紅の豚を何回も見てるけど改めて感想書く

Last Updated on 2024年4月18日

飛ばねえ豚は ただの豚だ

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となりのトトロに続いて、紅の豚を視聴しました。

前述致しましたが、紅の豚は私のマイベストジブリ。
頂点は常に一つ。つまり、アルティメットシィング(究極生命体)なのであります。
カーズ=豚と言っても過言ではありません。

今回視聴したのは、数多いジブリ作品の中で何故紅の豚が好きなのか
確認するということも踏まえていると言ったところです。

まず、雰囲気。
これですね。改めて見て思いましたが、他のジブリにはない大人が好き勝手やってるんだけどどこか誇りがある。
そんなやんちゃな大人の世界。
もっと言えば「男の世界」

これがボクが豚好きな所以です。

「男には地図が必要だ。 荒野を渡り切る心の中の“地図”がな」

いや、上はジョジョのグレゴリオ・ツェペリのセリフなのでアレなんですが、
まさにそういうこと。

飛空艇乗り達は皆地図を持っている。
豚もアメリカ野郎ことミスター・カーチスも、フィオとツーショット撮るために他のモブを蹴り飛ばしたおっさんも
みんな 荒野を渡り切る心の中の“地図”を持っているのです。

漢なら憧れるよなー。あーいう生き方は。
オレもこう生きたいぜ。男の見本です。

これは、ジブリ全体に言えることだけど、背景と音楽が本当に素晴らしいです。

空も海も朝焼けも夕闇も雲も雰囲気を作り出し、
久石譲の音楽もバッチシはまってくるわけです。

中でもマルコとジーナのテーマは格別。

しかし、ポルコロッソさんはどちらを選んだのでしょうか。

恐らく両思いと思われる、幼なじみっぽいジーナさんか。
キスで人間に戻してくれたフィオか。

まあ、どちらも選ばなかったんだろうな。
このクールな豚野郎オブ紳士のことですから。

GN125のエンジンがかからない時のオレのセリフは決まって
「頑張れエンジンちゃん」。

豚と違ってオレのエンジンちゃんは言うこと聞かないのだけれども…。