非業伝小説感想
なんか悲惨と悲報がそこまでじゃなかったから鼻ほじりながら読んでたけど、
今回は結構面白かった。
ので感想書きます。簡潔に。
ところで「心なき少年の、非業の死」ってなんだったんですかねぇ…。
悲惨伝
主人公死亡。魔女登場。
悲報伝
因縁の対決。愛媛VS高知!
の裏側の話が「非業伝」でした。
[densetsu]非業伝の手袋鵬喜
2巻に渡りほぼ放置プレーされていたヒスでちょっとメンヘラ入ったこの子がなんか主役っぽくなってた。
どうやら、手袋は悲鳴伝に出てきた奴らと関係があった模様。
主人公が悲鳴伝で勧誘される1年前に、地球撲滅軍から勧誘されていたのだ。
勧誘に来たのは主人公と同じく「寸刻み」と「茶飲み話」
まさか、またこの二人が出てくるとは思わなかった。過去編だけど。
そういえば最初剣藤さんはコミュ症なんてレベルじゃなかったな。忘れてた。
この時に地球撲滅軍以外からも、絶対平和リーグからも勧誘され、結局地元を選んだ手袋。
そもそもこの子が選ばれた理由が、大いなる悲鳴で「自分に関わった人間全て全滅したこと」。
本物のアカン奴である「グロテスク」には及ばないけど、ストロークも空々くんの鏡のような存在にされてきてる気がする。
つまり今んとこ最下位どころか魔人ブウ編のヤムチャくらい役に立たない感じになっていた手袋が…勝利?
非業伝の魔法熟女爆誕!
左右左危(ひだり うさぎ:30代前半)と氷上竝生(ひがみ なみうみ:20代後半)が四国に到着したぜ。
そして魔法少女「左右左危(30)」と、魔法少女「氷上竝生」の誕生だーーーッ!!
い、いやまて。
なんちゃって女子校生物のAVをよく見る僕としてはこれは意外とアリなのでは。アリアリなのでは。
そんなことはどうでもよくて、この二人が出てきたことでさらに明かされる新事実。
「魔女」はかつて地球に滅ぼされた。
四国にバリアを貼っているのは最初の魔法少女「キャメルスピン」(これもどうやら人間ではないらしい)。
色々わかっていく中、今までサブキャラだった、手袋と熟女の3人の凸凹トリオが誕生したった。
風・土・木・火
この巻で「風・土・木・火」を全て一回相手にする手袋と熟女の3人。
木にはシアーハートアタックで逃げ切った。
わたしは『生きのびる』……平和に『生きのび』てみせる。
わたしは20代後半で魔法少女の格好しているとう『サガ』を背負ってはいるが…
『幸福に生きてみせるぞ!』
実は氷上さんの能力「炎血」は高温だけでなく低温も操れるらしい。
爆破までできるとは…。ジョジョ4部のラスボスになれる器だったか。
風は、完全に一人だけクールビューティになってる。誰かがそうなれてないからか。
見逃してくれた。スペースさんマジかっけえっす。
土には移し撮りの魔法で逃げるんだよォーーッ!
普通は土を操るなんて魔法をスキルハントするだろう。
だが、手袋は逆に「飛行」を倍プッシュしたッ!!
そして一難さってまた一難ぶっちゃけありえない。
飛行が早すぎて満身創痍の三人に最強の炎が!
四国全土を巻き込みかねない炎をどうするのかといえば、これまた倍プッシュだ!
これにはッ! 勝てるかなッ!! スパートッ!!
『炎血』プラス『ナッシングバット』 二刀流ッ!
炎VS炎は炎血に炎の写し撮りを重ねがけして引き分けた…。
主人公
一向に出てこないどころか名前すら呼ばれない主人公。
呼ばれても「英雄君」、「グロテスク」、「年下の上司」とか。
と思ったら最後の最後で出てきやがった。
英雄気取りか。
ついに、役者が全て揃って次回は「非録伝」!
うん。50Pくらい読んだ当たりで続くとは思ってたよ。
一番この回でよかったのは、「寸刻み」と「パンプキン」の悲鳴伝ラストのほうであった亡命しようとした時の電話の内容かな。
何勝手に死んでんだ。馬鹿。のあたりがいいよね。