがなかったのかもしれないが。
宮城リョータの過去が重すぎる…
こう…試合で盛り上がってるときに唐突にリョータの過去に移るところはちょっとなぁとは思いました。
赤木、小暮、三井、安西先生あたりはなんかちょっとかわいそうな過去が原作でも書かれてたのですが、たしかに2年生以下はそういうのなかったですからね。
過去をちょっと語ってくれたのはいいのですが、めちゃくちゃ重いな!!リョーちんの過去おっも!!
他の奴等の比じゃないほど思い過去を持ってきたな…。
ピアスって読み切りで兄が行方不明になって死んだ話をやってたので、そのくらいかと思ってたら…。
それくらいでもすでに重すぎるのに…。
親父が兄の前に死んで、兄が親父の代わりになるって言ってすぐ兄も死ぬ。
そして母親はちょっと病んじゃう。
宮城が「僕のほうが生きててごめんなさい」とか手紙に書きそうになっちゃう。
転校してすぐにヤンキーに目をつけられてボコられちゃう。
でも一人でバスケしてたら1年上の兄の面影を見せる上級生がバスケしてくれたシーンは宮城にとって救いだったでしょうね。
でも高校に入ったら、その上級生がロン毛のヤンキーになってたけどね!
それが三井で同一人物って気づいてなさそうなのが救いですが、かなり悲惨だぞ。
宮城くんには過去の話なにもなかったとは言え、この過去はさすがに重いよ…。
ところでピアスのアヤコと彩子さんはやっぱり別人ってことなんですかね?
ピアスの舞台も神奈川だと思ってたら沖縄だったし。
さすがに2人ともたまたま神奈川に転校して、たまたま同じ高校に入って、たまたま同じ部活で再開とかないですよね?
天文学的な確率すぎる。
「THE FIRST SLAM DUNK」は宮城と三井の喧嘩のシーンで新規置いてけぼりになると思った
なんか見てて一瞬勘違いしそうになったのがここでした。
一瞬とんでもない改変されたのかと思ったのですが、よく見たらむしろ原作を保管してくれてたわ。
- 宮城が三井に1ON1ならいつでも受けるぜとか言って喧嘩を売る
- 宮城はロン毛の三井と堀田番長とかにボコられる
- 宮城は頭の三井だけは何が何でも倒すことを決意
- 宮城はバイクでスピード違反!事故で入院!
- 三井が髪切ってバスケ部入部して宮城ドン引き
これだけ見ると、三井がバスケ部襲撃しないで有名な「諦めたらそこで試合終了」とかないじゃんってなる。
これ流れ的に、④と⑤の時系列が割りと直後に見えちゃうんですけど、この間に原作のバスケ部に三井が襲撃する事件があるんですよね。
だら①~⑤はむしろ原作の保管になってるわけです。
原作に詳細がなかったシーンなだけなので。
僕は宮城は三井にボコられて入院してたのかと思ってたんですが、その後に事故って入院してたんですね。
なんで喧嘩になったのかもこれでわかりましたわ。
三井が
「俺は誰なんだよ!!」とか言ってたのは、そこで言うのそのセリフ!?ってなりましたが。
多分原作でやった部分は極力排除してるんだろうなぁと思いました。
新規大歓迎みたいな推し方をしてたんですが、原作も旧アニメも見てない人にはおすすめできない一番の理由がこれですね。
流れで見ちゃうと、「バスケがしたいです」あたりがこの映画でやってないから、宮城ボコった流れで何故か三井が入部してるように見える。
「THE FIRST SLAM DUNK」の原作の三井とか流川のシーンが最高すぎて泣いた
原作のシーンはやっぱり最高なんですよ。
まあ少年誌って感じの山王戦じゃなかったんですけど、三井君のシーンはやっぱりやべえ。
「俺にはもうリングしか見えねえ」
「奴はもう撃てねえ!!」…からの「そんなタマかよ」
マジで泣いたわ。原作でもいつもここ泣くわ。
三井関連で3回は泣いたわ。ずるいわ。
流川が沢北にやられた後のシーンでもナレーションがなかったのに
「流川は笑った」って聞こえてくるレベル。
原作再現されてないようでされてる。
脳内に映画で言ってない原作のセリフが勝手に流れ込んでくる。
そして過去編の恩恵で、僕が宮城くんで一番好きなシーンが熱すぎる。
こんな でけーのに阻まれてどーするドリブルこそチビの生きる道なんだよ!
今までの過去編が重すぎたリョーちんの最高の見せ場が最高すぎてマジで泣いたわ。
ここでテンフィの曲が流れるのもすげーいい。
IMAXでみてよかった。
あと彩子さんが原作よりかわいい。
リョータが主人公になったことで彩子さんの可愛さが5割増しメインヒロインになってる。
その分ハルコさんは…。
「THE FIRST SLAM DUNK」はむしろCGだったからよかった
リアルな描写すぎて桜木の動きが素人感あるの本当すごい。
桜木のあのリバウンドシーンが漫画だと静止してるだけでこんな一瞬ですげー動きしてることがようやくわかりましたわ。
あれは高いリバウンドだけじゃなくて確かに速い。
10人全員違う動きしてるので本当に試合してるみたいなんですよね。
これはCGだからこそできた動きってパンフレットにも書いてありました。
最初はCGすぎてなんかなぁと思いましたが、ここが実際に見てみたらCGに合いすぎてて手のひらくるくるでした。
本当の試合っていうか実写とアニメの中間ですよ。
マジでこんな映画見たことないので、初めてのSLAM DUNKどころか初めてのアニメ映画って感じです。
これは見て体験スべき。
ただ、試合が本当にすごすぎて中断して宮城の過去に場面が移るのが余計アレなんだよな。
宮城の回想も別に嫌いじゃあないんだけど、試合に集中したいというところはありました。
「THE FIRST SLAM DUNK」の試合最後の無音シーンがヤバイ
最後の無音シーンやべえ。
完全に原作再現してきやがった。
リョーちん主人公とは言え、やはりここはやらないわけにはいかないでしょ。
最後のシュート決まった時とかホント大興奮ですよ。
桜木と流川のハイタッチまで完全なる無音なのがヤバイ。
あそこでくしゃみとかしたら映画見てる人全員がぶちギレそう。
でも一つすげー文句言いたいんだけど…
「左手は添えるだけ」をなぜ口パクにした?
あそこだけ喋ってこその原作再現やろイノタケよ…。
最後のアメリカの沢北のシーンはどういうことやねん
宣言した通りアメリカに行った沢北。
その対戦相手はなんと宮城だった!
なんで宮城がアメリカに!?流川は!?
よく考えると、流川と宮城の会話で沢北のポスターを見ながら「同じ二年なのに気に食わねえ」とか言ってるんですよね。
これフラグだったのかよ。
多分沢北のガタイがちょっとよくなってるから、卒業後の話なのかな?
そもそも沢北ってポイントガードもやるのか…。
流川以上にパス出さなそうだけど。
THE FIRST SLAM DUNKのFIRST(ファースト)の意味は?続編はある?
結局リョータが主役で、ポジション1番(ポイントガード)って意味だったんですかね?
でも続編あるのかな?
それ行くと次は三井の2番が主役のセカンドですけど、パンフレット見るとあんまり書いてこなかった宮城を主人公にしたかったって言ってる。
そして、初めてのSLAM DUNKとして作ったらしい。
初めてのSLAM DUNKって意味のファーストと宮城のポジションファーストの意味ってだけで続編はなさそうだな。
山王戦を他のスタメン主役にして残り4作作るって現実的じゃないもん。
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